MMJプロデュース公演『しばしとてこそ』|いよいよ2月21日(金)開幕!キャストコメント動画順次公開中!

2025.02.13

作:大歳倫理(ヨーロッパ企画)、演出・美術:小沢道成による MMJプロデュース公演『しばしとてこそ』。いよいよ来週、2月21日(金)に迫る公演初日に向け、白熱した稽古が佳境に入っている。

そんな中、活気あふれる稽古場の様子が垣間見れるメイキング動画・出演者の動画コメントが順次公開中となっている。コメント動画では、各人の個性に合わせた宣伝ビジュアルイメージの”制服”を着用し、「これまで稽古を行ってみての感想」や、見所などを感じてもらえる「お客様へのメッセージ」を伝えている。

メイキング&キャストコメント動画はこちらから↓

https://youtube.com/playlist?list=PLUN80vQsXBgR7_iHXMPL9o1NYzUxsA2Fw&si=sFpL3TVLIVfVJ40S
※動画は今後も随時追加更新予定。

キャスト動画コメント

阿久津仁愛 <あくつ にちか>/ダイチ役

Q1.ここまで稽古をやってみて、いかがですか?
思った以上に小沢さんが丁寧に演出を つけてくださって、それに沿って何か新しいことができたらよいなとか、挑戦する日々で、キャストの皆さんの    お芝居が本当に素晴らしてく、自分が演じるダイチ像も皆さんに影響されてどんどん変わっていったり、成長しているのを感じる日々がすごく楽しいです。

Q2.お客様へメッセージをお願いします。
世代はバラバラだけど、学校というストーリーで青春を描き、皆さんにお届けできるので、行こうかな?って思っている方は是非一回来ていただけたら、また行きたいな!って思わせる様な、そんな作品にしたいと頑張っていますので、まず1回!来て下さい!

押田 岳 <おしだ がく>/ミツル役

Q1.ここまで稽古をやってみて、いかがですか?
台本を読ませていただいた時に、すごく楽しくなりそうだなって印象と、実際にみなさんと本読みをさせてもらった時に、もう初日からすごく良い雰囲気で、稽古が進んでからもどんどん良くなっていますので、完成が自分も楽しみです!

Q2.お客様へメッセージをお願いします。
絶対来て下さい!こうしたら良い!ああしたら良い!って話し合って、良き作品にするように頑張っています。エンタメ性の高いコメディ調の脚本なので、自然に楽しんでいただくのもありだし、主軸として「青春」とはみたいなメッセージ性もありますので、色んな楽しみ方ができる物語になっています。ぜひお越し下さい。劇場でお待ちしております!

坪倉康晴 <つぼくら こうせい>/タクロウ役

Q1.ここまで稽古をやってみて、いかがですか?
今回は(客席が)4面という形で舞台上に立たせていただいているのですが、それは初めての経験なので、僕自身、すごく悩みながら、楽しみながらやらせていただいています。脚本もコメディチックでそれぞれのキャラクターがピックアップされているような素晴らしい脚本になっているので、皆さま是非楽しみにしていて下さい。

Q2.お客様へメッセージをお願いします。
(観に行こうかどうしようか)迷っている方は、是非劇場にいらして下さい。過去に青春を味わっている方や青春を味わっていない方も誰かしらに共感できる所があると思いますので、笑って、考えさせられるような舞台にしますので、皆さん是非楽しみにしていて下さい。

小島梨里杏 <こじま りりあ>/チヒロ役

Q1.ここまで稽古をやってみて、いかがですか?
(チヒロ役は)客観的に周りを見ることができる役柄ということもあり、面白いです。現実とは離れた世界のようなのですが、たぶん観ている方たちとも心がリンクする部分があるのではないかなと思っています。

Q2.お客様へメッセージをお願いします。
学生生活のように同じところに通ってみんなで切磋琢磨しながら頑張りますので、劇場でお待ちしております。

富山えり子 <とみやま えり子>/ユメ役

Q1.ここまで稽古をやってみて、いかがですか?
本当の学校のクラスのように、毎日みんなで楽しく稽古をしています。

Q2.お客様へメッセージをお願いします。
どの年代の方でも、学校生活にいい思い出がある人もない人も、どんな方でも楽しんでいただける作品になると思います。劇場でお待ちしています!

中川晴樹 <なかがわ はるき>/ワタナベ役

Q1.ここまで稽古をやってみて、いかがですか?
「青春」みたいなことがキーワードになっていて、若者たちがハツラツと演じる中…言葉を選びますね…年配の(笑)年寄りチームが負けないくらい青春を表現しようと頑張っているところです。すごく楽しく稽古しております。

Q2.お客様へメッセージをお願いします。
今回の脚本は、(ヨーロッパ企画の)僕の後輩の大歳君が書いております。
誰にでもある青春のモヤモヤ感のくやしさとか楽しさとかっていう所を、今一生懸命作っているところですので、ヨーロッパ企画のコメディが好きな人にも、小沢さんの演出が好きな人にも楽しんでいただける舞台になると思っております。是非劇場に足をお運びください。

安西慎太郎 <あんざい しんたろう>/スズキ役

Q1.ここまで稽古をやってみて、いかがですか?
本当に小沢さんが繊密に濃密にシーンを組み立てて下さっていて、コメディではあるものの、その空間とか学校ならではの空気感であったりとか、キャラクターの心情がおもしろおかしくはあるのですけど、僕的にはすごく感動したりとか、ほっこりしたりとか、泣けたりして、楽しく稽古ができています。

Q2.お客様へメッセージをお願いします。
誰でも通ったことのある学生というものが共感できるし、誰でも作品に没入できる、つまり、面白さを感じられる作品になっていると思いますし、観て良かったなって心から思ってもらえるような作品になると思いますので、是非ご観劇いただけたら幸いです。

池津祥子 <いけづ しょうこ>/セワ役

Q1.ここまで稽古をやってみて、いかがですか?
今回、全員初めましての方ばかりだったので、ドキドキしながら稽古場に行ったのですけれど、楽しくみんなでワイワイ作っているという感じで、楽しいです!

Q2.お客様へメッセージをお願いします。
色んな年代の登場人物が出て、色んな思惑を持ちつつその場にいる、で、そこから何が起こるか?というお芝居なので、観に来たお客様にとって誰かしら共感できる、のかできないのか分からないですけど(笑)、そんなところも楽しんでいただけたらと思っております。劇場でお待ちしております。

大鷹明良 <おおたか あきら>/アサオカ役

Q1.ここまで稽古をやってみて、いかがですか?
実年齢としたら20代~60代の俳優が集って、1人1人がとても個性的です。
個性がすごく引き出されている稽古だな、という感想でございます。

Q2.お客様へメッセージをお願いします。
このお芝居「しばしとてこそ」という題名ですが、しばらくの間だけでもちょっと留まって、この舞台を観ていただけたらなという想いでございます。
俳優陣、スタッフ陣、懸命に楽しい舞台を作り上げようと毎日稽古に励んでおります。
是非、お越しください。

作品概要

本作は、「卒業するタイミングは自由に自分で決めることができる」という世界を軸に、コミカルかつ挑戦的に描き出す意欲作。
3年で卒業せずに〈N学年〉に進級することを自ら選択する3人組の高校生役を、注目の若手実力派俳優=阿久津仁愛、押田 岳、坪倉康晴が演じる。そして進級したクラスで彼らを待ち受けるクラスメイトや教師には、小島梨里杏、富山えり子、中川晴樹、安西慎太郎、池津祥子、大鷹明良という、またとない豪華な顔合わせが実現した。

脚本は、オリジナリティ溢れる発想・展開・台詞が魅力、ノンストップコメディの鬼才=大歳倫弘(ヨーロッパ企画)、演出・美術は、第31回読売演劇大賞3部門受賞、どのような空間でも想像を超えたアイデアで劇世界を創造していく新時代の総合芸術の旗手=小沢道成が手がける。

次世代の演劇界を担う二人が初めてタッグを組み、この精鋭ぞろいのキャスト陣とともに、にぎやかで次々と様相を変えてゆく新感覚のディープコメディを新国立劇場 小劇場ならではの空間と演出でお届けする!乞うご期待!

ストーリー

いつの頃か、学校制度における〈卒業〉は自分自身決断する行事となっていて、高校の3年制はもはや標準的なガイドラインでしかない時代。
ダイチ・ミツル・タクロウの仲の良い3人組は、いよいよ3年生の終わりが近づいたある日、卒業のタイミングを自由に選べる〈N学年〉にそろって進級し、「もう少しだけ……」と、〈やり残したこと〉に一緒に挑戦してから卒業することを決意する。
……恐る恐る足を踏み入れた〈N学年〉の教室にいたのは、年齢不詳の生徒から30代、40代、50代……最年長は60代の生徒。そして、混沌とする教室で翻弄される若い担任教師。ダイチたち3人だけでやり遂げるはずだった大切な〈卒業イベント〉に、なぜか次々と介入してくるこのクセ強なクラスメイトたち。
彼らはなぜ卒業しないのか?そして、それぞれの「卒業」への思いと選択とは―?