C.I.A. presents『SUPER LIVE 2018』
川原一馬・木戸邑弥・永田崇人 インタビュー

左から 川原一馬・永田崇人 ・木戸邑弥

昨年の12月から活動をスタートさせた、株式会社キューブに所属する若手俳優を中心としたサポーターズクラブ“C.I.A.”(=『Cube』の『Infinity(無限)』な可能性を秘めた『Artists』の略称)。発足イベント、春、夏のイベントはすべて大盛況。勢いを増して、この年末の品川インターシティホールで開催される冬のイベントC.I.A.presents「SUPER LIVE 2018」に臨む。8月下旬にCBGKシブゲキ!!で開催されたC.I.A.presents「MISSION IN SUMMER」の幕間にて、川原一馬、木戸邑弥、永田崇人の3人に冬のライヴに向けた意気込みを聞いた。

 

――まずは本日、昼の部を終えたC.I.A.presents「MISSION IN SUMMER」を含め、これまでの活動を振り返っての感想や手応えを伺えますか?

川原「今回の夏イベントで3回目ですが、徐々にC.I.A.全体のファンになってくれているのかな? と思う瞬間が見えるようになってきた気がします。各メンバーの出演作に興味を持ってもらえたりもして、僕たちが目指している“広がり”を感じます」

永田「夏イベントではチームごとに分かれてパフォーマンスをしたり、少しずつC.I.A.ならではの活動が見えて来て、楽しくなってきました。僕としては、もうすっかり馴染んだ感じです! 今ではC.I.A.は僕の生活の一部……に、なればいいなと思っているところです(笑)」

川原「応援してくださる方々にどんな形でC.I.A.を届けていけるのか、僕たちもまだ手探りなところはあるのですが、今後もイベントに来て下さる方々と一緒に作っていけたらと思っています」

永田「“一緒に作っていく”……ステキなコメント! 僕が言ったことにしておいてください!」

木戸「(笑)。名前に『Infinity(無限)』と入っている通り、本当に無限大の可能性があると思います。選択肢が有りすぎて迷うこともありますけど、意見を出し合っている時間が楽しいですし、自分が持っていないアイディアにハッとすることもある。成長させてもらえる場所ですね。今回の夏のイベントでは、各自がアイディアを出したりもしていたんですよ。できる部分をお互いに持ち寄ってセッションしていくところは、お芝居と似ているかもしれない。一馬とは長い付き合いなので、一馬としか出せない空気感がイベントでも表れるなと思いましたし、そういうところもC.I.A.の良さかもしれないと感じました」

川原「うん。木戸は一緒に苦難を乗り越えてきた相手なので。崇人ともシリーズ舞台でここ数年間濃厚な日々を過ごしているので、お互いのことを知り尽くしているんです。ファミリーな気持ちで一緒にいるメンバーとのプライベートな雰囲気など、このC.I.A.でしか出せない部分がありますね」――夏のイベントではC.I.A.初のオリジナル曲『お揃いの1日』が披露されました。キューブ所属の女性アーティスト・にゃんぞぬデシさんが作詞作曲、振付は女優・演出家・振付師の林希さんが担当されています。

川原「何曲か候補を出していただいたのですが、一番希望にあふれていてキラキラした曲だと思いました。お客様にもあったかい気持ちになっていただけるのではと。振付の林さんもとても信頼している方です。キャッチーな振付なので、冬のライヴでは一緒に踊っていただけたら嬉しいです」

木戸「歌詞も僕らにピッタリだなと思いました。お客様と僕らも仲間だなと感じられる、良い曲を提供していただけました」

永田「僕らのイメージソング的な存在です!」


――次にC.I.A.と会える機会は12月28日(金)・29日(土)に開催されるC.I.A.presents「SUPER LIVE 2018」。川原さんが演出を担当されるそうですね。

川原「はい、ショーのプロデュースを担当させていただきます。でも僕一人で何かができるとも思っていなくて。みんなの力を借りて、目指すものに向かっていけたらと思います」

木戸「一馬はとにかく優しいんです。でもわりとすぐテンパる(笑)。そうなった時は僕の出番かなと。一馬が頭の中で思い描いているものを僕が察知して、素早くサポートできたらと思っています」

川原「あがり症で……(苦笑)。引っ張っていくのは得意ではないので、分かってくれる人がいる環境が有り難いです。トークも回してくれますし、本当に頼りになる存在です」

木戸「今この場にいる3人は、僕としてはすごく良いバランスだと思っているんです。僕はゼロからモノを作るのが得意ではないですが、一馬は白紙からモノを作れる。崇人はイベントをたくさんやっているので、お客様にどうやったら喜んでもらえるかを一番分かっているメンバーだと思う」

川原「崇人はすごいんですよ! 自己表現のセンスの良さ、見せ方のバランスや繊細なところの感受性が高い。骨組みの基盤を担ってくれる木戸、感受性の崇人がいるので、僕は客観的に全体を見ていけたらと思います」

永田「僕の中では川原くんと木戸くんが2トップなんです! 夏のイベントでは木戸くんが若手を引っ張ってくれて形になったなと思う部分がすごくありましたし、一馬くんは……」

川原「僕はキリンでしょ?」

永田「はい!(笑) 僕、すごくキリンが好きなんですよ。一馬くんって睫毛が長くて、瞳がキリンに似ている。……というのは置いておいて、本当に頼りになるまとめ役です。ちゃんとやってくださるおふたりがいるからこそ、僕は自由奔放にやれています!」

木戸「(笑)。冬のライヴで結成1年を迎えるので、何かひとつ形が見えればなという期待はありますね」

川原「C.I.A.ならではのカラーをどう出していこうかというのは課題でもありますけど、本当に個性豊かなメンバーが揃っているので、もっと各自の特技を活かしていけたらいいなと思っています」――現時点で思う冬のライヴの構想や、やりたいことはありますか?

永田「花火を打ち上げたい!」

木戸「花火!?」

川原「予算があれば(笑)。俳優が集まっているので、その表現の幅の広さや面白さを出せたらなと思っています」

永田「以前一馬くんや木戸くんをはじめキューブの若手俳優たちがやっていた『Prince Live』のイベント映像を観る機会があったんだけど、すっごくカッコ良かったんです! その良さを引き継ぎたいです」

木戸「夏のイベントで一馬と崇人がユニットっぽくオリジナル曲を歌っていたから、僕はふたりの新曲も見たい」

永田「じゃあ木戸くんも入って3人でやりましょうよ!」

木戸「いや僕はいいよ。一馬、崇人、キリンの3人でやりなよ」

川原「キリンは却下!(笑) みんなにやりたいことを聞いて、ディスカッションしながら作っていきたいです。みんながイキイキできるものにしたい。今までそれぞれがやってきたものを強みにして、C.I.A.というカラーを持ったライヴを作りたいです」――最後に、冬のライヴに向けての意気込みをお願いします!

永田「イベントを重ねる毎にメンバーもどんどん結束が深まっていっている感じがあるので、みんなで喜び合えるライヴにしたいと思います! 来て後悔しないライヴにします、ぜひ足をお運びください!」

木戸「初めての方も楽しめるライヴになると思いますし、何と言ってもウチの一馬がとてつもなくすごいライヴを作ってくれると思うので、期待していらしてください!」

川原「手が震えてきた……(笑)。プロデュースや演出は初めてですけど、大きな挑戦という有り難い機会をいただいたと思っています。僕自身とても強く感じていることですが、ファンの方々がいなくては、僕ら舞台に立つことはできない。来てくださるお客様を第一に、感謝の気持ちを伝えることができたらいいなと思っています。精一杯みんなで頑張るので、観に来てくださると嬉しいです」


――ありがとうございました!

 

インタビュー/片桐ユウ