『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表レポート&写真到着!

一度観たら忘れない熱気溢れるステージで、多くの観客の心を掴んだあの舞台が今年も帰ってくる!

2023年に日本初演を果たし、開幕早々にチケットは即完売となった『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』。2024年公演は、2025年に休館となる東京・帝国劇場に加えて、大阪・梅田芸術劇場でも上演される。

製作発表に登壇したのは井上芳雄、甲斐翔真、平原綾香、望海風斗。昨年から引き続きクリスチャン役とサティーン役を演じる4人が、クロストークを交えながら、昨年の稽古や舞台の思い出、今年の意気込みを語った。

望海 さっき綾ちゃん(平原)と話していたのですが、あまり記憶がないんですよね、まるで夢だったのではないかと思うぐらい。特に公演始まってからは非現実的な毎日でした。劇場の「赤」もそうですし作品の内容も相まって、夢の中で生きて、(作品が終わると)そこから覚めた感覚でした。

平原 私は…覚えてる(笑)去年が私の歌手デビュー20周年の年だったので、舞台と重なってしまったから結構バタバタしていました。例えば、本番終わった後に生放送へ出演しないといけないとか。その出演する時の曲がYOASOBIの「アイドル」という曲で、練習するために舞台前に声出しがてら歌っていたら、楽屋の女の子たちが「あーや(平原)、どうしたの?歌詞間違えたの?」と(笑)

そんな事もありましたが、今年はミュージカルデビュー10周年の年。とにかく『ムーラン・ルージュ!』一本で、これにかけてしっかりお届けしたいです。

甲斐 僕は鮮明に覚えています。2023年の秋にフランス・パリへ観に行って来ました。パリの『ムーラン・ルージュ!』は日本とはテイストがガラッと変わり、“夜“の雰囲気が強くて、ミュージカルではあるのですが、まさに“show”でした。高揚感が伝わってきてクリスチャンの気持ちが凄くわかりました。今年も待ちに待った『ムーラン・ルージュ!』です!

井上 ぼんやりと「暑い夏」だったなと思います。僕の個人的にはあんなに若い役をよくやっていたなぁと。舞台上ではキラキラ感をだそうとしていた分、終わった瞬間の疲れがもう…。なけなしの若さで頑張ったので今年が不安です。(笑)でもいくら疲れていても、1回舞台が始まるとぶわぁ~っとテンションが上がるので、作品の独特の魅力だと思います。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』はナイトクラブでありダンスホール、劇場でもある、まさに夢のような空間で、約70曲が散りばめられた絢爛豪華なマッシュ・アップ・ミュージカルである。

2024年6月20日(木)~8月7日(水)まで東京・帝国劇場で上演後、9月14日(土)~9月28日(土)大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演される。

去年の初演でより注目を集めている2024年の『ムーラン・ルージュ』のチケット情報を下記からチェック!