☆絶賛上演中☆舞台『キングダム』 開幕記念会見レポート&原作者からのコメントと舞台写真も到着!

2023.02.09

写真左から)神里優希、梶裕貴、美弥るりか、華優希、小関裕太、三浦宏規、高野洸、牧島輝、梅澤美波、有澤樟太郎、鈴木大河 【舞台『キングダム』開幕記念会見より】

帝劇公演6万人即日完売!帝劇113年目の歴史に爪痕を残す挑戦作、遂に開幕!

舞台『キングダム』が2月5日(日)に東京・帝国劇場で開幕し、2月5日(日)・6日(月)でそれぞれのWキャストが初日を迎えた。1911年の開場以来、世界有数の舞台機構を誇る帝国劇場は、時代時代で演劇の新たな挑戦に取り組み、『風と共に去りぬ』の世界初の舞台化、『ラ・マンチャの男』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『エリザベート』の日本初演、ミュージカル単独主演記録を誇る『SHOCK』、森光子出演『放浪記』の2000回上演、世界中で愛される映画『千と千尋の神隠し』 世界初演など、伝統を大切にしながら革新的な舞台に取り組んできた。そんな帝国劇場が、このたび『キングダム 』の初の舞台化にチャレンジすることとなった。

この舞台の原作『キングダム』は、2006年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載が始まると次第に人気を獲得し大ヒット、既刊67巻の累計発行部数は9500万部を突破。著者である原泰久は本作がデビュー作ながら、2013年には第17回手塚文化賞マンガ大賞を受賞。 昨年、TVアニメ第4シリーズも放送された。2019年4月には待望の実写版映画が公開。2022年7月公開の『キングダム 2 遥かなる大地へ』も大ヒットを記録し、 今年『キングダム 運命の炎』 が公開予定。 様々なメディアミックスを経て、常に社会現象といえる盛り上がりを巻き起こし続け、ついに「演劇の殿堂」帝国劇場で満を持しての初舞台化が開幕し、ただいま絶賛上演中だ。

無事に初日公演を終え、2月7日(火)には公演終わりのキャスト陣が舞台上に集結し、開幕記念会見が開かれた。そこでは各キャストの喜びの声があがる中、 天下の大将軍を夢見る、戦災孤児の少年「信」を演じている三浦宏規は、「初日には原作者の原先生にも来て頂いたんです。開口一番に『4度泣きました』と言って頂いて、その言葉を聞けただけで感無量で、ここまで稽古を頑張ってきてよかったなと。なんとか無事に開幕を迎え、スタートすることが出来ました!大阪・博多・札幌と、ケガなく皆で最後まで全公演走り切れるように頑張ります」と意気込み。同じくWキャストで「信」を演じる高野洸は、「憧れていた歴史ある帝劇に立てています。初日を迎えられたのは、スタッフや出演者全員が一丸となって頑張ってきたおかげだと思うので、感謝してもしきれないです。『キングダム』の熱き時代がいま始まった!ということで(笑)、皆さんにも壮大な世界観を是非体感して頂きたいと思います」と興奮冷めやらぬ様子。

写真左から)小関裕太、三浦宏規、高野洸、牧島輝 【舞台『キングダム』開幕記念会見より】

また、 中華統一を目指す若き秦国王「嬴」と、信の親友でともに天下の大将軍を目指す「漂」の二役をWキャストで務める小関裕太は、「映画・アニメ版にも負けないよう、舞台でも皆が肉体を駆使して闘っております。ワイヤーを使わずに肉体の限界に挑戦している作品なので、“生”を体感できる舞台版も楽しんでいただけると思います!」と語れば、同じく「嬴」 と「漂」役の牧島輝は、「大好きな『キングダム』の世界にどっぷりと浸かれて幸せです。原先生から激励のお言葉も頂きましたので、皆さんの思いもこめて皆さんに伝わるよう頑張ります」と語るように、カンパニーきっての原作通とも紹介された牧島は、原に会った際に泣いてしまったそう。また、「おこがましいお願いなんですが…とお伝えして、サインも頂きました!!」と嬉しさを隠し切れない様子で告白。そんな彼からは「原作者の原先生からメッセージを頂いております!」と、2月5日(日)・6日(月)ともに観劇をしたという原作者・原泰久からの観劇後のコメントも紹介された。


(以下、原泰久コメント)

舞台『キングダム』、圧巻でした!
目の前で繰り広げられる壮絶なアクション、白熱のドラマ、とにかくキャストさんたちの圧倒的な熱量がダイレクトに伝わってきて、想像を遥かに超える感動がありました。
今回の舞台用にアレンジした脚本も素晴らしい出来栄えで、『キングダム』をまた新しく体験できる作品が生まれたと感じています。
これから長い公演が続きますが、キャストの皆さんが怪我なく「戦場」に立ち続けられることを切に願っています。

錚々たるスタッフが集結、 『キングダム』 の世界を帝劇の大舞台で表現!

本作の演出は、ミュージカル『ローマの休日』の世界初演、大ヒットミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』等、帝国劇場で多数の作品を演出した山田和也、脚本は、プレミア音楽劇『VOICARION』シリーズの原作・脚本・演出をつとめる藤沢文翁が手掛ける。音楽は、アニメ『キングダム』をはじめ、数々の有名アニメーションの劇伴を手掛けるKOHTA YAMAMOTOが担当。オーケストラの生演奏により『キングダム』の世界を壮大に表現!アクションは、殺陣の第一人者である渥美博が極限までの身体表現で魅せる。また信と嬴政を加勢する、山の民の自由自在な躍動は、パルクールを採用し、「映画泥棒」の振付で知られるHAYATEが担当。全高約5m、多様なパーツが変化すると、各場面において多彩な構えを見せる舞台セットは美術の松井るみが手掛けた。それぞれのパートで最高のスタッフが集結し、壮大な舞台『キングダム』を表現している。

(以下、舞台写真より)

写真左から)川島海荷、小関裕太、三浦宏規
写真左から)高野 洸、山口祐一郎

キャスティングにおいても、帝劇のセンターポジションを初めて射止めた、未来のエンターテイメントを背負うであろうフレッシュな二十代の4名が信と嬴政・漂を演じ、豪華キャストが脇を固める舞台『キングダム』。2月の東京公演の後は、3月の大阪公演(チケット発売中)に続いて、4月福岡公演、5月北海道公演へと上演が続く。

なお、ローソンチケットでは、2月11日(土)10:00から福岡公演、2月18日(土)から北海道公演のチケット一般発売開始!壮大な世界観はぜひ生で!劇場で体感しよう!!