2022年1月に東京・愛知・大阪にて上演される演劇の毛利さん–The Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」の全出演者個別イメージビジュアル、本作のあらすじと配役が解禁された。
キービジュアルで既出の荒木宏文を含む、夢咲ねね、安西慎太郎、三津谷亮、伊崎龍次郎、大薮丘、星元裕月、相澤莉多、エリザベス・マリー、ザンヨウコ、川本裕之、井俣太良、山本亨ら豪華キャスト13名の出演者別のイメージビジュアルが初公開された。“桜”と“天使”をイメージして作り上げた、本編ビジュアルとは異なる作品世界観を反映したビジュアルとなっている。その“美しさ”と“儚さ”に注目だ。
本作は、『桜』の物語から生まれる『再生』をテーマにした作品。人間が死に絶えようとするディストピアにふたりの天使が舞い降りる。「人間に『再生』の価値があるか確かめよ」と“かみさま”に命じられた天使たちは、桜の精と出会う。桜の精は桜にまつわる「物語」を通じて、天使に人間の本当の姿を見せる。桜の木の下に眠っているのは、希望か絶望か。儚く、そして、切ない、繰り返される『絶望』と『再生』の物語。厳しい状況を乗り越えて新たに生まれる“演劇”が届けられる。
2022年1月、劇場に満開の桜は咲くのか…毛利亘宏(少年社中)が手掛ける“演劇の毛利さん-TheEntertainment Theater”、エンターテインメント新作に期待は十分だ。
あらすじ
人間が死に絶えようとする絶望に満ちた世界。
花が咲かない桜の木の下に天使が舞い降りる。
その天使の名はラウムとクロセル。
「人間に『再生』の価値があるか確かめよ」
“かみさま”にそう命じられたふたりの天使は、そこで桜の精に出会う。
桜の精は語りかける。
「僕には夢があります。また僕の周りに人間たちがたくさん集まって笑いあってほしい」
そして、桜の精は桜にまつわる数々の「物語」を見せはじめる。
坂口安吾「桜の森の満開の下」
梶井基次郎「櫻の樹の下には」
小泉八雲「十六桜」
歌舞伎「義経千本桜」
それは天使に人間の本当の姿を見せるためだった。
かつて、満開の桜の木の下に集い、笑いあった人間たち。
人間たちはまた笑いあえるのだろうか。
これは、どこまでも愚かで美しい人間の『絶望』と『再生』の物語。
配役
天使・ラウム…荒木宏文
天使・クロセル…夢咲 ねね
桜の精…安西慎太郎
○坂口安吾「桜の森の満開の下」より
山賊…三津谷亮
妖艶な女…エリザベス・マリー
白痴の女…ザンヨウコ
○梶井基次郎「櫻の樹の下には」より
俺…伊崎龍次郎
お前…大薮丘
○「義経千本桜」より
源九郎判官義経…相澤莉多
平知盛…井俣太良
いがみの権太…川本裕之
狐忠信…星元裕月
○小泉八雲「十六桜」より
老侍…山本亨