「なでしこ童話」とは、2.5次元界で活躍する脚本・演出家のなるせゆうせいが、誰もが知る有名な童話に新たなストーリーを書き加えた「新・童話」の世界。今話題のアイドル・声優、2.5次元舞台で活躍する女優たちの新たな一面を写真やアートで演出した絵本のような美しいフォトブックをはじめ、おはなしを朗読したボイスCD、オリジナル主題歌など、さまざまなコンテンツで新たな童話世界を表現し、おうちに居ながら目でも耳でも楽しめる新感覚のエンタメとしてお届けする。昨年発売された第一弾作品「白雪姫」の好評を受けて満を持してお贈りする第二弾作品は「オズの魔法使い」。あのキャラクターは、あのシーンは一体どうなるのだろう？と、なるせならではの手腕に期待が高まるうってつけの題材だ。その魅力の一端を知るべく今回キャスティングされた、進藤あまね、西本りみ、あまりかなりの3人に語ってもらった。

――第１弾の「白雪姫」に続き「なでしこ童話」企画の第２弾になります。最初に企画を聞いた時の印象はいかがでしたか？

進藤「以前白雪姫の時になでしこ童話さんはチェックさせて頂いていたのですが、まさか私がなでしこ童話さんに関わることになるなんて！ととてもビックリしました！！」

西本「これまで、声優、舞台、映像など様々な形のお芝居を経験させていただきましたが、今回は朗読劇のような、声優のような、読み聞かせのような、また新しい形のお芝居への挑戦となると感じました。よく知っている童話がアレンジされており、とても面白いと感じました。」

あまり「第1弾に出演させていただいたのも本当に嬉しかったですし、今回の「オズの魔法使い」も大好きな作品なのでとても嬉しいです！両作品で全然ちがうキャラクターをやらせていただけるのもまたギャップもあり楽しいですね（笑）」

――担当された配役と物語の中での役割などを教えてください。

進藤「オズの魔法使いには欠かせないカカシくんです！！元気いっぱいで少し抜けていると言うか、頭が藁なので大分抜けている（かもしれない）見守っていたくなるような子です！」

西本「西の魔女です。一言で言ってしまえば悪役ですが、関西弁で喋り、表情豊かな面もあり、とてもユーモアなキャラクターとなっています。」

あまり「なんと今回ライオンです！基本的に舞台でも色々と人外での需要が多いです（笑）見た目は強そうなのに、過去のトラウマにより臆病になってしまったライオンさんの役なので、ヘタレキャラを意識して今回は挑みました（笑）」

――撮影を思い返してみて、印象的だったエピソードを教えてください。

進藤「最初はカラスにやられているような写真を撮っていたのですが、最後にはカラスと仲良く写真を撮ったのが印象的です！あと、ウィッグが藁でできていたので藁で頭がチクチクしたのも貴重ないい思い出です！」

西本「緑のウィッグや全身緑の衣装に加え、アイメイクまで緑で、こんなに頭から足まで緑に染まったのは初めてで、面白かったです。」

あまり「共に旅をするドロシー（大西桃香）、カカシ、ブリキ（飯窪春菜）、ライオン4人での撮影のシーンで、みんなで一緒に喜ぶカットがあって、本編でそのカットは起用されてるのですが、本当に心からのみんなの笑顔といいますか、とても素敵な写真なんですよね・・・！ぜひ皆さまにも早く見て欲しい！！！撮影中もほっこりしましたし皆さまとても素敵でした！」

――朗読ボイスや主題歌のレコーディングについて、苦労した点はありましたか？

あまり「前作もそうなのですが、なるせさんからのリクエストが基本的に喉潰す系なのでそこが大変でした（笑）前作は変な笑い声とかで、今回は全力でライオンさんが吠えました（笑）」

進藤「朗読ボイスは私の思い描いていたカカシくんを演じさせて頂いていたのですが、主題歌がカカシくんがこれを歌うとどんな感じなんだろと考えるのと、覚えるのに時間がかかりました💦 そんな中、あまりさんが沢山教えて下さって無事カカシくんで歌いきる事が出来ました。」

西本「マイク前で立っての収録でしたが、普段のアフレコと違いその顔もずっと撮影されていた為、変に緊張しました（笑）特に悪役なので、台詞によってはきっとめっちゃ変な顔してそうだなと。見かけたら笑ってやってください（笑）」

――自分自身の写真やボイスなどで、推しポイントや萌えポイントなどを教えてください。

進藤「少しショタ味がある所ですかね！！カカシは男の子と聞いた時に少しおバカな少年のような…と考えて演じさせて頂いたら、ショタ味が強くなったのですが、褒めて頂けたのでポイントです♡」

西本「関西弁の悪役なので、めっちゃガラ悪いかと思いきや、なんかアホというか、憎めない悪いヤツ感があるので、そこを楽しんでいただけると嬉しいです。」

あまり「強そうなキャラを演じる事が多いのですが、今回は全力のヘタレキャラなので、びくびくしてるあまりさんを楽しんでもらえたらと思います！ラストの方に涙を誘う感動シーン！？もあるとかないとか・・・！？」

――なでしこ童話「オズの魔法使い」を待ち遠しくしているファンにメッセージをお願いします！

進藤「きっとこのインタビューをみてカカシくんの事が！オズの魔法使いの事が！気になって、早く見たくてウズウズしているであろうそこの貴方！！本当に面白く、可愛く、楽しいお話なので楽しみにお待ち下さいね♡次はオズの魔法使いの世界でお会いしましょ～！（藁）」

西本「伝統のある素敵な童話を題材に、ユーモアで楽しいアレンジがたくさん加わった台本、新しいお芝居の形など、面白い要素に溢れた作品だと思います。お楽しみいただける嬉しいです。」

あまり「前作に引き続き、今回も期待を裏切らないすんんんんんんごい作品となってます！！！フォトブックはボリュームといいますか情報量凄すぎて、何度読み返しても新しい発見があったり、前作の可愛いお友達の友情出演があったり！？とにかく目でも耳でも楽しむがコンセプトですが、目でも耳でもいい意味で情報が追っつかない程凄すぎるクオリティになってます！（笑）まだまだ油断できないこのご時世でお家で安心して楽しめるコンテンツとして皆さまにお届けしてまいります。イベントもオンライン生配信でちゃんとアーカイブ視聴もありますので、皆さまのご都合よろしい時に見れちゃいますよ！ぜひぜひ応援よろしくお願い致します！」

インタビュー・文／ローチケ演劇部