この世には、不思議なことなど何もないのだよ。
戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた不思議な世界観で、多くのファンを獲得している京極夏彦の大人気小説「百鬼夜行シリーズ」。
その中でも最高傑作の呼び声が高い『魍魎の匣』を舞台化!!
この度、ついにメインビジュアルを解禁いたしました。
橘ケンチ演じる京極堂を中心に、美馬坂幸四郎(西岡德馬)、鳥口守彦(高橋健介)、 木場修太郎(内田朝陽)、関口 巽(高橋良輔)、榎木津礼次郎(北園 涼)、柚木陽子(紫吹 淳)が並びます。
また、原作者の京極先生にもご出席いただき、顔合わせを行いました。
その際、京極先生より「『魍魎の匣』という作品は、映画、コミカライズ、アニメにもなっていますが、そうした過去の作品、原作も含めて一切気にしていただく必要はありません。この舞台はみなさんの舞台です。みなさんが身体を使って自分なりの「魍魎の匣」をつくっていただければ私はそれで満足でございます。観客が喜ぶのが何よりです。ですから私が書いた古臭い小説など全く気にせずにこの脚本をいかに面白い舞台にすることだけを考えていただければよいかと思います」という激励のメッセージをいただき、キャスト・スタッフ一同 、気合を入れて稽古に取り組んでおります。
舞台「魍魎の匣」 どうぞご期待ください。