写真左から）曽我廼家桃太郎、渋谷天笑、久本雅美、藤山扇治郎、曽我廼家一蝶

1月2日(金)～1月7日(水)まで京都・南座で上演される「初笑い！松竹新喜劇 新春お年玉公演」。その公演に先駆けて取材会が行われ、松竹新喜劇の次代を担う藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家桃太郎と、南座のお正月公演では欠かせない存在となった久本雅美が出席。次のようなコメントが届いた。

藤山扇治郎 コメント
久本さんに南座の松竹新喜劇公演にご出演いただくのは今回で10回目です。舞台以外でも真心を持って接していただいて、本当の母親のように思っています。劇団員で力を合わせて、先輩方がされてきた作品を今の時代に合わせながら続けていくことが使命だと感じています。来年も一年間無病息災で、年末にみんなで大団円を迎えられるように頑張ります。

渋谷天笑 コメント
Aプロ『まず健康』では、扇治郎さんと兄弟の役を勤めさせていただきます。母親役の久本さんとがっつり共演させていただくことが楽しみです。この作品は、すごいどんでん返しがあるような物語ではないのですが、フラットに楽しんでいただけると思っています。

曽我廼家一蝶 コメント
Bプロ『淡路島 ふる里の橋』は、長年藤山寛美さんがされていた店主の石村を勤めます。今年の1月に引き続き、淡路島の皆様に多大なるご協力をいただきますので、気合を入れてお芝居をさせていただきます。また今後は、全国に僕たちのほうから出向いて、いろいろな土地と松竹新喜劇を結ぶ“架け橋”になりたいと思っています。

曽我廼家桃太郎 コメント
Aプロは風呂屋の従業員で、「言ったらあかんよ」と言われていることをすぐに話してしまうような役。Bプロは好きな子に振られてコロッと態度を変えるような人物で、どちらも非常に等身大な役をさせていただきます。細部までこだわった役を一生懸命演じます。

久本雅美 コメント
Aプロ『まず健康』に扇治郎さん、天笑さんの母親役で出演します。私のシャキシャキっとした部分と打ちひしがれている部分をうまく使い分けて、芯の強いあったかいお母さんを演じたいと思っています。三人でわちゃわちゃと暴れながら、皆さんに喜んでいただけるように勤めます。松竹新喜劇でこれまでいろいろな役をさせていただき、私の役者人生の歴史が刻まれていると思います。みんなで力を結集して、松竹新喜劇をもっと面白くしていくことが、挑戦であり、使命だと感じています。

松竹新喜劇の世界を90分で楽しめる「初笑い！松竹新喜劇 新春お年玉公演」。Aプロでは『まず健康』、Bプロでは『淡路島 ふる里の橋』を上演。各部とも、終演後に、藤山扇治郎・渋谷天笑・曽我廼家一蝶・曽我廼家桃太郎・久本雅美（Aプロのみ）による「新春ご挨拶」も行われるという。
チケットは好評販売中！詳細は、下記公演概要欄の「チケット情報はこちら」よりご確認ください。2026年は「初笑い！松竹新喜劇 新春お年玉公演」で初笑いをぜひ！