日英共同企画の新作ミュージカル『イリュージョニスト』キャストに三浦春馬、海宝直人、愛希れいか、栗原英雄、濱田めぐみ。2020年12月~2021年1月、世界初演!

2020年12月から2021年1月にかけて、東京・日生劇場にて、新作オリジナルミュージカル『The Illusionist-イリュージョニスト-』の上演が決定!本作品は、英国プロデューサーと梅田芸術劇場が共同で企画し、東京にて世界初演となる新作オリジナルミュージカル。

原作は、ピューリッツァー賞受賞作家、スティーヴン・ミルハウザーによる短編小説『Eisenheim the Illusionist(幻影師、アイゼンハイム)』で、2006 年にはエドワード・ノートン主演にて映画化(2008 年日本公開)。ウィーンを舞台に、天才幻影師と公爵令嬢の禁断の愛、傾国の危機が迫るオーストリア皇太子の苦悩、嘘と真実に翻弄される人間模様を、巧みなストーリー展開と華麗なトリックで描き話題となりました。

英国の演劇プロデューサーで、ウエストエンドのヒットメーカーとして名高いマイケル・ハリソンとのタッグで、脚本は、アウター・クリティックス・サークル賞の脚本賞にもノミネートされたピータ ー・ドゥーシャン、音楽はロンドンで最も注目される若手作曲家マイケル・ブルース。そして演出には、ミュージカル『タイタニック』、『グランドホテル』、『パジャマゲーム』等、日本でも定評のあるトム・サザーランドと英国演劇界の実力派スタッフが揃います。

世界初演となるキャストには、主役の幻影師(イリュージョニスト)アイゼンハイム役に三浦春馬、皇太子役に海宝直人、公爵令嬢ソフィ役に愛希れいか、ウール警部役に栗原英雄、興行主ジーガ役を濱田めぐみと日本を代表する豪華キャストが集結。

出演者コメント

三浦春馬(アイゼンハイム役)
驚きを何度もくれる台本を読み、記憶に残りつい口ずさんでしまう楽曲を聴き、新たな名作のクリエーションに立ち会える事、身が引き締まる思いです。キャストの皆様とは以前から共演出来ることを強く心待ちにしていたので、とても嬉しいです。親切で豊かな創造性を持ち合わせたトム・サザーランドさんの力強い指揮のもと、スタッフキャスト一丸となって日本から皆様に愛され続けるミュージカルを作って行きます!

海宝直人(皇太子役
世界初演となる今回の公演に参加させていただけること、演出のトム・サザーランドさんをはじめとする海外クリエイタ ーチームの皆さん、そして素晴らしい共演者の皆さんと新作を作り上げられること、とても光栄に思います。映画では映像技術を多用していたアイゼンハイムのイリュージョンを舞台上でどのように表現するのかワクワクしながら想像を膨らませています。皆様どうぞ、お楽しみに!

愛希れいか(ソフィ役)
この度、ミュージカル『イリュージョニスト』にソフィ役で出演させて頂きます。世界初演の作品に携われることを光栄に思います!演出家のトム・サザーランドさんが作り上げる世界観が今からとても楽しみです。精一杯努めて参りますので、宜しくお願い致します。

栗原英雄(ウール役
主人公アイゼンハイムを演じる三浦春馬くんをはじめ素晴らしいキャストの皆様との共演にワクワクしております。舞台は 19 世紀末、ハプスブルク帝国末期のウィーン。アイゼンハイムと彼を取り巻く人々の美しく神秘的な人間物語。正義とは真実とは真の愛とは…。様々な謎に迫る、ウール警部を演じます。皆さん一緒に舞台上で起こる謎を解明しましょう!劇場でお待ちしています。

濱田めぐみ(ジーガ役)
とにかく何もかもが想像を遥かに超えた舞台になると思います。初の試みを随所に盛り込み、出演者である私達でさえいまだに未知の世界に迷い込む心持ちです。舞台なのにイリュージョンの要素もあり且つストーリーもあり、幕開きから終盤まで一気に夢の時間を過ごせる事間違いなしです!

クリエイティブスタッフコメント

ピーター・ドゥーシャン(脚本)
この新作ミュージカルの初演を迎えられることを、とても楽しみにしております。そして、初めてご覧になるのが日本のお客様であることを大変嬉しく思います。私たちは、ロマンスとサスペンスに溢れたこの作品の創作に、全力を注いできました。歴史上のとある瞬間を覗くことができ、驚くほど現代にも通ずる物語です。そして、これほど素晴らしいキャストの皆様に演じていただけることは、大変幸運なことだと思っております。

マイケル・ブルース(作詞・作曲)
東京で『イリュージョニスト』が世界初演を迎えることを、大変光栄に思います。初めてこの作品の登場人物を演じていただくのは、これ以上ない素晴らしいキャストの皆様です。19 世紀末のウィーンを舞台にした「奇術」と「見せかけ」の輝かしい世界を、日本のお客様にお見せできることがとても楽しみです。真実、権力、そして幻影を巡る普遍的な争いについてのスリリングな物語を是非ご覧ください。

トム・サザーランド(演出)
私にとって日本は、第二の故郷のようになりました。その日本に、『イリュージョニスト』の世界初演を作り上げるために再びお呼びいただけることを大変嬉しく思います。これまで、数々の素晴らしいミュージカルを日本で再演させていただきましたが、今度は日本のお客様に、新しいものをお届けできることがとても楽しみです。この魅惑的な物語を初めて舞台化するにあたり、世界レベルのキャストとクリエイティブ・チームが集まりました。皆様を、19 世紀末ウィーンにおけるスリリングなイリュージョンとマジックの世界へお連れいたします。

ストーリー

舞台は 19 世紀末、ウィーン。栄華を極めたハプスブルク帝国の斜陽。イリュージョニスト・アイゼンハイム(三浦春馬)は、興行主ジーガ(濱田めぐみ)と共に世界中を巡業していた。ウィーンでの公演中、偶然にもアイゼンハイムは幼い頃恋心を寄せ合 った公爵令嬢、ソフィ(愛希れいか)と再会する。だが、ソフィはオーストリア皇太子レオポルド(海宝直人)の婚約者となっていた。傾国の危機を救うために、過激な思想に傾倒する皇太子。ソフィはそんな皇太子の熾烈な正義感に疑念を抱いていた。ひそかに逢瀬を重ね、変わらぬ愛を確かめ合うアイゼンハイムとソフィ。だが、二人の密会を知った皇太子は、怒りのあまり剣を手にソフィの後を追う。その夜、ソフィは死体となって発見される。事件の真相を探るウール警部(栗原英雄)は、様々な証言から徐々にソフィ殺害の深層に近づいて行く…。目の前に見えているものは果たして真実か?それとも虚偽なのか?