衝撃のロックミュージカル『bare – ベア』日本版、待望の再再演が開幕!
演出の原田優一、初日キャストの安井一真、田村良太、増田有華、北翔海莉よりコメントが届きました。
あわせて開幕前に行われたゲネプロの写真を掲載します!
◆原田優一(演出)
2020年版bareの初日を迎えることができました。演者でいる時よりも、演出として客席にいる時の方が遥かに体力気力を使います。ただ、なによりも信頼できるキャスト・スタッフの皆さんがいるからこそ、楽しんで観ることができています。今回もそうでした。全てのキャラクターに共感できたのがその証だと思います。是非、劇場に足をお運びくださいませ。
◆安井一真(ジェイソン役)
初日ご来場頂いたみなさま本当にありがとうございます。初のミュージカルでこの作品に携われた事を凄く嬉しく思います。始まる前は凄く緊張していたのですが…やはりジェイソンを演じていると不思議と緊張も消えていきました。後半につれどんどんジェイソンとしてボロボロになっていくのですが、実際も最後のほうは意識がふわふわとしていて…カーテンコールで皆様から頂いた拍手に「あー今初日が終わったんだ」と無事な感覚に…。トリプルカーテンコールとスタンディングオベーション本当にありがとうございました。この気持ちを胸に千秋楽まで駆け抜けます!
◆田村良太(ピーター役)
僕にとって大切な作品「bare」の再再演がついに幕をあけました。僕だけでなくキャスト、スタッフ、そしてたくさんのお客様に愛されています。今、観劇を迷ってる方がいたら是非観ていただきたいです。一度見れば何故この作品がここまで愛されているのか納得していただけるはずです!
◆増田有華(アイヴィ役)
遂に初日が開きました!
約4年ぶりにこうしてまたアイヴィを演じられることを嬉しく思います。何度見ても、何度聴いても、心揺さぶられるこの作品を、たくさんの方に見ていただきたいです。Wキャストもお見逃しなく!最後まで駆け抜けていこうと思います!
◆北翔海莉(シスター・シャンテル役)
原田優一さんの演出ということで、出演をお受けしました。作品的には、それぞれのキャラクターの人間模様のかなり重いシーンが続きますが(笑)わたくしが演じるシスター・シャンテルの役の登場の時は、いつも太陽の光が射すような、明るくユニークで、そして愛情たっぷりの厳しさで(笑)生徒達を導いていけるようにと心掛けています。ご来場のお客様の心にも太陽の光が射すよう、舞台からパワーを送ります!!
【STORY】
全寮制のセント・セシリア高校。
校長でもある神父の言葉が響くミサでは、卒業を間近に控えた生徒たちが祈りを捧げている。
平凡な生徒ピーターにはある秘密があった。それは、学校一の人気者であるジェイソンという同性の恋人がいること。いつかは自らを-bare-さらけ出し、愛し合いたいと強く願っていた。
学内の演劇公演のためのオーディションがシスター・シャンテルによって開催され、美しいアイヴィ、ジェイソンの双子で皮肉屋のナディア、主役を狙うマットも参加し、配役が決定する。リハーサルが開始されると、ピーターの気持ちはより強いものとなっていく。ドラッグと酒でトリップするパーティーの中、気持ちが募るピーターはジェイソンとキスを交わすが、それをマットに目撃されてしまう。社会、親、友人の目を怖れるジェイソンは自身のイメージを守るため、ピーターを突き離しアイヴィと一線を越えてしまうのだった。
-bare-になることを求めた彼らの心が絡み合い、そしてついに、一つの終焉を迎える…
オフブロードウェイ・ミュージカル『bare‐ベア‐』
©ショウビズ 撮影:矢野智美