M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 ~3rd Seasons~ シアタークリエ・ミュージカルコンサートが華やかに開幕

9月10日、日比谷のシアタークリエにて『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 ~3rd Seasons~』シアタークリエ・ミュージカルコンサートが開幕致した。

日本でも絶大な人気を誇るミヒャエル・クンツェとシルヴェスター・リーヴァイによるミュージカル作品のナンバーを歌い上げる本コンサートは、2010年、2012年に続き今回の第3弾が実現。

『エリザベート』『モーツァルト!』『マリー・アントワネット』『レベッカ』『レディ・ベス』の5作品から、豪華出演者が珠玉のナンバーの数々を披露する。

9月10日初日の出演者は、一路真輝、愛希れいか、和音美桜、古川雄大、全日程に出演するLE VELVETS、小野田龍之介、MCも務める原田優一という錚々たる顔触れ。

 

アンサンブル10名が各作品のオープニングナンバーを壮大に歌い上げる幕開けから一気に、クンツェ&リーヴァイの世界へ引き込んでいた。

『エリザベート』日本初演のトート役である一路真輝が「愛と死の輪舞」、愛希れいかと共に「闇が広がる」を、東宝版でエリザベート役を演じている愛希は「私だけに」も披露。

『モーツァルト!』からは古川雄大が「僕こそ音楽」「影を逃れて」、古川と佐藤隆紀による「破滅への道」、『マリー・アントワネット』から小野田龍之介の「私こそがふさわしい」、ルイ16世をWキャストで演じた原田優一と佐藤による「もしも鍛冶屋なら」、和音美桜による「100万のキャンドル」。

『レベッカ』は一路とアンサンブルによる「レベッカⅠ・Ⅱ」、LE VELVETSによる「何者にも負けない」を、『レディ・ベス』からは古川が「クールヘッド」、和音が「あなたは一人じゃない」など、各作品で自身が演じた役から初めてのナンバーにも挑戦し、原田によるMCと出演者の軽妙なトークを挟み、全41曲のステージを披露した。

 

和音と古川は11日までの出演となり、12日からは新妻聖子が出演。

また、20日から26日千穐楽までは涼風真世、花總まり、昆夏美、城田優、田代万里生(~22日)が、23日からは上口耕平が出演。

他に、彩花まり、岩﨑亜希子、樺島麻美、島田彩、吉田萌美、安部誠司、後藤晋彦、武内耕、中山昇、横沢健司がアンサンブルキャストとして出演し、ステージを華やかに盛り立てる。

いずれの日も、このコンサートだからこそ実現した顔合わせで贅沢な時間を味わえるだろう。