『ピーターパン』2020年公演 ピーターパン役は吉柳咲良が続投、フック船長に松平健

ホリプロ創業60周年 × ピーターパン 上演40年目
新演出版上演 ピーターパンが大リニューアル!!
パワーアップして池袋に初めて舞い降りる

 

美しい音楽と感動のストーリー
最高のファンタジー・ミュージカル、『ピーターパン』

2020年、株式会社ホリプロが創業60周年、そしてピーターパンの公演は、40年目を迎えます。
このアニバーサリーイヤーに、ピーターパンを演じるのは、今回で4度目のピーターパン役への挑戦となる吉柳咲良。映画『天気の子』『初恋ロスタイム』、舞台『デスノート THE MUSICAL』と話題作に次々と出演し、更なる飛躍が期待されます!そして、フック船長を演じるのは、松平健!コンサートやディナーショー、そして数々のミュージカルの名作に出演してきた彼が、満を持してフック船長を演じます。演出には、2014年読売演劇大賞大賞・最優秀演出家賞を受賞、また17年に初めてのミュージカル演出をした『パレード』でもその類まれなる才能が注目され、これからの演劇界を牽引していく森新太郎が、「ピーターパン」に初挑戦致します。

 

【コメント】

■ピーターパン役:吉柳咲良
ピーターパン役を務めるのは4回目になりますが、今回、森さんの演出によって生まれ変わるということで、私も新たに一からという気持ちで臨みます。勿論これまでの3年間、ピーターパンで培ったことは体が覚えていますし、自分の大きな支えになるだろうと思います。だから、頭ではいったん全て忘れて、役や物語についてもう一度しっかり考えていきたいです。森さんからは「かなりしごくと思う」と宣言されていますが(笑)、すでに覚悟はできています!今回共演する松平健さんについてビジュアル撮影の時に初めてお会いしたのですが、とにかく迫力がすごくて、目力と殺陣の鋭さに圧倒されました。剣を向けられると怖かったです(笑)。でもピーターとして、フック船長に負けるわけにはいかないので、ウェンディを守れるような逞しいピーターの姿を劇場でお見せできるように頑張ります。■フック船長/ダーリング氏役:松平健
今回のお話は森さんから直接いただいたのですが、「大人も楽しめる『ピーターパン』にしたい」という言葉が特に印象に残っています。子どもだけじゃなく、我々もウキウキするような、夢のある舞台に仕上げていきたいですね。フック船長は、本人は真面目にやっているのに、それが周りからはおかしく見えてしまう人物(笑)。悪役とはいえ愛嬌のある、みんなから愛されるフック船長になれるよう頑張ります。
今回共演する吉柳咲良さんについて撮影の時には怖がらせてしまったようだけど(笑)、強そうに見えて、そんなに強くもないですからね。それにピーターは、フックと違って空を飛べるんだから大丈夫(笑)。もう3年もやっている彼女のピーターに、新たな風をどう吹き込めるか、楽しみにしています。■潤色・訳詞:フジノサツコ
1904年、『ピーター・パン』の物語はロンドンで誕生しました。作者のJ・M・バリが演劇的なさまざまなアイディアを盛り込み、世紀を越えて世界中で愛され続けている作品です。時計を飲み込んだワニや妖精、犬時計を飲み込んだワニや妖精、犬に代わって犬小屋で寝る人間、ほかにも空中を飛ぶ子どもたち。ユーモアに富み、そして、永遠にそこへとどまることはできない無邪気であどけなかった“幼年時代”への憧憬が描かれています。少し風変りで、幻想的なお話をこの夏、ミュージカルでお楽しみ下さい。

 

■演出:森新太郎
元々ファンタジーが好きで、『ピーターパン』もいつか演出してみたいと以前から思っていました。作者のバリは公園での子供たちとの“遊び”をきっかけに、この物語を生み出しました。それに倣って私も、俳優たちと舞台上で思う存分に遊び、人形や影絵など様々な表現を駆使して、めくるめく想像力の世界を出現させたいと思います。従来の作品ファンの方はもちろん、自分には縁がないファミリー・ミュージカルだと思ってきた方にも、ぜひ足をお運びいただきたいですね。躍動感あふれる『ピーターパン』をお約束します!


〇吉柳咲良さんに期待すること

彼女のピーターは1年目から観ていますが、実年齢が近かった時よりも、今のほうがずっとのびのびと演じられると思うのです。髪の毛や爪の先にまでパワーをみなぎらせて、観る者すべての心をメロメロにしてしまうほどの天衣無縫な少年を目指してもらいたいと思います。


〇松平健さんに期待すること
フック船長は大悪党にもかかわらず、登場人物の中でいちばん愛嬌が必要とされる役。松平さんのフック船長をもう何が何でも観たかったので、直談判しに行きました。受けていただき、本当に夢のようです。チャーミングに、エレガントに、そしてハチャメチャに舞台上で大暴れしていただけるはずです。

 

全ての子供たちと、大人になってしまったかつての子供たちに、
大切な気持ちを思い出さ
せてくれる、美しい音楽と感動のストーリー。
★★★夏はやっぱり、ピーターパンを観るしかない!!★★★

【ストーリー】
ロンドン郊外に住むダーリング家の3姉弟の部屋にある夜、失くしてしまった自分の影を探しにピーターパンがしのびこみました。見つけた影が体につかず泣いていると、一番上の姉のウェンディが縫い付けてくれました。ウェンディはお話を
たくさん知っていて、ピーターパンはいろいろなお話を聞きたくてたまりません。ウェンディと2人の弟、ジョン、マイケルにピーターは妖精の粉をかけ、4人とティンカーベルは、いつまでも子供でいられる“ネバーランド”へ出発しましたネバーランドでウェンディたちは、ピーターや母親とはぐれた迷子たちと楽しい時間を過ごします。タイガー・リリー、インディアンたちとは、熱い友情を誓いあいました。しかし楽しい時はあっという間。ウェンディたちはお母さんが恋しくなり、家へ帰ることを決めるのです。フック率いる海賊たちは、自分たちの「お母さん」にしようと、帰ろうとしたウェンディを捕えます。
それを知ったピーターパンは、ティンカーベルとともに海賊船へむかい、リリーたちの助けを得て、ウェンディを救います。
海賊との激しい戦いの末、いよいよお別れのとき。ピーターはウェンディに「春の大掃除の季節にはきっと迎えにいくよ」と約束をします。しかし時が過ぎ、待ちつづけたウェンディも、もう子供を持つ親となっていました。そこへ、またピーターが飛んでやってくるのですが…