4月30日(日)まで絶賛上演中★ゆうめい『ハートランド』開幕コメント&舞台写真を公開!

2023.04.26

撮影:佐々木啓太(ゆうめい『ハートランド』舞台写真より)

4月20日(木)、舞台・美術・映像を作る団体ゆうめいの舞台『ハートランド』が開幕した。実体験や取材に基づいて作品を描き、時には実際の人物を出演させ、上演を行うことそのものが現実でありドキュメンタリーともなる作品を作り上げてたゆうめい。今作は国の情勢、個々人の人間関係、当事者と当事者以外の認識の乖離によって「東京芸術劇場に出演できない存在」を主軸に置くと共に、実際に体験した出来事から解読できる人間の習性を描写しながら、立ち上がるモキュメンタリーかつエンターテイメントとしても変容しながら成立できる作品を目指した内容となっている。そんな本作の出演者たちにも魅力あふれる俳優陣が揃った。東京サンシャインボーイズの中心メンバーで、舞台・映画・テレビ・ラジオと幅広いジャンルで活躍し、近年では新国立劇場『貴婦人の来訪』での主演も記憶に新しい、相島一之がゆうめいに初出演。ヒロインにはブロードウェイミュージカル『ドリームガールズ』での抜擢で注目を集める、文学座の新鋭・saraも出演。他にはゆうめいを熟知した高野ゆらこ、児玉磨利、鈴鹿通儀、田中祐希ら個性的な俳優陣が集結し、4月30日(日)まで上演は続く。

この開幕に際して、ゆうめい主宰、作・演出の池田亮による開幕コメントと舞台写真が到着した。

池田亮(作・演出) コメント

ハートランドの幕が開きました。今回の話は数年前から描きたいと思っていた内容で、実体験から描く舞台を作る際に脳裏に何度か浮かんだ違和感を基に、体験したことからより遠くを描きました。途中、鍋を囲むシーンがあるのですが、各々の人間が鍋に入っているような内容だと思います。2年前に上演した『姿』とはまた全然違う新たな場所を目撃していただけますと幸いです。4月30日(日)まで東京芸術劇場にてお待ちしております。