左から）林遣都 木野花 段田安則 大竹しのぶ 浅野和之 松岡茉優

本年度の鶴屋南北戯曲賞を受賞し、益々注目が集まる横山拓也が、初めてシス・カンパニーに書き下ろすこと、そこで、大竹しのぶ、木野花、林遣都、松岡茉優、浅野和之、段田安則の顔合せが実現すること、加えて、横山拓也とのタッグでも評価が高く、もちろん数多くのシス・カンパニー公演でその手腕を発揮してきた寺十吾が演出を担うこと等、「上演決定」の一報に熱い期待の声が上がった本作『やなぎにツバメは』。
公演は、2025年3月7日(金)～3月30日(日)東京紀伊國屋ホール、2025年4月3日(木)～4月6日(日)大阪梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演されることに。一般発売日は2025年1月25日(土)に決まった。また、そのメインビジュアルも公開された（上記写真）。
ビジュアルは、今にも歌声や歓声が聞こえてきそうな、カラオケに興じる熟年男女4人と若者たちの表情や雰囲気！そんな盛り上がった撮影現場の裏側は、今後、YouTubeのSISチャンネルやSNSでも徐々に紹介されていく予定だそうだ。

横山拓也ならではの、何気ない日常の中で、さり気なく繰り広げられていく会話の積み重ね。そして、その展開から、男女6人それぞれのどのようないきさつが浮かび上がるのか・・・。
人生は続き、いくつになっても悩みや厄介ごとの種は尽きないもの。
でも、歌って、笑って、ときめいて、恋して、泣いて、、、、そんな大人の事情が胸に沁みてくる…、何物にも代え難い極上のひと時をお届けする。

あらすじ

美栄子（大竹しのぶ）、洋輝（段田安則）、佑美（木野花）の3人は、約20年前、美栄子の母ツバメが経営する「カラオケスナックつばめ」で知り合った。
当時、美栄子は日中働きながら、夜、店を手伝い、店の常連で年の近い洋輝と佑美と仲良くなった。3人にとって店は特別な場所だった。美栄子が夫・賢けん吾ご（浅野和之）と離婚話になったとき、洋輝が妻を病で亡くした時、佑美が仕事で悩んでいた時、いつもこのスナックで励まし合った。
この物語は、美栄子の母ツバメの葬儀の夜から始まる。
そこに、洋輝の息子・修斗（林遣都）、美栄子の娘・花恋（松岡茉優）も集まって・・・。