2023年3月に東京国際フォーラム ホールCにて待望の再演を果たし、4月には愛知・山形・大阪でも上演されるミュージカル『ジキル&ハイド』。2001年の日本初演から上演を重ねてきた本作で、初代の鹿賀丈史からタイトルロールを引き継ぎ10年以上にわたって主演を務めてきた2代目の石丸幹二は、今回で有終の美を飾る。そのバトンを3代目の柿澤勇人に繋ぎ、本公演は両名によるWキャスト体制で上演される。
本作ではジキルとハイドの間で揺れ動きながらも破滅的な運命を辿る娼婦のルーシー役を、『メリー・ポピンズ』タイトルロールなどミュージカル界でのさらなる活躍を見せて前回の好演も記憶に新しい笹本玲奈と、元 宝塚歌劇団雪組トップ娘役で、退団後も抜群の歌唱力を武器に目覚ましい活躍を続ける真彩希帆が務める。また、ジキルの婚約者で彼を一途に信じて支え続けるエマ役には、音楽活動だけでなく舞台にも活動の幅を広げ、本作でグランドミュージカル初出演となるDream Amiと、乃木坂46在籍時からその演技力・歌唱力に定評があり、卒業後も多くのミュージカルで着実なステップアップを見せる桜井玲香がWキャストで出演。ジョン・アターソン役には石井一孝と上川一哉がWキャストに。サイモン・ストライド 役には畠中 洋、執事のプール 役には佐藤 誓、ダンヴァース・カルー卿役に栗原英雄を迎えてお届けする。
そしてこのたび、ジキル/ハイド、ルーシー、エマを演じる6名のキャストが本番同様の衣裳などを身に纏い、19世紀のロンドンを舞台に繰り広げられる戦慄の物語が浮かぶ重厚感のあるビジュアルが解禁となり、キャスト6名からのコメント動画も届いた。豪華キャストと鮮烈な音楽が描き出す、恐ろしくも美しい本作に期待が高まる!
ツアースケジュールは下記公演概要をチェック!!
キャストコメント動画
■石丸幹二(ヘンリー・ジキル/エドワード・ ハイド Wキャスト)
■柿澤勇人(ヘンリー・ジキル/エドワード・ ハイド Wキャスト)
■笹本玲奈(ルーシー・ハリス Wキャスト)
■真彩希帆(ルーシー・ハリス Wキャスト)
■Dream Ami(エマ・カルー Wキャスト)
■桜井玲香(エマ・カルー Wキャスト)
【公演概要】
ミュージカル『ジキル&ハイド』
【ストーリー】
19世紀のロンドン。医師であり科学者であるヘンリー・ジキル(石丸幹二/柿澤勇人)は、「人間の善と悪の両極端の性格を分離できれば、人間のあらゆる悪を制御し、最終的には消し去ることが出来る」という仮説を立て、研究は作り上げた薬を生きた人間で試してみる段階にまで到達した。ジキルはこの研究に対して病院の理事会で人体実験の承諾を得ようとするが、彼らはこれを神への冒涜だと拒絶する。ジキルの婚約者エマ(Dream Ami/桜井玲香)の父親であるダンヴァース卿(栗原英雄)のとりなしもむなしく、秘書官のストライド(畠中 洋)の思惑もあり、理事会はジキルの要請を却下した。ジキルは親友の弁護士アターソン(石井一孝/上川一哉)に怒りをぶつける。理事会の連中はみんな偽善者だと。
ジキルとアターソンは上流階級の社交場から抜け出し、たどり着いたのは場末の売春宿「どん底」。男どもの歓声の中から、娼婦ルーシー(笹本玲奈/真彩希帆)が現れる。「(私を)自分で試してみれば?」というルーシーの言葉に天啓を受けたジキルは、アターソンの再三にわたる忠告にもかかわらず、薬の調合を始める。赤くきらめく調合液。ジキルはひとり乾杯し、飲み干した。全身を貫く激しい痛み―息も絶え絶え、苦痛に悶えるジキル。腰が曲がり、声はかすれ、まるで獣 — この反応は一体何なのか!そしてとうとう現れたハイド。そして、街では、次々とむごたらしい殺人が発生。謎に満ちた、恐怖の連続殺人事件にロンドン中が凍りつく。犯人は、ハイドなのか。エマや執事プール(佐藤 誓)の心配をよそに研究に没頭していくジキル。果たしてジキルの運命はいかに……。
ひとつの体に宿った二つの魂“ジキル”と“ハイド”の死闘は、破滅へ向けて驚くべき速さで転げ落ちて行く……
原作:
R.L.スティーヴンソン
演出:
山田和也
脚本・詞:
レスリー・ブリカッス
音楽:
フランク・ワイルドホーン
上演台本・詞:
高平哲郎
※「高」の正式表記は(ハシゴダカ)
出演:
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド 役:石丸幹二、柿澤勇人(Wキャスト)
ルーシー・ハリス 役:笹本玲奈、真彩希帆(Wキャスト)
エマ・カルー 役:Dream Ami、桜井玲香(Wキャスト)
ジョン・アターソン 役:石井一孝、上川一哉(Wキャスト)
サイモン・ストライド 役:畠中 洋
執事 プール 役:佐藤 誓
ダンヴァース・カルー卿 役:栗原英雄
宮川 浩、川口竜也、伊藤俊彦、松之木天辺、塩田朋子
麻田キョウヤ、岡 施孜、上條 駿、川島大典
彩橋みゆ、真記子、町屋美咲、松永トモカ、三木麻衣子、玲実くれあ(五十音順)
スウィング:川口大地、舩山智香子
公演日程・会場:
2023年3月11日(土)~3月28日(火) 東京・東京国際フォーラム ホールC
2023年4月8日(土)、9日(日) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール
2023年4月15日(土)、16日(日) 山形・やまぎん県民ホール
2023年4月20日(木)~23日(日) 大阪・梅田芸術劇場メインホール
【公式サイト】https://horipro-stage.jp/stage/jekyllandhyde2023/
【公式Twitter】@Jekyll_2023
チケット情報はこちら