いよいよ8/17(土)より開幕!「転校生 男子校版&女子校版」の稽古場写真をお届け!

2019.08.16

若手俳優発掘プロジェクト・第2弾としてオールオーディションキャストで上演される舞台「転校生」。
2015年、本プロジェクトの第1弾となった初演では「これから女優としての経験を積んでいきたいと思っている」18~27歳の女性を対象にオーディションを行い上演。作り手、観客ともに新たな若き才能との出逢いを体験し、その瞬間の最初の目撃者となったことに歓喜しました。

あれから4年、新しい才能が出現する最初の目撃者になりたい、まだ見ぬ才能と出逢いたい、という思いを継承して再び上演される「転校生」では、新たに平田オリザ氏が改訂版として男子校バージョンを翻案、オリジナル女子校版と男子校新版(本邦初)の2バージョンの同時上演となります。
演出は初演に引き続き本広克行氏が務めます。

今回は「役者として本気で覚悟が決まった方」を募集、2,128名から選ばれたのは21世紀へ羽ばたく俳優たち42名。
21人の女優たち、21人の男優たち、皆さんが彼らの才能の最初の目撃者となります。

ここでは開幕を間近に控えた稽古場の模様を写真でご紹介します。
ぜひ彼ら、彼女らの輝きの一端を感じ取っていただき、きたる本番でその才能の最初の目撃者となってください。

パルコ・プロデュース『転校生』は8月17日(土)~8月27日(火)、東京・新宿の紀伊國屋ホールで上演。

≪女子校版≫

 

≪男子校版≫

◆作品について
1994年青山演劇フェスティバルで初演されて以来、高校演劇のバイブル的戯曲である「転校生」。
本作では平田オリザ戯曲特有の「同時多発」会話で繰り広げられる、ある高校生たちの一日が描かれています。
他愛のない日々の会話の中に高校生たちの日常と社会への好奇心、あるいは大人達への不信感、将来への不安を垣間見る戯曲です。

◆あらすじ
ある高校の教室。普段と変わりない1日の始まり。他愛のない日常の会話。
そこへ、「朝起きたらこの学校の生徒になっていた」と言う、転校生がやってくる。
身近で起きている出来事をとおして、人間の存在の不確かさが浮かび上がる21名の群像劇。