人気俳優が結成した2つの野球チームで真剣勝負！

若手舞台俳優が東京ドームに集結！ 夢の野球エンターテインメント第1弾『ACTORS☆LEAGUE2021』が開幕する。企画・プロデュースは、BLACK WINGSキャプテンの黒羽麻璃央。対するDIAMOND BEARSを率いるのは和田琢磨だ。

和田「麻璃央くんとは以前映画でご一緒したときに、2人でバッテリーを組むシーンがありました。そういったこともあって声をかけてもらったんじゃないかと思いますけど、まさか東京ドームをお借りして野球ができるなんて想像もしていなかったので、今もまだビックリしています（笑）」

和田自身は、中学時代に軟式野球を経験。また、俳優になってからは「ダイヤのA」The LIVEで捕手・御幸一也を演じた。今回の背番号は、御幸一也と同じ「2」。これは和田本人のこだわりによるものだ。

和田「チーム編成に関しては、麻璃央くんと2人で話し合って決めました。うちのチームの要になるのは上田悠介くんと横山真史くん。2人ともすごく上手なので、チームの軸になってもらいたいですね。もう一人、面識はないんですけど、小南光司くんもうまいと聞いているので期待しています」

上田や椎名鯛造は「ダイヤのA」The LIVEでともに汗を流した仲間だ。一方、同じく「ダイヤのA」The LIVEの出演者である章平は敵チームに行ってしまったようで…。

和田「章平くんはミュージカル『テニスの王子様』で麻璃央くんと同期ですから、そこはイーブンかなと（笑）。うちのチームで言うと、高野洸くんは野球経験はないそうですが、非常に体がきく方なので、ひたすらバク転をしてもらって、相手を威圧する係でもやってもらおうかと思います（笑）」

そんなふうに、野球を知らない観客も楽しめるエンタメ要素がふんだんに盛り込まれる予定だ。

和田「テーマソングや2つのチームソングの他に、選手の入場曲があるといいですよね。ハーフタイムショーを入れたり、お客様を引き込むパフォーマンスをした選手には観客を盛り上げた賞とかをあげると面白いかも」

また、共演歴の多い俳優たちが揃っているから楽しめる点もある。

和田「あの作品でコンビを組んでいた2人がバッテリーを組むとか、あの作品でライバルだった2人が対決するとか。ファンのみなさんがいろいろ想像できるような組み合わせも取り入れたいです。あとは豪華景品が出るそうなので、そこはガチで狙いたい（笑）。何があるといいかな。今なら、密を回避して行動できる車が賞品にあったら最高ですね」

本イベントの収益の一部は、医療従事者へと寄付される。

和田「舞台だけじゃなくて、いろいろな形で社会貢献ができるんだというひとつの形を示せるいい機会。発案者である麻璃央くんには同じ役者として本当に刺激をもらいましたし、感謝しています。ただ、僕も野球部経験者なので、勝負に関しては譲るつもりはありません。監督の尾上松也くんとはプライベートでも親交がありまして、『勝つぞ、和田。早く練習を始めろ』と早速指示が飛んでいるので、状況が落ち着いたら練習をしようと話しています」

俳優たちによる夢の球宴。たくさんの笑顔を乗せてプレイボール！

インタビュー・文／横川良明

※構成／月刊ローチケ編集部　6月15日号より転載

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【プロフィール】
和田琢磨
■ワダ　タクマ　’86年生まれ。山形県出身。近作に舞台『首切り王子と愚かな女』、ドラマ『#コールドゲーム』など。