現代へ連なる約100年前の日本が舞台の完全オリジナルの新作ミュージカルここに誕生!
新藤晴一が作曲した20曲以上の楽曲と共に、想いを紡ぐ。
「人が人と生きる目的を見つける」物語
a new musical『ヴァグラント』が、8月19日(土)に東京・明治座にて開幕した。
東京公演後、9月15日(金)からは大阪・新歌舞伎座にて上演される。
本作品は、ポルノグラフィティのギタリスト新藤晴一が初めて手掛けるオリジナルミュージカル作品。新藤はポルノグラフィティの楽曲の歌詞の多くを手がけ、自身以外のアーティストへの歌詞提供を手がける他、音楽の枠を超えて小説を2作出版するなど、言葉を使ったクリエイティブの才能が高く評価されている。コロナ禍に脚本・演出の板垣恭一と共に1年以上かけてプロットや脚本を練り上げてきた。歌詞と音楽で世代を問わず人気を集めてきた新藤が<プロデュース・原案・作詞・作曲>とゼロから立ち上げ、各分野のプロフェッショナルな日本スタッフと作り上げていくメイド・イン・ジャパンのオリジナルミュージカルに期待が高まる。
W主演には、『ヘアスプレー』『キングアーサー』『RENT』などの話題作に次々と出演し、卓越したダンススキルや歌の実力に加え、役柄が憑依したような演技にも定評がある平間壮一と、舞台『鋼の錬金術師』主演を演じ、熱いパワーと圧倒的な求心力で魅了する人気の若手俳優、廣野凌大が演じる。ヒロインは、『レ・ミゼラブル』オーディションにてコゼット役を射止めたことをきっかけに、様々な舞台で抜群の歌唱力を披露している小南満佑子と、アーティストとしての活動を経て、近年はミュージカルにも活躍の場を広げ、今年の話題作『SPY×FAMILY』にも出演した山口乃々華がWキャストで務める。その他のキャストには水田航生、上口耕平、玉置成実、平岡祐太、美弥るりかと、人気と実力を兼ね備えた個性豊な俳優陣が集結し、物語を彩り、本作を盛り上げる!100年前の日本をメタファーに、彷徨うヴァグラントものたちを描くオリジナル・ミュージカルに期待!
初日となる、8月19日(土)のカーテンコールに新藤晴一と、板垣恭一が登壇した。約3年半の歳月をかけ構想を練った本作がついに開幕を迎えた今の気持ちを語った!
プロデュース・原案・作詞・作曲:新藤晴一 コメント
本日はご来場いただきありがとうございました。原作とか原案とか言われておりますが、僕が最初のスタッフという事だけで、ここにいる仲間達やスタッフの皆さまと共にここまで作り上げてこれました。
皆さんに観ていただいて、この『ヴァグラント』という作品が完成できたと思っています。
ぼくも皆さんと一緒に観ておりましたが、一番楽しんでいたんじゃないかなと思っています。最高の初日でした!
脚本・演出:板垣恭一 コメント
本日観ていただいたものが「ヴァグラント」でございます。このコラボレーションがどのように成立したかは、パンフレットに詳細なレポートが掲載されておりますので、ご興味のある方はそちらをお読みください。
われわれはまだしばらくこの劇場で公演を続けます。大阪公演もあります。
もし、お気に召していただけたら、また、皆さんにお会いできますことをお祈りいたします。本日はどうもありがとうございました!
舞台写真
撮影/岡千里