丸美屋食品ミュージカル『アニー』夏の東京公演初開催決定!

涙をのんだ春の東京公演。夏に向けて希望をつないだ国民的ミュージカル「アニー」が東京に帰ってくる!

春の東京公演(新国立劇場 中劇場)では4月24日の初日に向けて稽古を重ね、劇場でのリハーサルも繰り返し行っていたが、いよいよ開幕という時に、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言が発令され、初日1日限りで公演中止となった。出演者・スタッフとも一丸となってこの1日限りの公演に向き合ったが、公演終了後は無念の涙を流した。
また、4/25以降の公演のチケットを購入した多くの方から、応援の言葉とともに、東京公演開催のリクエストがあった。
夏に東京公演を開催するのは初。また東急シアターオーブでの開催も初めてとなる。
感動を呼んだ春の東京公演と同じく、シーンを厳選し、内容を凝縮してクオリティと感染症対策を両立させた90分(休憩なし)の特別バージョンで上演する。
昨年の全公演、そして春の公演と中止が重なったが、その中でも希望を持ち続け、本作品の「未来を信じて、あきらめない」というメッセージを伝えようと前を向く出演者たちを、劇場で応援しよう。

 

ミュージカル『アニー』

本作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカルです。
同年のトニー賞において、作品賞をはじめ7部門を受賞し、現在も世界各国で上演され続けています。日本公演は、日本テレビ主催で1986年にスタートした初演から上演を続け、全国で180万人を超えるお客様にご覧いただき、今回で36年目を迎えます。

 

出演者

アニーは個性と実力を兼ね備えた2人、荒井美虹(あらいみく)&德山しずく(とくやましずく)が演じ、合わせてオーディションで選ばれた魅力あふれる12名の孤児役がWキャストで2公演づつ出演いたします。
子供たちはもともと昨年2020年の公演のために2019年秋のオーディションで選ばれ、稽古を行ってきましたが、昨年の公演が新型コロナ感染症の拡大のために全公演が中止となっておりました。
休校や外出自粛など閉塞感のある1年も夢を諦めず、今年再会し、春の公演に向けて稽古を続けていました。
大人キャストには、2017年公演より4年連続出演となるウォーバックス役の藤本隆宏、ハニガン役には山田和也演出で3年ぶりの出演となるマルシア、グレース役には劇団四季出身で『オペラ座の怪人』クリスティーヌ役など数々の主演を務めた笠松はる、ルースター役には栗山航、リリー役には河西智美と、人気と実力を備えたメンバーが集結しています。(なお、ダンスキッズは夏の公演には出演いたしません)

 

ストーリー

舞台は1933年、世界大恐慌直後、誰もが希望を失っていた真冬のNY。
そんな中、どんな時も夢と希望を忘れないひとりの少女がいました。11歳の赤毛の女の子、アニーです。
彼女はいつか本当の両親が迎えに来ると信じて、孤児院で暮らしています。
ある日、ふとしたきっかけでアニーは、大富豪オリバー・ウォーバックスの自宅で休暇を過ごすことに。
前向きなアニーに魅かれたウォーバックスは、養女にしたいと考えますが、本当の両親のことが忘れられないアニーのために、懸賞金をかけてアニーの両親を探そうとします。しかしなかにはお金を目当てに悪巧みをしている人物もいて・・・。
はたして、アニーは本当の両親を探し出すことができるのでしょうか?