第31回 読売演劇大賞で3冠を受賞したEPOCH MAN『我ら宇宙の塵』満を持して再演!プレビュー公演が開幕!

2025.10.20

写真:一色健人

小沢道成が脚本・演出・美術をつとめるEPOCH MAN『我ら宇宙の塵』のプレビュー公演が10月19日(日)新宿シアタートップスにて幕を開けた。
『我ら宇宙の塵』は2023年に初演、第31回読売演劇大賞「優秀作品賞」「優秀演出家賞」「最優秀女優賞」を受賞し大きな話題となった作品。本年6月にロンドン版として英語に翻訳し現地キャストで上演すると、「長く記憶に残る、新鮮で心温まる作品」(The Review Hub/★★★★★)、「感動的。観客は涙を流さずにはいられなかった」(West End Best Friend/★★★★★)など英国演劇メディアから高い評価を獲得。一面のLEDディスプレイとパペットを用いた演出、そして、大切な人を失ったとき悲しみとどう向き合えばいいのかを問う、幻想的で繊細かつ見る者の心を大きく揺さぶる作品にオリジナルキャストで再び挑む。
いなくなった父親を探しに街に出る少年・星太郎を小沢道成(プレビュー公演は谷恭輔)、その少年を追う母親・宇佐美を池谷のぶえ、また2人が街で出会っていく人々、火葬場の職員・鷲見を渡邊りょう、看護師の早乙女を異儀田夏葉、プラネタリウムを経営する平家をぎたろーが演じる。

東京公演は10月22日(水)に開幕。さらに、EPOCH MANとしては初の大阪・北九州・金沢を巡るツアーを敢行。また、各地で鑑賞サポート付公演を実施。バリアフリー字幕・英語字幕のタブレットを貸し出すほか、東京・大阪公演には舞台手話通訳として田中結夏(となりのきのこ)が出演する。

また、EPOCH MAN新作公演『The Closet Revue』の上演が決定した。2026年4月5日(日)~5月4日(月祝)ザ・スズナリでのロングラン上演となる。
アンサンブルキャストのオーディションが発表され、2025年11月1日より募集を開始する。

『我ら宇宙の塵』舞台写真

写真:一色健人

『我ら宇宙の塵』あらすじ

少年は、父の行方を探しに家を出た。
その少年を探しに、母も家を出た。
長い長い旅の途中、出会った街の人に聞いてみた。
どこに行けばいいのか、と。
ーーー遺された者達が辿る、宇宙と、この地球の物語。