公演迫る★不朽の名作の日本オリジナル版が20年の時を経て再演!ミュージカル『ローマの休日』博多座公演 取材会レポ★朝夏まなと

博多座2021年の幕開けは永遠のラブ・ロマンスでスタート!

 

ミュージカル『ローマの休日』が、1月1日から1月12日まで博多座にて上演される。1953年、オードリー・ヘプバーン主演映画として製作された『ローマの休日』は、永遠のラブ・ロマンスとして多くのファンに愛される作品。1998年に、アン王女役に大地真央、ジョー・ブラッドレー役に山口祐一郎を迎えて世界で初めてミュージカル化された本作が、2020年新キャストを迎え装いも新たに生まれ変わった。10月の東京・帝国劇場での公演も終えた11月某日、Wキャストで主人公のアン王女を演じる元宝塚トップスターの朝夏まなとが来福し、取材会を開いた。
およそ20年ぶりの再演ということでも注目されているミュージカル『ローマの休日』。宝塚歌劇団の大先輩にあたる大地真央からアン王女役を引き継いだことへのプレッシャーはなかったのか気になるところだ。
「オファーを頂いた時には映画のあの役を演じられるんだ!という嬉しい気持ちが最初にありました。でも、今年の8月に帝国劇場で行われた「ザ・ミュージカルコンサート」の出演で大地さんとご一緒させていただいたときに、『日本発のミュージカルを受け継いでいって欲しい』とお話をされているのを聞いて、そうか!受け継ぐ立場なんだな…と改めて大役を果たすことへの責任を感じましたね」

今年は新型コロナウィルスが数々の影響を与え、演劇界も公演中止を余儀なくされた作品が頻発していた中、本作の稽古も感染拡大防止を考え細心の注意を払い行われたようだ。

「みんなマスクをして歌ったり踊ったり、ソーシャルディスタンスを保ちながらの稽古でした。ここで手を繋ぐのは大丈夫か?とか、近い距離の時には向かい合うのはいいのか?一人は正面を見て、一人は横を見る…といった工夫を皆で考えながら進めていましたね」と当時の様子を話す。そして無事に10月に帝国劇場での幕を開けることが出来た。

新型コロナウィルスの影響による自粛期間中には自宅でバレエのレッスンを欠かさず行い、舞台再開へ向けて準備をしていたというが―

「自粛期間が明け、お客様が入っての舞台は、まずはコンサート形式の公演、そしてミュージカルの公演となりました。アメリカやイギリスではまだ出来ていないことが日本では出来ている。久しぶりにステージに立った時、お客様と同じ時間を共有できることが好きだったんだな~と実感しました」

と、自身の舞台への思いを噛みしめるように語っていた。

 

そしていよいよ12月の名古屋公演に続いて1月の博多座公演へ。博多座ではこれまで何度も舞台に立った経験がある朝夏だが―

「博多座に来ると帰ってきた気分になります。九州の方、特に博多の方はお祭り気質というんでしょうか、皆で盛り上がろうという熱い方が多いので、(公演のある1月は)寒い時期ですが気持ちは熱く、暖かくなります」

と、佐賀出身の彼女にとって同じ九州での公演は地元意識が強くなるのだろう。記者から3年連続1月に博多座での舞台に立つことになるという話が出た際には、「1月公演、恒例にしてもらっていいですか?(笑)」と関係者に声をかけておどけてみせた。

今回の再演では、楽曲にも新曲が追加され、演出面でもバージョンアップが図られているそう。20年前に観た人にも楽しんでもらえるものになっているということで、さらに期待も膨らむ。華やかな気分になれること間違いなしのミュージカル『ローマの休日』で、新年のスタートを切ってみては?

チケットは好評発売中。詳細は下記の公演概要よりご確認ください。