昨年、舞台で光り輝く若手俳優たちがバスケット対決で熱戦を繰り広げた『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2022』が、同じ日、同じ場所で再び熱い火花を散らす!
リベンジを誓う「DREAM CATERPILLARS」と二連覇を狙う「SPARK SEEDS」に新メンバーを加え、パワーアップした“バスケ×エンターテインメントショー”に期待が集まる。今年も企画プロデューサー兼DREAM CATERPILLARSのチームキャプテンを務める、岡宮来夢に、『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2023』の魅力をたっぷりと語ってもらった。
──今年も『ACTORS☆LEAGUE in Basketball』が開催されますが、まずは昨年を振り返り、今、プロデューサーとして思うこと、個人として思うのはどんなことでしょうか
野球、ゲーム、バスケのプロデューサー3人で記者会見をさせていただいてから、本当にたくさんの打ち合わせをしながら、いろんなことに携わらせていただいて、「こんな一日にしたい」という僕の考えを、関係者のみなさまが真摯に向き合い、受け止めてくださったんです。結果、プロデューサーとしても、個人としても、ものすごく大成功に終わった一日になったのではないかなと思っています。これは、誰か一人の力が欠けてもなし得なかっただろうし、プレーヤーのひとりとして、今思い返しても本当に楽しかったなって。プロデューサーとしては大変なことも多かったですけど、本当にやれてよかった、楽しかったなと思います。
──試合を観戦した周囲からの反響や心に残っている言葉があれば教えていただけますか?
今年は『ACTORS☆LEAGUE in Baseball 2023』にも出場することができたのですが、野球の公式練習に参加した時、近藤頌利くんに、「配信で見たけど面白かった。観ているだけで熱くなった」と言っていただいたのがすごく嬉しかったですね。
──『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2022』試合後、チーム内でどんな言葉を掛け合ったのですか?
LINEグループとかで、「来夢のおかげでこんな経験ができて本当に嬉しい」みたいな言葉を全員が書いてくれました。誰かが最初に書いたから書かなきゃと思った人もいるかもしれないけど(笑)、本当にそう言ってもらえているのかなって僕は思っていて、それが本当に嬉しくて、やってよかったなって思うし、参加してくれたみんなに感謝しています。プロデューサーという立場ですけど、『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2022』を成功に終えられたのは、自分の力じゃないので。「こういうことをしたい」「この人にはこういうことを期待している」という気持ちはあっても、それを実現したのは僕ではないし、実際にやってくださったのは周りのみなさんなので、本当に“おかげさま”という気持ちが強いです。
──今年、SPARK SEEDS(以下SS)は、牧島輝さんに代わり、糸川耀士郎さんが“キャプテン代理”となり、両チームとも新メンバーが加わります。今年の各チームを一言で表すとしたら、どんな言葉がぴったりでしょうか
まだ全体練習はしていないですが、DREAM CATERPILLARS(以下、DC)の新しいメンバーは2人、SSは5人いますので特にSSは昨年からガラッと雰囲気が変わるんじゃないかなって思っています。DCは、チームの色としては変わらず、今年はリベンジの気持ちでいきますし、今年こそは……と期待もしています。新メンバーがリベンジへの新しい風になってくれるんじゃないかなって。本音を言うと、輝くんがキャプテンのSSに勝ちたいという気持ちもありますけど、まずは一勝を目指していきたいので、僕たちは「リベンジ」がテーマですね。SSのほうは、今年も旋風を巻き起こしてほしいです。昨年もそうですが、SSには普段からはっちゃけている人というか(笑)、場の雰囲気を盛り上げてくれるような弾けた感じの人が多いイメージがあって、新たなメンバーもいますが、今年も「スパーク」して試合をかき乱してほしいです。
──昨年の試合前、選手やチームの分析をしたうえでの戦略もお話されていましたが、新メンバー加入によって、それも変わってきそうですね
昨年、SSが最初からディフェンスとゾーンで組んできたので、僕らが中に切り込めないような対策をされていたんです。DCには、ジェーさん(山田ジェームス武)みたいに、中に切り込んでいける選手がいるからというのもあると思うんですけど、それに対してSSは外のシュートで攻めていくとか、いろんな対策をされていたなって思いました。ちょっと専門的な話になってしまったけど(笑)、でも、そういうのがあって、やっぱり手の内を渡しすぎるのも良くないと思いつつ、ある程度のことは公式練習の中で試していきたいなという気持ちもあります。いくつかやってみたいことの中でひとつだけ挙げるとしたら、DCは今年、外からのシュートが大事になってくるのかなと。ミュージカル『SPY×FAMILY』で共演させてもらった木内健人くんが、今年僕のチームに入ってくださったんですけど、元々バスケ経験者で、ポジションもポイントガードをやられていたので、外のシュートが得意なんじゃないかなって。木内くんは注目選手のひとりになると思っています。
──では、相手チームの注目選手は?
実は先日、耀士郎くんたち数名とバスケをして、その中に里中将道くんもいたのですが、海外のバスケ選手みたいな、速くて強いプレーをされていたので、結構攻撃的なアタッカーになるんじゃないかなと思っていて、すでにすごく怖いです(笑)。DCは、ジェーさんや昨年MVPを獲った(長妻)怜央は言うまでもないですが、SSは、キャプテン代理の耀士郎くんと川上将大くんがチームの中心になってくるのかなと思っています。それと、山崎晶吾くんがバスケに出たいと以前から言ってくれていたのですが、今年出場してくださるので、どんなプレーをされるのかものすごく楽しみにしてます。まだ一緒にバスケをしたことないですけど、体バキバキですし、すごく上手いんじゃないかなって。早く一緒に練習してみたいですね。そして、(定本)楓馬くん!普段はものすごく優しいけど、ゴール下は戦場だとか言われるようなバスケで、どんなプレーをするのかものすごく楽しみです。あとやっぱり、笹森裕貴くんですよね(笑)。昨年はスケジュールの都合で、公式練習に一度も出られなくて、裕貴くんのプレーをみたのは試合当日だったんですけど、バスケ初心者で、公式練習できなかったにもかかわらずあれだけのプレーができるっていうのはものすごいことだと思います。今年2年目の裕貴くんにものすごく期待しています。バスケ初心者といえば、石橋弘毅が「(立花)裕大とマッチアップできなかった」と悔しがっていたので、今年はその対戦が観られるといいなと思っています(笑)。
──昨年観られなかったマッチアップにも乞うご期待、という感じですね
そういえば裕貴くん、今年初参加の(京典)和玖くんに対して、宣戦布告のようなことを言って意気込んでいました(笑)。
──仲良しだからこその宣言ですね(笑)。昨年、バスケ未経験の方もたくさん活躍されていたので、今年も期待しています。最後にプロデューサーとしてチームキャプテンとしての意気込み、楽しみにしてくださっているファンの方にメッセージをお願いいたします
昨年と同じことをするつもりはないので、少しずつ変えながら、みなさんに喜んでもらえるような企画もいろいろ考えています。試合展開もそうですが、昨年は本当に素晴らしい一日だったと自負していて、あれを超える一日を作り上げるにはどうしたらいいんだろう……と、一年間悩んできたので、みなさんにも楽しんでほしいですし、期待を超えていけるように頑張りたいです。そして、プロデューサーチームとしては、昨年負けてしまったので必ず勝って、まずは、一勝一敗にしたいです。その先続いていくかどうかは分からないですけど、続くのであれば、今度はちゃんと輝くん率いるSPARK SEEDSにしっかり勝って、そこで『ACTORS☆LEAGUE in Basketball』を終わらせたいなと思います!(笑)
──(笑)。今年こそは嬉し涙で締めたいですね。プロデューサーをやっていて良かったと思うのはどんな瞬間ですか?
みんなが喜んでくれた時です。本当にそれに尽きます。最初にお話したように「来夢のおかげで本当に楽しかった」と言ってもらえるのがプロデューサーとしては一番嬉しいですね。昨年全力を尽くしてくださったみなさんが今年もついてくださっているので、間違いない一日をお約束できると思っています。楽しみにしていてください!
インタビュー・文/佐藤則子
※山崎晶吾の「崎」は「たつさき」が正式表記