舞台「モノノ怪~化猫~」2023年2月上演!キービジュアル・キャスト解禁!!

2022.12.25

©舞台「モノノ怪」製作委員会

この度、2023年2月4日(土)から15日(水)まで、飛行船シアターにて上演される舞台「モノノ怪~化猫~」のキービジュアル・キャスト・スタッフ情報が解禁となりました。また、12月25日(日)10時よりチケットオフィシャル先行販売も開始!!

舞台「モノノ怪」について

「モノノ怪」は2007年7月にTVシリーズとして放送され、スタイリッシュなキャラクターデザインに、和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせた斬新な映像を生みだし話題となり、薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう冒険譚は、多くのファンを魅了しました。2020年に行われた、ノイタミナ歴代70作品を対象とした投票企画「あなたが選ぶ思い出の3作品」(2005~09年度制作部門)にて、堂々の第1位を獲得。放送から15周年たった今もなお根強い人気を誇っています。そしてアニメ「モノノ怪」は2022年5月13日に十五周年記念企画の始動が発表され、劇場版「モノノ怪」の制作および舞台化も発表。舞台での上演演目は、そんなアニメ「モノノ怪」がシリーズ化するきっかけとなった2006年のTVアニメ「怪~ayakashi~」より「化猫」です。「モノノ怪」の原点といえる本作の舞台公演をぜひ楽しみにお待ちください。

 

キャスト発表!

舞台「モノノ怪~化猫~」の出演者、スタッフが発表となりました!

薬売り  荒木宏文

珠生   岡田夢以
坂井伊行 大平峻也/大重わたる
加世   水原ゆき
坂井伊國 伊藤裕一
小田島  白又 敦
勝山   西 洋亮
笹岡   遠藤拓海
さと   伊藤わこ
坂井伊顕 高山猛久
坂井水江 新原ミナミ
弥平   中村哲人
坂井真央 波多野比奈

パフォーマー 川村理沙/肥田野好美/大橋美優/鈴木彩海 (G-Rockets)

※大平峻也・大重わたるは全公演出演致します。

 

薬売り役:荒木宏文 コメント

この度、舞台「モノノ怪」で薬売りを演じさせて頂く事になり、とても嬉しく思っています。この作品の色彩に心奪われ魅入ってしまった当時の事を今でも覚えています。
話は基本は静かで、だからこその緩急の振り幅に驚かされながらも、幻想的、神秘的な世界観は、個人的には瞑想や禅に入る前の頭の中の景色に似ていて心地良い大切な作品です。アニメ15周年のこのタイミングでの舞台化。アニメの世界観を大切に、舞台というアナログな表現だからこそ見せられる舞台ならではの幻想的表現を楽しんで頂けると幸いです。宜しくお願いします。

 

TVシリーズ『怪 ~ayakashi~』「化猫」・『モノノ怪』監督 中村健治 コメント

舞台化おめでとうございます!
少し昔話になるのですが「化猫」を最初に創ろうと準備していたときのことを思い出します。作品全体のビジュアルの方向性を決めるため、本物の浮世絵に触れようと美術館を巡ったり、原宿のビジュアル系バンド御用達アパレルショップでサイケな着物を物色したり、(あの薬売りの水色はそこで見つけました)コミケでコスプレイヤーさん達を見に行ったり、色々なものにインスパイヤされて傾奇者の「薬売り」のイメージが産まれました。
では演出技法はどうかと言うと、参考にした映画も具体的に数編あるのですが、実は舞台をひたすら観にいっていました。あの固定された空間が演出によって朝になり、過去に飛び、戦場にも、心のなかにもなるのがすごく不思議で色々なものを見立てて観客に想像してもらうところに刺激をとても受けました。そこからアニメーションの映像言語に落とし込んだ技法が「化猫」には沢山あります。
なので今回の舞台化はある意味先祖返りというか、原点回帰に近いものがあります。アニメーションの映像言語がライブでフィジカルな魅力ある舞台言語へとどう翻訳されるのか、自分自身とても今ドキドキしています!
幕開けがとても楽しみです!

 

舞台「モノノ怪」 あらすじ

「人の世ある限りモノノ怪あり」。
古より人の情念や怨念にあやかしが取りついたとき、モノノ怪となり人に災いをもたらす。このモノノ怪を斬ることができるのはこの世で唯一退魔の剣。それを使い諸国を巡りモノノ怪を斬る薬売りの男がいる。人の心を救いながら薬売りは旅を続ける。