村上虹郎・森崎ウィン
ミュージカル初主演を控え、今の心境を語る！

11月29日（金）、世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本キャスト版Season2（2020年2月1日（土）～2020年3月10日（火）上演）の囲み会見が行われ、主役のトニーをダブルキャストで演じる村上虹郎と森崎ウィンが出席した。村上はミュージカル初挑戦にして初主演、森崎もミュージカル初主演となり、それぞれに気合十分。12月から始まる稽古を前に、抱負を語った。 IHIステージアラウンド東京は、現在Season1が絶賛上演中。約1,300人もの観客を乗せて360°回転する円形客席を劇場の中心に配置し、その周りをステージと巨大なスクリーンが取り囲む斬新で壮大な劇場システムで上演される“ステージアラウンドバージョン”の「ウエスト・サイド・ストーリー」に話題が集まっている。
Season2は村上、森崎のほかにマリア役で宮澤エマと田村芽実が、アニータ役でMay J.と宮澤佐江が、リフ役で上口耕平と小野憲章が、ベルナルド役で渡辺大輔と廣瀬友祐がそれぞれダブルキャストで出演し、実力のある豪華な出演者が顔を揃えている。 また、囲み会見に先立ち村上と森崎はTBS Twinkle Sacas赤坂冬祭り（11月29日（金）～2020年1月13日（月・祝））のイルミネーション点灯も行い、冬の夜を美しく彩る赤坂の新名所で「ウエスト・サイド・ストーリー」の成功を誓った。

【Season2出演者コメント】
■トニー役：村上虹郎（Wキャスト）
トニー役に決まったと聞いたときは、ホントに僕でいいのかと思いました。宮野真守さんたちが演じられているシーズン１を見て、少しずつ自分もトニーを演じる実感がわいてきているところです。ウィン君は歌も踊りもやっていますし共演者の方々もミュージカルの方が多いんですが、僕はミュージカル自体が初めてなので全てが楽しみです。これから稽古場に立って共演者と時間・空間を共にしてみないとわからないことはたくさんあります。ただ、歌って踊って演技をするということが今から楽しみです。
ステージアラウンドという劇場は凄くエネルギーが必要な劇場です。出演者の動く範囲がハンパではないので体力をつけなければと思っています。
クリスマスは例年特に意識したことはないですが、稽古をしていると思うので、稽古場でウィン君と２人でクリスマスソングを歌おうと思います（笑）
ミュージカルといえば「雨に歌えば」か「ウエスト・サイド・ストーリー」かというくらい誰でも知っている歴史あるこの作品を、世界に２つしかない３６０度回転する劇場で、無我夢中でガムシャラに頑張ります。劇場でお待ちしております！！

■トニー役：森崎ウィン（Wキャスト）
初めてのミュージカル主演ですし、これだけの公演数を舞台でこなすのも初めてです。決まったときはうれしさもありましたがプレッシャーも感じました。歴史的で世界中で愛されているこのミュージカル、その日本版の主役に選ばれたのは栄誉なことです。その重みを日に日に感じてきています。２月の本番にむけて今からのどの調子の様子を見ています。
ステージアラウンドは客席が３６０度回転する特殊な劇場なので、裏導線を何度見ても自分がどこにいるのかわからないです（笑）。でも、先日ビジュアル撮影をした際に“回る”経験をしたんですが、これが楽しくて、早く本番で体験したいです！
虹郎くんと同じ役でプレッシャーはあるのですが、プラスにとらえています。自分と同じ役を同時に別の方が演じる姿を見られる機会は滅多にないので虹郎君のトニーが楽しみです！
クリスマスの時期になると、自分でプレイリストを作って現場に向かう車の中でクリスマスソングを聴いています。ちょっと切ないですが（笑）、クリスマスソングが大好きなので毎年やってますね。