3月に東京国際フォーラム ホールCにて上演されるミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』。本日12月22日(水)より開始となった一般発売にあたり、作品のメインビジュアルが公開された。また、堀内敬子(ミセス・ジョンストン役)が歌うテーマ曲「Tell Me It’s Not True(ただの物語)」をのせたプロモーション映像も到着。
1983年ロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で愛されているミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』。
甘美で躍動的な音楽が描くこのスリリングな作品はローレンス・オリヴィエ賞作品賞に輝いたことでも知られている。日本でも1991年以来、繰り返し上演されてきた名作だ。
二卵性双生児として生まれた二人の男の子。一人は裕福な家庭に引き取られ、もう一人は実の母親と貧しさの中で暮らしていた。正反対の環境で育った二人はお互いが双子であることを知らないまま、人生を通して固い友情を育んでゆく。共にいたずらをした無邪気な子供時代、恋や夢に溢れたまばゆい青春の日々…。
血のつながりが生む数奇な人間模様は、観る者を捉えて離さない!
今回公開されたメインビジュアルには、生まれてすぐに別れ別れになってしまったミッキー(柿澤勇人)とエドワード(ウエンツ瑛士)の双子(ふたり)と幼なじみで最終的に悲劇を生んでしまうリンダ(木南晴夏)のトライアングルが象徴的に描かれている。リバプールの街並みを背景に、それぞれの想いを基に佇むキャラクターたちが織り成す社会派人間ドラマを彷彿させる仕上がりになっている。
プロモーション映像に使用されている、堀内敬子が歌う劇中歌「Tell Me It’s Not True(ただの物語)」のフルバージョン及び、柿澤勇人&ウエンツ瑛士が歌う「Long Sunday Afternoon(長い長い日曜日)」は来年ホリプロステージYoutubeチャンネルにて公開予定。
あらすじ
ロンドン郊外で双子の男子が誕生した。双子の一人であるエドワード(ウエンツ瑛士)は裕福なライオンズ夫妻(一路真輝&鈴木壮麻)に引き取られ、もう片割れのミッキー(柿澤勇人)は、実の母親ミセス・ジョンストン(堀内敬子)と兄サミー(内田朝陽)のもとで貧しくも逞しく暮らしていた。正反対の環境で育った二人はお互いが双子であることを知らないまま、7歳で出会って意気投合し義兄弟の契りを交わす。しかしミセス・ライオンズは我が子エドワードを実の母親にとり返されることを恐れ、ライオンズ一家が転居。エドワードとミッキーは今生の別れをしたはずだった。そのうちミッキーの家が取り壊しとなり、移り住んだ先は偶然の家の近く。
15歳になった二人は再会し、固い友情を育むようなる。エドワードとミッキー、そして幼馴染みのリンダ(木南晴夏)は恋と希望に溢れた青春の日々を謳歌する。しばらくしてエドワードは大学に進学。ミッキーは工場に勤め、リンダの妊娠を機に結婚。大人として現実を生きはじめた二人の道は大きく分かれていった。不景気により失業したミッキーは、ついに犯罪に手を染め薬漬けに。議員となったエドワードはリンダを通してミッキーを支えるが、運命は二人を容赦しなかった・・・。
東京公演は、3月21日(月祝)~4月3日(日)、東京・有楽町 東京国際フォーラム ホールCにて上演。その後、愛知・刈谷市総合文化センター アイリス大ホール、久留米・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。
東京公演チケットは本日12月22日(水)より一般発売開始。