11月25日(金)、善雄善雄が主宰するザ・プレイボーイズ第10回公演「きみ、僕の世界のなんなのさ」が、シアター711にて開幕した。
キャストには、2018年の復活公演に引き続き、板倉武志、おなか☆すいたろう、村田和明が参加。また、多田香織(KAKUTA)、濱尾咲綺(※1)、三津谷亮と個性溢れるキャストが集結。
約3年ぶりとなる本公演は、劇団史上初の女性キャストを迎え、売れない漫画家と彼にしか見えない女性が中心となって紡がれる物語。
主人公は村田和明演じる売れない漫画家・ムラオカ。彼にしか見えない女性(多田香織)が現れてから、彼の人生が思わぬ方向へと進んでいく。ムラオカの妹(濱尾咲綺)や友達(おなか☆すいたろう)、担当編集者(板倉武志)に加えこの世界で大人気の俳優・美ツ海(三津谷)をも巻き込んだ「SF青春ラブサスペンスミステリーコメディ」がここに!
公演は12月4日(日)まで。11月26日(土)19時公演には、ヨーロッパ企画・酒井善史とのアフタートークが行われ、11月30日(水)19 時公演では、出演者全員によるアフターイベント「ゲーム王は俺だ!」も開催される予定だ。
この開幕に際して、 ザ・プレイボーイズ の主宰で、本作で作・演出を手掛けた善雄善雄からは、次のようなコメントが到着した。
■善雄善雄(作・演出) コメント
開幕しました!やったー!!!
本当にもう、昨今は開幕できるだけでもちょっとした奇跡に思えるので、無事の幕開けがとても嬉しいです。毎朝近所の神社に通った甲斐がありました。キャッシュレスの恩恵であんまり小銭持ってなくてお賽銭少なかったはずなのにありがとう神様。
「きみ、僕の世界のなんなのさ」。関わってくれた方々のおかげで、自分でも大好きな、自信をもってお届けできる作品となりました。
ただでさえ公演頻度も少ないのに、昨今の情勢では次の予定もわからないので、いま観ていただけたら、とてもとても嬉しいです。
そうしてこの物語で届けることのできたなにかが、ほんの少しでも、この世界をいい方向に進めてくれたらいいなと、みんなで楽しく作り上げた舞台を眺めながら、僕は祈っています。
下北沢シアター711で12月4日(日)まで!どうかお待ちしております!!!
(※1) 濱尾咲綺 の「濱」は異体字が正式表記