撮影:サギサカユウマ
12月22日(木)に東京・下北沢の本多劇場にて開幕した、劇団「柿喰う客」による新作公演『禁猟区』。理不尽極まる無差別殺傷事件が発生した人気商店街「ちぎり通り」を舞台に、異常な地元愛を抱く繁盛店の勇者たちが禍々しい厄災に立ち向かう―――。本作は、総勢21名による狂騒劇であり、熱き血潮がほとばしるパニック・アクション・エンターテイメントとなっている。この開幕に際して、舞台写真が到着。
また、出演者の永島敬三からコメントも到着した。
■永島敬三 コメント
演劇界のプレデター集団「柿喰う客」の最新作は「ちぎり通り商店街」を舞台に繰り広げられる奇妙奇天烈な物語!出演者21名、獲物を狩るハンターのような緊張感と、ジャングルに潜む獣のような獰猛さで挑んでいます!愉快で痛快で爽快なパニック・アクション!どうぞお楽しみに!
本公演は、12月30日(金)まで上演。なお、出演者の大村わたるが、新型コロナウイルス陽性判定を受けたことにより、12月25日(日)までは大村わたるの代役を中屋敷法仁が務め、27日(火)の公演から大村わたるが出演することになる。
<柿喰う客とは>
2006年1月1日結成。演劇特有の虚構性を重視した躍動感あふれるパフォーマンスが特長。「圧倒的なフィクション」を標榜したオリジナル作品の創作を続ける。また古典作品のアダプテーションや他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも実施。国内の様々な地域でのアーティスト・イン・レジデンス(滞在製作)にも定期的に取り組む。さらに「こどもと観る演劇プロジェクト」や「高校生のための演劇プロジェクト」など、幅広い観客層への作品上演も積極的に展開。その活動のスケールは広がり続けている。