【番外編】ローチケ演劇部員のロンドン旅行記<4日目>

こんにちは、ローチケ演劇部員(有)です。

ロンドンに滞在していた演劇部員がロンドンの様子をお伝えします。(最終日の更新が遅くなってしまいました…)今回は最終日。ハッピーホリデー、日曜日です。

 

最終日ということで、せっかくロンドンに来たならシリーズ「フル・ブレックファースト」と「フィッシュアンドチップス」を食べてみることに。

イギリスは食べ物が美味しくないというイメージがありますが、現地で食べたものは全部おいしかったです。ミュージカルを観るついでに、ロンドンに来たら是非色々食べてみてくださいね。

さて、本題のミュージカルは「Matilda」。ウエストエンドでは日曜日はほとんどのミュージカルが休演日となっていますが、その中で15時に公演を行っていたのがこのミュージカル「Matilda」です。

大変に愚かな両親の間に生まれてしまった天才少女マチルダが、両親や学校の非情な校長先生と戦いながら、担任のハニー先生と仲を深めていくというストーリ-。

まず驚いたのは、セットがとっても素敵なこと。ロングランだからこそできる、凝った装飾にはテンション上がってしまいました。

作品としては、両親、先生のとんでもぶりがずば抜けていて印象的でした。なんと、生徒の頭をつかんで砲丸投げよろしく空高く放り投げるようなシーンも。でもやっぱり悪役は愛されるのですね、カーテンコールでは熱狂的な歓声を受けていました。

 

また、マチルダ役の女の子の声量、長台詞には感服。朗々と語り、真顔で歌を歌い、そしてその声の透明なこと。まさに多くの子供たちの中から選ばれたスターキッズでした。

舞台上にも子供たちは多かったですが、客席にも多くの子供たちが。アラジンよりも多かったかもしれませんね。日曜だったからということも理由としてありそうですが、やはり同年代の子供たちの活躍は、子供たちにいい影響を与えるのかもしれません。たまたま前に座っていた父と息子の親子ペアに、Matildaのセットをバックにして写真を頼まれました。

 

子供たちがたくさん出演していることもありツアー公演も難しいと思いますので、本場ニューヨーク、ウエストエンド以外ではなかなか見ることのできない貴重な作品だと思います。是非現地に行って観劇してみてください。

 

観劇後には、演劇の聖地、シェイクスピアのグローブ座を訪問。本当に丸い!資料や映画で観ていたものがそこにあり、感動です。今回は時間がなかったので中には入れていませんが、ツアーなどもある様子。次回は是非参加して中を観てみたいと思います。

 

さて、最終日までかなり間が空いてしまいましたが、これで旅行記は最後です!

長らくお付き合いいただきまして、ありがとうございました!

 

※お財布ですが、なんと優しい女性が拾って届けてくださいました。現金は抜かれていましたが、その他は無事。大きな実害なく何とか過ごせました。イギリスの優しいお姉さん、ありがとう!ロンドン最高!

 

ローチケ演劇部員