“今月の”優先順位高めです【2025年4月号】

2025.04.01

4月です。すっかり暖かくなって桜も咲いてきましたね。今月から新年度、新しい環境の方も多数いらっしゃるかと思います。新たな出会いは劇場でも!というわけで、みなさまの新たな出会いの参考になれば良いなの思いを込めて、今月の「優先順位高めです」です。よろしくどうぞ。

俳優・田代明の優先順位高め!

ぽっかぽかな季節がやってきました。
みなさんこんにちは、田代明です。
あったかいと足取りも軽やかになります。
そんな身軽な身体で今月はこんな作品いかがでしょう。

ミュージカル『ウェイトレス』
初演当初、ブロードウェイ史上初、全てが女性クリエイター達の手によって手がけらた作品としても注目を集めた今作。
日本では高畑充希さん主演で2021年に上演し、コロナ禍という状況でありながらも大盛況のうちに幕を閉じました。
日本初演を振り返ってみて、個人的にはおばたのお兄さんに感動したのを覚えていて…ミュージカルの舞台で拝見したのが初めてだったので、歌もお上手、動きもキレッキレ、そしてなんてったってずーっと面白い、ミュージカル俳優としてのポテンシャルが高いお姿に衝撃を受けたのを覚えています。
ストーリーも、おあつらえ向きに作っていない感じが好きで、一筋縄ではいかないお話を楽しげな音楽や作品の世界観で甘くコーティングしてくれている、作品そのものがジェナの作ってくれる”とびっきり美味しいパイ”のような印象でした。
今年もそんな美味しさを堪能しに行く予定です。

Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』
「現代社会では非常に生きづらい性質を持っている夫婦。」というのが、今作の主人公2人の特徴らしい。どのような「生きづらさ」を抱えた2人なのかとても気になります。
どこにでもいる夫婦の物語ではない、世界に翻弄され、もがき、そしてタイトルのように踊り踊らされ、生活してきた2人の10年間。
男女の、或いは同姓同士でも、共に人生を歩んでいく人との関係性が多様化している現代において、どのような形でこの主人公夫婦が歩んでいく事を決めるのか、はたまた決めないのか…作・演出の蓬莱竜太さんが、どんな新作を描かれたのか、とても気になる一作品です。

劇団四季ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
スピルバーグ製作総指揮による世界的映画のミュージカル舞台化作品。劇団四季でやる事が決まってから、上演を心待ちにしていました。
ブロードウェイで観てきた友人達からもこぞって「バック・トゥ・ザ・フューチャーはいいぞ」とのタレコミを聞いていたので、遂に!という感じです。
舞台上にあのデロリアンが現れ、時間旅行の旅に連れ出してくれるのが今からとても楽しみです。

そして!私事ですが!
4月16日(水)〜4月21日(月)までミュージカル『ツミとバツ』に出演いたします。
ドストエフスキー作「罪と罰」を原作に、舞台を現代日本に置き換え、それでも明日を生きる人達、を描きます。
すみだパークシアター倉にて、お待ちしております!

田代明
俳優・歌手
北海道札幌市出身。東京藝術大学声楽科卒業。
X(旧:Twitter):@akkarindays
公式Instagram:@akkarindays

俳優・東野良平の優先順位高め!

今年の春は演劇仲間とお花見がしたい。東野です。
3月は、はえぎわ・桃尻犬とご来場ありがとうございました!
はえぎわ25周年記念公演『幸子というんだほんとはね』絶賛配信中です。4/30(水)まで。

新進気鋭もベテランも。4月は演劇花盛りです。

パタカラぷろじぇくとvol.3短編戯曲リーディング三本立て「妹のこども」「オーストラリアの母」「盆踊りに行こう」
平田満さん、井上加奈子さんによる「シンプルで自由な演劇の原点をめざす」パタカラぷろじぇくと
観劇常識を解きほぐす実験的企画を、大ベテランのおふたりが試行錯誤されているって、本当にかっこいい。
作・演出はVol.1に引き続き桃尻犬主宰・野田慈伸さん。Vol.1で僕は初めて朗読劇を体験したのですが、新鮮で自由なおもしろさに溢れていて初心者にもオススメ。これでチケット無料は…ちょっと凄すぎます。
会場の中野富士見町ニュー・サンナイは山内圭哉さんがオーナーを務める舞台併設のバーで、とっても心地のいい雰囲気。お酒やお料理を楽しみながら観劇できます。カレーがおいしいよ。

劇団アンパサンド「遠巻きに見てる」
『歩かなくても棒に当たる』での岸田國士戯曲賞・受賞後1作目となる本作。
否が応でも期待の高まる最新作は、前回よりさらに人数を絞った5人芝居。
今回は、主宰・安藤奎さんの出演がなく、いつも飄々と…かと思えば不意にズバっと斬り込むプレイヤーの安藤さんは観れません(フライヤービジュアルのように”遠巻きに見てる”のかも)。でも、裏面挨拶文の「ロバの夢の話」を読んでください。この短い文章で「なんなん?」という夢幻に誘う筆力。作・演出としてベールに包まれている方がむしろ不条理な存在感を増すのかもしれません。
戯曲賞の選評コメントにもあった「微分的に分析ができない」「しかし滅法おもしろい」という、戯曲のプロ中のプロである審査員でさえ煙に巻くおもしろさ。
一番簡単に理解する方法は劇場で観ることです。そして劇場から出たあと、言葉にできずまた難儀するのです。

フライングシアター自由劇場 第五回公演『そよ風と 魔女たちと マクベスと』
串田和美さんが繰り返し(今回で6度目!)様々な演出をしてきた「マクベス」。
今回は「マクベス以外の全員が魔女であり、”そよ風”でもある」とのこと。この時点でもう観たい。
はえぎわ25周年本公演『幸子というんだほんとはね』で共演した串田十二夜くん、ノゾエ征爾さんも出演されます。
昨年上演のノゾエさん演出・はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場『マクベス』で、無数の椅子が蠢きながら魔女たちが疾風の如く駆け回っていたのも印象に新しいですが、串田版はどんなマクベスが立ち上がるのか。
公式Xでの、過去の『マクベス』振り返りポストも必見。伝説の軌跡、そしてその自由な最先端を劇場で。

やみ・あがりシアター 第21回公演『あるアルル』
フライヤービジュアルが可愛らしくて素敵。フライヤーのワクワク感って観劇の一歩目。”あるある”の町の1コマ1コマを楽しく眺めたあと、裏面のリード文にグッと引き込まれる。
「あなたのあるあるを全部集めても、あなたは作れない。花びらを集めても、もとの花にならないように。」
舞台俳優としての五角形がデカい(訳:各能力を高いレベルで揃えている)コンプソンズ・大宮二郎くん、桃尻犬でも共演したマイペースかつスマートな芝居が魅力の梶川七海さんも出演されます。
「あるあるキャッシュバック」なる「お客さまが考えたキャストへの“あるある”を、1つ100円で買い取る、チャレンジ型のキャッシュバック」も楽しそうな企画。多彩なキャスト陣を思い浮かべながら劇場へ足を運びましょう。

東野良平
俳優。劇団「地蔵中毒」所属。
★配信中→はえぎわ25周年本公演『幸子というんだほんとはね』3/20(木)〜4/30(水)まで
X(旧:Twitter):@lycoris1210

俳優・佐久間麻由の優先順位高め!

4月!心機一転!引き続き、花粉症の方にはつらい季節かと思いますが、新しいこと始めたり始まったり、素敵な令和7年度になりますように。3月はひさしぶりにいっぱい観劇できて、ホクホクでしたが、それでもどうにも観れなかった作品もあり、悔しさが迸ってます。それでは、4月の超私的おすすめ演劇を!

劇団アンパサンド「遠巻きに見てる」
安藤奎さんの新作公演!岸田國士戯曲賞受賞、誠におめでとうございました!出演者も岩本えりさん、永井若葉さん、重岡漠さん、西出結さん、奥田洋平さんと、もうパーフェクトすぎる並び。何気ない日常に笑ったりヒリヒリしてるうち、いつしかとんでもないところまで連れてってくれる安藤さんの世界、大好きです!

惚てってるズ 第二回公演「惚て並み拝見」
金子大地さん、前原瑞樹さん、三村和敬さんの3名によるユニット「惚てってるズ」の第2回公演!今回は、脚本を田川啓介さん(水素74%)と石黒麻衣さん(劇団普通)が。演出を石黒さん、というなんとも素敵なコンボ。今回のチラシもとっても可愛い!前回公演の『惚てはじめ』に続き、タイトルも最高!!

muro式.『トイ』
本多力さんとムロツヨシさんに加えて、大西礼芳さんが出演!4年ほど前に観た、ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』での大西さんがとんでもなく印象的で、今でも時々想いだします。muro式.での大西さん、楽しみです!

チーム徒花『月曜日の教師たち』
出演者でもある岩松了さん、桑原裕子さん、千葉雅子さん、土田英生さん、早船聡さんが、共同で作・演出を務める公演。錚々たるすぎる皆さんがどう共同して創作しているのか、お稽古見学チケットとかあればいいのになぁ……!タイトル通り、教師たちの物語。あらすじ読むだけですでにわくわくです。生徒たちの物語が溢れる世の中に、教師たちの物語が爆誕しそうで、まだ観てもいないのに、再演しつづけてほしいなぁなんて思います。楽しみです!

以上、4月の超私的おすすめ演劇でした。令和7年度のはじまり、素敵な観劇4月ライフになりますように!」

佐久間麻由
俳優・企画制作。劇団「スリーピルバーグス」所属。企画ソロユニット「爍綽と」主宰。
X(旧:Twitter):@mamamayuuuu
Instagram:@mayusakuma221
Lit.Link:https://lit.link/mayu221
公式サイト:https://www.lespros.co.jp/artists/mayu-sakuma/

脚本家/演出家・海路の優先順位高め!

海路です。みろって読みます。
新生活の季節ですね。自分はというと、旧生活です。全然先月と特に変わらず、旧のままなので、小さな新を見つけてみようと思ってます。
てなてなことで、4月の優先順位高めな作品はこちら!!

Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』
Bunkamura×モダンスイマーズの蓬莱竜太さんのタッグで上演される本作。人生100年時代といわれる現代で、その1/10を共に過ごした夫婦の物語とのことで、キャストには長澤まさみさんや森山未來さん、timeleszの松島聡さんら、豪華な面々が名を連ねております。夫婦生活10年もしてれば、絶対色々あるはずで、タイトルの「おどる」夫婦には、そんな様子を表す意図が込められてるとのこと。家族や恋人など大切な人と観に行くと、また素敵な観劇になりそうな予感です!

パルコ・プロデュース2025 エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~
2016年にパリで初演を迎えると上演回数700回を超えロングランとなった傑作劇を、マキノノゾミさん演出、加藤シゲアキさん主演で2年前に日本版として上演された本作の再演。初演を観ているのですが、とにかく面白い。書けない劇作家がある舞台の初日を迎えるまでを描いた話なのですが、12名のキャストが約50役をもの凄いスピードで演じていくという超ハイカロリーな演出の中で繰り広げられるドタバタコメディでして、エネルギーが凄いんです。笑って笑って感動して、気づいたら幕が降りています。息つく間もなく進んでいくので、この楽しさを是非劇場で体験して下さい!

劇団アンパサンド「遠巻きに見てる」
先日第69回岸田國士戯曲賞を受賞し、今飛ぶ鳥を落とす勢いの劇団アンパサンドの新作公演。あらすじを読んでみると、「夢」「ロバ」「蟻地獄」「スペイン語」「女子高生」など、相容れない言葉達が並んでおりました。アンパサンドに関しては、物語の予想がいつも全くつきません。とりあえず、観に行ってみることが一番早いのかもとも思います。劇場は、おなじみ三鷹の星のホール。期待しかありません。是非。

海路
脚本家。演出家。監督。
劇団papercraft主宰。アミューズ所属。『檸檬』にて第29回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。
1999年7月20日生まれ。
X(旧:Twitter):@nonde_miro

脚本家/演出家・萩田頌豊与の優先順位高め!

暖かくなってきましたね。本当に最高の季節です。皆様こんにちは。
ローソン演劇部部員の萩田頌豊与です。
今月のおすすめの演劇を紹介できたらと思います!暖かい季節にこんにちは!
以下4月おすすめ演劇。

劇団アンパサンド『遠巻きに見てる』
安藤奎様。岸田國士戯曲賞受賞、本当におめでとうございます。
場所も三鷹で僕と安藤さんが初めて会った場所です。「あの、安藤さん。」三鷹の前にあるバス停の前でした。三鷹に向かう方です。

僕は自転車に乗っていて、安藤さんは三鷹の公演の片付けで、制作さんと荷物を抱えていました。193センチ大男、自転車乗ってるver.の僕が唐突に声をかけました。僕も唐突に出てしまった言葉を引っ込めきれず、続けて「東京にこにこちゃんの萩田です。アンパサンド大好きです。」と言いました。

すると安藤さんは「私も東京にこにこちゃん大好きです。」と言ってくれました。
夕日が綺麗な時間でした。夕方でした。
あの風景を2ページ見開き1枚絵で僕の脳裏に焼き付いてます。スラムダンクの桜木とか流川とか、ワンピースの「人の夢は終わらねえ」と同じ場所に保存されてます。

安藤さんは本当に言葉選びが綺麗で、僕も偽作家なりに新しい言葉を探し、作り続けてる身としては、安藤さんの言葉を読むと本当に綺麗で面白く、一丁前に落ち込みます。空間を笑いに到達させるタイミングも最高です。

役者としても本当に一流なんですよ安藤さんは。まず舞台の上にいるだけ最高に面白くて、自分の作品をより操縦しやすいポジションどりしてコントロールする。あれやっぱりできるの格好いいですよね。自分の作品を役者で支える。ズルいと思います。

前、何十回もタイタニックを見返してるっていうのを聞いて、俺もパクろうと思ってクレヨンしんちゃんのアッパレ戦国だけずっと観てますと嘘ついてます。一番大好きな映画ですが、本当は他の映画も見てます。

新作本当に楽しみです。早く観たい。
やっぱり元来、早く観たいと思える作品がいいですよね。安藤さんよりも早く観たいです。

そして改めまして本当に岸田國士おめでとうございます。あまり演劇のことを自慢することはないのですが。僕の母にも安藤さんのこと自慢しました。

以上です!
そしたら!
5月にまた皆様に会えたらと思います!
卒業シーズンの皆様におかれましては、卒業おめでとうございます。

萩田頌豊与
脚本家。演出家。
日本で最もチケットの取れる劇団『東京にこにこちゃん』主宰。
1991年1月4日生まれ。
身長193cm
体重110kg
X(旧:Twitter):@CollinesBar
公式HP:東京にこにこちゃん 公式サイト

脚本家/演出家/俳優・滑川喬樹の優先順位高め!

春の過ごし方がずっとよくわからずにいます。あったかくなってみんな少しウキウキしてるように見えて自分も同じようにウキウキしたいと思うけど結局毎年大してウキウキできず春は終了。いつかウキウキした春を過ごすのが夢です。4月の優先順位です。

やみ・あがりシアター 第21回公演『あるアルル』
注目の役者さんがたくさん出てるし知り合いから面白いよとよく勧められるので優先順位高めです。まだ拝見したことないのですが昨年の『フィクショナル香港IBM』の評判はよく耳にしました。SFの脚本が書ける人ってとても憧れます。役者さんのあるあるを募集して採用されたらキャッシュバックがあるって企画も面白いですね。

惚てってるズ 第二回公演「惚て並み拝見」
第二回目の公演となる「惚てってるズ」。いまだに読み方がわかりません。今回は脚本に水素74%の田川啓介さんと劇団普通の石黒麻衣さんが担当するとのこと。作・演出が毎年変わっていくスタイルの団体さんなのでしょうか。並びが大変興味深いですね。短編3本らしいので見やすいかもしれません。

追悼・天野天街監督『トワイライツ』上映会&トークショー
一昨年から才能ある方の急逝が続き残念で仕方ないのですが、そんな天野天街監督が1994年に撮った映画「トワイライツ」をスズナリで上映するとのこと。少年王者舘は見たことあっても映画は見たことない人が多いのではないでしょうか。僕もそうですがどんな映像作品なのか気になる方は是非スズナリへ。

劇団アンパサンド『遠巻きに見てる』
三鷹市芸術文化センター星のホールで再びアンパサンドが観れるとのことで大変嬉しいです。初めてアンパサンドを見たのも星のホールでした。あの飛躍、飛び方が痛快でした。今もっとも注目されてる団体なのでチケットが取れるかどうかが心配ですが。

りんりんふぇす山谷 vol.12
貧困問題から社会を考える音楽フェスティバル。山谷で2回目の開催です。ミュージシャンの寺尾紗穂、坂口恭平など錚々たる出演者にも関わらず入場料は自由価格、予約は不要です。炊き出しや座談会などもあるので貧困問題に興味ある人はチェックしてみてください。

花粉でしんどいと思いますが観劇で楽しい4月をお過ごしください。

滑川喬樹
脚本家・演出家・役者。
コントユニット「エトエ」主宰。
X(旧:Twitter):@nametakaki
エトエ公式HP:https://etoe.amebaownd.com/

批評家・山﨑健太の優先順位高め!

先月のコメントで今年は花粉症がほとんど出てません!とか書いていたのですが、その直後から見事にいつも通りの花粉症でぐったりしている今日この頃。しかし今月分のコメントが掲載される頃には桜も咲いているはず。気分を切り替えて新学期に臨みたいところです。

4月の優先順位高め1本目はジュンコエモト『真夜中に寂しくなったときに観たい演劇』です。毛皮族の江本純子による新作は江本自身の出演による「ニュー・クィア・ドラマ」を掲げた一人芝居。クィアを描いた作品がまだまだ少ない日本、なかでも演劇は他のジャンルと比べてもクィアを描いた作品が少ないように思います。「レズビアンとして」「まるで自分がこの世にいないような寂しさ」をしている人々のための「作品を自分でも描かないといけないと思」ったという江本純子が客席20席の親密な空間でどのようなパフォーマンスを上演するのか。キャリアのある作家の新たな挑戦としても楽しみです。

2本目は「かつてなく自由にダンスを名乗るための煙が立つ会 2025」。「六行会ホールでどのような『ダンス』をつくれますか?」をお題としたコンペ企画の2年目で、今年は昨年の公開プレゼンテーションで6組から選ばれたJACKSON kaki、豊田ゆり佳、涌井智仁の3組が最終プレゼンテーションに臨みます。ダンスコンペとは言ってもここで待望されているのは既存の枠に収まらない未知の表現としてのダンス。観たことがないものを観たい人は是非。

3本目はティアゴ・ロドリゲス作・演出『〈不可能〉の限りで』SHIZUOKAせかい演劇祭で上演されるこちらは「アヴィニョン演劇祭史上、外国人では初めてディレクターに任命されたティアゴ・ロドリゲス」が「赤十字国際委員会や国境なき医師団のメンバーらとの対話をもとに創作した」作品とのこと。SHIZUOKAせかい演劇祭では5月に上演される『ラクリマ、涙~オートクチュールの燦きらめき~』と合わせて現代社会の問題に正面から取り組んだ大規模なプロダクション2作品が招聘されています。いま、ヨーロッパの舞台芸術において現代社会の問題がどのように扱われているのかを体感できる貴重な機会。SPAC『ラーマーヤナ物語』や駿府城公園周辺で開催されるストリートシアターフェス・ストレンジシード静岡と合わせてゴールデンウィークは静岡へ。

山﨑健太
批評家・ドラマトゥルク。演出家・俳優の橋本清とともにy/nとして舞台作品も発表しています。
X(旧:Twitter):@yamakenta

ライター・吉永美和子の優先順位高め!

はじめまして。大阪を拠点に関西の演劇ネタをいろいろ書かせていただいてる、フリーライターの吉永と申します。大阪在住ならではのローカルな情報も、この機会に紹介させていただきたく存じます。関西で上演される舞台作品をかたっぱしからリストアップしたnoteもやってますので、関西で何か観たいと思った時はのぞいてみてくださいね。

イッセー尾形の右往沙翁劇場 番外編『銀河鉄道に乗って』
ほぼ毎クールどこかのドラマで出演しているのをお見かけするほど、日本の映像界には欠かせない存在となっているイッセー尾形さんですが、彼の演技力を鍛え、その名を世間に知らしめたのは、市井の人々の暮らしぶりを、ユーモアとペーソスあふれる視点で描き出した一人芝居。実はここ最近、新作は必ず大阪の劇場「近鉄アート館」で初公開されているのです。今回は、宮沢賢治をテーマにした短編集『賢治再訪』上梓を記念して、賢治作品をモチーフにしたオムニバスを披露するとのこと。おなじみの童話がどんな風に料理されるのか、いち早く目撃しちゃいましょう!

唐組『紙芝居の絵の町で』
昨年のちょうど今頃逝去されたアングラ演劇の巨匠・唐十郎さんですが、彼が座長を務めた「劇団唐組」はまだまだ健在。唐組の春の全国ツアーは、これまた大体関西からスタートするのが恒例です。今年は2006年初演の『紙芝居の絵の町で』を、11年ぶり三度目の上演。次々に紙をめくって子どもたちを物語に引き込む紙芝居と、様々な風景をそこに映し出しながらも、毎日めくられては廃棄される使い捨てコンタクトレンズを重ね合わせたという発想だけでも天才的だけど、そこに老人介護を利用した詐欺の話までミックスするとか、唐十郎のイマジネーションの自由奔放さとダイナミズムには、今もなお圧倒されるはず。どこか背徳的な熱気があふれる紅(あか)テントの空間も、一度体感するとクセになりますよ!

『翼和希トップスター就任記念公演 OSK 日本歌劇団 レビュー in Kyoto』
昨年のNHKの朝ドラ『ブギウギ』で、一躍再評価の機運が高まった、宝塚と並ぶもう一つの歌劇団「OSK日本歌劇団」。その『ブギウギ』に、主人公が所属する歌劇団のスパルタな先輩として登場し、世間にもそのハンサムぶりが発見されてしまった翼和希さんは、時期OSKのトップスターとなることが、すでに決定しています。正式なお披露目公演は6月ですが、それに先駆けて京都の「南座」でレビュー公演を実施。「ダンスのOSK」と言われるほど、ダンスのクオリティが圧倒的な劇団なので、ダンスだけを集めたレビューショーは、まさに本領発揮の場。ドラマでも再現されたラインダンスの美しさは、ぜひ目に焼き付けていただきたい!……のだけど、この時点でチケット取れるかどうかだけが心配です。

吉永美和子
フリーランスのライター&編集者。関西の情報誌「SAVVY」や「Meets Regional」などで演劇の連載を持つ一方、映画やグルメや旅行などノンジャンルで活動中。
X(旧:Twitter):@Yoshine_A
note:yoshine_a

ライター・中川實穗の優先順位高め!

こんにちは、ライターの中川實穗です。

わたしは以前、こちらのコラムに参加させていただいていたライターです。個人的なことですが昨年末に地元・福岡に拠点を移し、現在は福岡と東京をウロウロしながら活動しています。そんなわたしにローチケ白川さんが再び声をかけてくださり、参加することになりました。ありがたい!これからは福岡をベースに、優先順位高めな情報を書いてみようかなと思っています。よろしくお願いします。

早速ですが4月の福岡。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』やらパルコ・プロデュース2025 東京サンシャインボーイズ 復活公演『蒙古が襲来』Mongolia is comingやらを観にいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

福岡はいま、いろんな施設が新しく建ったりリニューアルしたりしまくっている時期なのですが、その中で「福岡市民ホール」が3月28日(金)に開館しました。大ホール(約2000席)、中ホール(約800席)、小ホール(約150席)。これを機にもっといろんなカンパニーが公演に来てくれたらいいなと期待しているところです。

そんな福岡市民ホールの開館記念で、中ホールの初回公演として上演されるのは、福岡市民ホール開館記念 中ホール初回公演 万能グローブガラパゴスダイナモス×ゴジゲン×小山田壮平『見上げんな!』です。福岡を拠点に活動する「万能グローブ ガラパゴスダイナモス」の川口大樹さんが脚本を、福岡県福岡市育ちの松居大悟さん(ゴジゲン)が演出を、福岡市在住の小山田壮平さんが音楽を手がけます。大阪、東京でも上演されますが、福岡で観るのがやっぱ醍醐味ですよね~と言いたいところですが、3カ所で一番公演数が少ないのが福岡だと気付きました。福岡演劇、盛り上げられるようにがんばりたい。
 
春風亭昇太さん、柳家喬太郎さん、ラサール石井さんが出演されるラッパ屋 第50回公演『はなしづか』は北九州公演があるのでうれしい。楽しみに待ってます。福岡は2007年から毎年「博多・天神落語まつり」も開催されていますし、落語会や寄席も多いんですよ。地元の公演は、演劇ユニットホワイトノイズによる『絢爛とか爛漫とか モダンガール版』、【介護×演劇】がテーマの介護演劇『History of wands』が気になっています!

中川實穗
ライター。2024年末に東京から福岡へと拠点を移し、演劇にまつわる取材をしています。新幹線で行けるとこならどこでもなんでも観に行きます!
X(旧:Twitter):@miho_sgt

ライター・井ノ口裕子の優先順位高め!

新たなスタートを迎える方が多い春。4月も充実なラインナップです。
是非、観劇デビューしてください!

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」
2016年に三浦春馬さん演じるローラで日本初演を観てから、大好きなミュージカルです。イギリスの田舎町にある倒産寸前の老舗靴工場の4代目チャーリー・プライスが、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラと、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくり再起を図る感動のストーリー。楽曲もダンスも演出もすべてが最高です。今作のチャーリーは東啓介さん&有澤樟太郎さんのWキャスト、ローラは甲斐翔真さん&松下優也さんのWキャスト。全組み合わせを観たいです!

Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』
蓬莱竜太氏作・演出の新作。現代社会では非常に生きづらい性質を持っている夫婦の約10年間の軌跡を軸に描かれる物語です。その不器用な夫婦を、意外にも舞台初共演という長澤まさみさんと森山未來さんが演じる。それだけでワクワクしかありません。脇を固める共演者も、timeleszの松島聡さん、皆川猿時さん、小野花梨さん、伊藤蘭さん、など豪華で期待感が増します。

パルコ・プロデュース2025 エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~
名作戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』誕生に隠された捧腹絶倒のドタバタ幕内コメディ。2023年以来の日本再演です。演出は初演に続きマキノノゾミ氏。主人公の“書けない劇作家”エドモン・ロスタン役を自身も作家として活躍する加藤シゲアキさんが再び演じます。付け髭の加藤さんが舞台上を駆け回る極上のコメディで元気をもらえます。

今月のおススメ2.5次元作品はーー。

「チェリまほ The Musical」~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~
豊田悠原作の人気コミック『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』原作のミュージカルです。通称「チェリまほ」と呼ばれ、テレビドラマや映画、アニメ、タイでテレビドラマ化された話題作がついに舞台で観られます。主人公の冴えないサラリーマン・安達清を松田凌さん、安達に思いを寄せる会社の同僚・黒澤優一を荒牧慶彦さんが演じます。ベストキャストのミュージカル版「チェリまほ」安達&黒澤のもどかしい恋模様にキュンキュンすること間違いなし。

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage《MAD TRIGGER CREW & どついたれ本舗 feat. 道頓堀ダイバーズ》
舞台『ヒプノシスマイク』(通称ヒプステ)の新作です。今作には舞台オリジナルキャラクター、寶井灯依里 役でEXILE FANTASTICSのパフォーマー世界さんが出演するもの注目です。ラップ初心者でも楽しめるヒプステの世界に、ぜひ足を踏み入れてみてください。

井ノ口裕子
ライター。観劇の入口は中学生のときの宝塚。それから観劇は一番の趣味です。小劇場からグランドミュージカルまで、ジャンルは問わず面白そうと思ったら何でも観ます。

ライター・釣木文恵の優先順位高め!

今年から、日本テレビで漫才とコント両方で戦う『ダブルインパクト〜漫才&コント二刀流No.1決定戦〜』がスタートします。芸歴制限なし、エントリーは2人以上で、即席ユニットOK。初めての開催なのでどのくらいの規模になるかは不明ですが、夏に決勝が放送される予定で、4月にはもう予選がスタートします。この賞レースのために対策ライブもいくつか生まれています。新たな賞レースがお笑い界の地図をどう変えるのか、楽しみです。

THE SECONDノックアウトステージ16→8対策 三日月マンハッタン仲嶺さんに聞いてみないとネ 
結成16年目以上の漫才師がしのぎを削る『THE SECOND』。先日、「開幕戦ノックアウトステージ」がスタートし、ベスト16が出揃いました。中堅〜ベテランの戦いはどうしたって人間味のぶつかり合いになり、決勝にあたるグランプリファイナルに至るまでも数々のドラマが生まれます。今年、惜しくもベスト32入りを逃したコンビ・三日月マンハッタンの仲嶺巧さんは『THE SECOND』が大好きで、敗退後も分析を続けています。そんな仲嶺さんと、ベスト16入りを果たしたドドん、リニア、ハンジロウが作戦会議を行うライブ。彼らがどう戦うかを知ると、戦いが倍面白くなります。

ニューヨーク×ラパルフェ2マンライブ『ニューヨークニューヨーク』 
昨年のM-1グランプリ予選でニューヨークの完コピ漫才を披露して大きな話題を巻き起こしたラパルフェ。彼らと、本家ニューヨークの2マンライブが開催されます。ニューヨーク以外にもたくさんのモノマネレパートリーを持つ彼らではありますが、ニューヨークと対峙した二人が1時間なり1時間半のライブをどう切り抜けるのでしょう。チケットは完売ですがこれは配信で観てみたい!

美と崩壊―繁殖の第3章―
お笑いって、基本的にはすごく安全な舞台芸術だと思っています。演劇のように何が起きるかわからないこともないし、客席に介入が行われる危険性がかなり低い。吉本の舞台であればその安全度はぐっと高まります。そんな中、ななまがり森下(直人)さんが扮するキャラ「キモお兄さん」の登場するライブは、ちょっと違います。「キモ」を目指しすぎるあまり、客席から悲鳴が起こることもしばしば、観に行くのにちょっと緊張を伴うライブです。そういうライブが存在するのはとてもいいことだなと思います。

演劇ではなんといっても先日岸田國士戯曲賞を受賞した劇団アンパサンド「遠巻きに見てる」。また、惚てってるズ 第二回公演「惚て並み拝見」、水素74%の田川啓介さん、劇団普通の石黒麻衣さんの短編も楽しみです。

釣木文恵
演劇を中心にインタビュー記事などを執筆。最近はお笑い関連の仕事も増えてきました。
X(旧:Twitter):@troookie

ライター・岩村美佳の優先順位高め!

桜の開花に心躍る季節。大作ミュージルラッシュの4月がやってきました。
開幕順に、ミュージカル『ホリデイ・イン』ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』ミュージカル「フランケンシュタイン」ミュージカル『ウェイトレス』ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」。今年は通年を通してミュージカルが沢山上演されますが、4月はダブルキャスト案件も多く、劇場通いの予定です。

ミュージカル『ホリデイ・イン』は、1942年にビング・クロスビー&フレッド・アステア主演で公開された映画『Holiday Inn』(邦題『スウィング・ホテル』)をもとに作られたブロードウェイミュージカル。「White Christmas」「Steppin’out with My Baby」「Cheek to Cheek」など、ハリウッドを代表する映画音楽家アーヴィング・バーリンの名曲の数々、華やかなレビューシーンも楽しみ。坂本昌行さん、増田貴久さん、柚希礼音さん、夢咲ねねさん、保坂知寿さん、と豪華キャストが勢揃いです。

個人的にアツいのはミュージカル「フランケンシュタイン」。2017年の日本初演からハマリまくった作品で、なぜと言われても、こればかりは全てが好きだからとしか言いようがないというか…。韓国発のオリジナルミュージカルで、ブランドン・リーさんの楽曲の海に浸り続けられることも至極。初演から3度目の出演となる中川晃教さんと加藤和樹さん、新キャストの小林亮太さんと島太星さん、どちらも楽しみです。ビクターとアンリの組み合わせで違う物語が見えてくるのもおすすめポイント。もちろん4通り観劇予定です(笑)!さらに、新キャストの中でも、エレン/エヴァ役の朝夏まなとさんが特に楽しみ!語り出したら止まらないのでこの辺で…。

2023年の宝塚星組公演の記憶も冷めやらずですが、日本版は7年ぶりの上映となるミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』。新たなキャストには、新しい時代の風が吹いています。まさに作品が描くフランス革命の勢いを感じる座組。2021年の日本初演以来の再演となるミュージカル『ウェイトレス』は、初演キャストと新キャストの皆さんが繰り広げる、個性豊かなキャラクターたちの様々な人生に出会うのを楽しみにしています。

そして、4月末に開幕するのがブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」。メインキャストがほぼ一新され、新たなステップを踏み出すカンパニーに期待が高まります。チャーリー、ローラ、ローレンがダブルキャストになり、こちらは8通りの組み合わせが誕生します。「自分らしく生きる」というメッセージに鼓舞される春が楽しみです!

岩村美佳
ライター。フォトグラファー・ライター。初観劇は小学生の時に観た宝塚。ミュージカルを中心に色々と観劇しています。配信観劇も存分に楽しめるようになりました。超絶猫好き。
X(旧:Twitter):@nyanyaseri

ライター・河野桃子の優先順位高め!

HANA’S MELANCHOLY「音楽劇 まなこ」
翻訳家としても活動する一川華さん(脚本)と、劇団東のボルゾイでオリジナルミュージカルを演出している大舘実佐子さん(演出)のユニット。性的合意とその創作をめぐる作品紹介を読み、「発信する」「表現する」ということを現代の視点で考えたいという期待がふくらみます。

福岡市民ホール開館記念 中ホール初回公演 万能グローブガラパゴスダイナモス×ゴジゲン×小山田壮平『見上げんな!』は、福岡の人気劇団万能グローブガラパゴスダイナモスと、福岡出身の松居大悟さんが主催するゴジゲンと、同世代の福岡出身ミュージシャンである小山田壮平さんのコラボ企画。地元と東京それぞれで活動する劇団は、背景も環境も違うけれど、いくつかの同じ風景を持っている。場所も時間も飛び越えて、あらたにオープンする福岡市民ホールで公演する、福岡と演劇と音楽とそして人生のつまった舞台(になると思う!)。大阪・東京公演あり。

デイサービスで公募アーティストが滞在制作・公演をするクロスプレイ東松山。今回は、ハイドロブラストの『ケアと演技』を上演します。過去に観た白神ももこさんや入所者の方のパフォーマンスもとても良かった。
『ケアと演技』は、アーティストの竹中香子さんがご自身のお父さまのケアに思いを馳せたとのこと。ケア。介護。生きること。誰にとっても身近なもののはずなのに、フィクションを観ているとときどき忘れそうになる。けれども、現実の手触りなしに生きていくことはできない。「ケア」と「演技」がフィクションと現実をどう横断するのか。現代の眼差しが気になります。

ほか、長澤まさみさんと森山未來さんが夫婦役、作・演出が蓬莱竜太さんのBunkamura Production 2025『おどる夫婦』。先日に岸田國士戯曲賞を受賞した劇団アンパサンドの安藤奎さんによる劇団アンパサンド「遠巻きに見てる」。「ふじのくに⇄せかい演劇祭」あらため「SHIZUOKAせかい演劇祭2025」もはじまります。

あと4月は、デロリアンが日本に来るのに個人的に興奮しています…(劇団四季ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

河野桃子
ライター。翻訳戯曲と小劇場を中心に、ミュージカルやコンテンポラリーダンスなど「舞台」と名がつくものはなんでも観に行きます!
X(旧:Twitter):@momo_com

ローチケ演劇部_白の優先順位高め!

春ですね。4月1日(火)は世間的には新年度ということもあり、いろいろ始めるきっかけになりますね。わたしも今日から本気出そうと思います。というわけで今月の「優先順位高めです」な公演は以下です!

まずはやっぱり、劇団アンパサンド「遠巻きに見てる」です。昨年8月、観るものを爆笑と恐怖(?)に陥れた「歩かなくても棒に当たる」で第69回岸田國士戯曲賞を受賞(おめでとうございます!)した安藤さんの新作公演。今回はどんな形で僕らの想像を超えていってくれるのか。安藤さんの世界観をぜひ。ドキドキしながら三鷹に向かいたいと思います。

そして!優しい劇団の大恋愛『絵本町のオバケ屋敷~愛!いつまでも残るの怪!~』。話題の優しい劇団ですが、まだ観れたことがないんです。今回こそは!と思っていたのですが、今回もチケット争奪戦に敗れました…。いやすごい人気だな。過去作品もYouTubeで公開されているのでご興味持った方はぜひ。

金子大地さん、前原瑞樹さん、三村和敬さん3名のユニット惚てってるズ。第二回公演『惚て並み拝見』も必見ですね。脚本には、水素74%の田川さんと、劇団普通の石黒さん(石黒さんは演出も)。前回公演とても面白かったんで第二回公演も期待大。お手並み拝見です。

あと、コノエノ!ファイナル公演『一人結婚式』も。ナイロン100℃の俳優木乃江祐希さんのユニット、ずっと観たいと思ってたのでやっと。でもファイナルですって。ご結婚おめでとうございます。ご祝儀もって駆け付けたいと思います。

と、いつも小劇場系ばっかり書いているのですけど、それ以外で今月の注目は劇団四季ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。原作映画も大好きなので楽しみです。
あと、演劇じゃないけど、スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025に参加します。超楽しみ。