女性キャストのみで描かれる新作書き下ろし、デタラメな世紀末エンターテインメント音楽劇『NINETEEEEN GRRRLZ’99』来春上演決定!

2024.12.24

2025年春、新作書き下ろしのデタラメな世紀末エンターテインメント音楽劇誕生!
脚本・演出は、今最も注目を集める気鋭の劇作家・演出家、山崎彬。
キャストには、幅広いジャンルで活躍する多彩な女優陣が集結!

『NINETEEEEN GRRRLZ’99(ないんてぃーんがーるずきゅうじゅうきゅう)』は、1990年代のメロディに彩られた書き下ろしの新作音楽劇。タイトルには「結局終わらずもう一度繰り返されることとなった世界を、ガルルと唸りながら生き抜く女たち」という意味が込められている。脚本、演出にあたるのは、今最も注目を集める気鋭の劇作家・演出家、山崎彬(やまざきあきら)。自身の劇団「悪い芝居」の全公演で脚本・演出を務めた他、近年は『リコリス・リコイル』や『HUNTER×HUNTER』THE STAGE等、話題作を多く手掛け、演者と観客の境界をなくした没入型の世界観が高い評価を得ている。本作では、世紀末を軸に現代と過去が交錯する物語を、舞台と客席が一体となったインタラクティブな手法で描き出す。
キャストは、オーディションで選び抜かれた多彩な女優陣。ダンス&ボーカルグループ「E-girls」を経て、現在は、『SPY×FAMILY』『ジェイミー』など、その歌唱力により、ミュージカル女優として第一線に立つ山口乃々華(やまぐちののか)。アイドルグループ「ババババンビ」を卒業後、活動の場を広げ、今回が初の本格的舞台出演となる水湊美緒(みなとみお。ファッションモデルとして確実に経験を重ねる一方、LIVE STAGE『ぼっち・ざ・ろっく!』2024での新鮮な演技が記憶に新しい小山内花凜(おさないかりん)。「ラストアイドル」以降、女優として新たな魅力を発信する長月翠(ながつきみどり)。「SKE48」での11年間にわたる経験を生かし、グラビア、女優と多岐にわたって活躍する北野瑠華(きたのるか)。愛らしい見た目に反した空手初段という実力で、アクションスキルも併せ持つ木村彩音(きむらあやね)。その類まれなキャラクターにより、所属事務所のオーディションで4,000通を超える応募の中から特別賞を受賞した期待のホープ、月山鈴音(つきやまりおん)。歌手として培った歌声を武器に、俳優として着実な歩みを進める杉浦しづき(すぎうらしづき)。お天気お姉さんとして活動後、映像、舞台と幅広く出演する国際派、窪真理チャカローズ(くぼまりちゃかろーず)。ミュージカルからストレートプレイまで、持ち前の演技力で多彩な役柄を表現する倉持聖菜(くらもちせな)。シリアスもコメディも変幻自在に演じ分ける実力派、まりゑ(まりえ)。才能溢れる個性豊かな顔ぶれが揃った。また、舞台制作は、東京で最も長い歴史を持つ劇場明治座が外部公演のために立ち上げた新会社、明治座プロモーションが担当。歌舞伎からミュージカルまで、150年以上続けてきた興行のノウハウを生かし、明治座を飛び出した新たな劇場空間で、今までになかった作品を創り上げる。
90年代のメロディ、歌、ダンスによりショーアップされたデタラメな世紀末エンターテインメント音楽劇。趣向を凝らした演出と胸に迫るパフォーマンスでお届けする唯一無二のステージに乞うご期待。
上演決定に際し、脚本・演出の山崎彬より公演に向けた以下コメントが届いた。

山崎彬 コメント

青春時代と呼ばれる10代後半は、やりたいこともなく生き過ごしていただけだったけれど、あの頃の音楽を聴くとそんなからっぽだった僕でさえ青春を感じるのです。1999年、このまま世界は終わっていいとさえ思ってたあの頃の、なぜか曇り空だけと清々しかった日々を、あの頃の音楽をふんだんに使って蘇らせたい。この劇は、世界がうらやむ日本の未来に生きる我々が、もう一度あの頃に参劇するための青春賛歌です。ただ観てるだけでは終わらない、歌詞カードをコピーして曲をMDに詰め込んで自分だけが聴く自分だけのためのベストアルバムを作って いたような、そんな演劇にしたいです。