★6月25日(日)まで上演中★ピンク・リバティ新作公演「点滅する女」より山西竜矢(作・演出・主宰)からの開幕コメント・舞台写真到着!

2023.06.19

写真:中島花子

6月14日(水)、映画監督やドラマの脚本でも活躍する山西竜矢が作・演出・主宰を務めるピンク・リバティの新作公演「点滅する女」が、東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて開幕した。


東京芸術劇場が才能ある若手団体とタッグを組み上演する芸劇eyesに選出された本作は、田舎町で工務店を営む一家のもとに、亡くなった長女が別人の体を借りて帰ってくるという一風変わった設定で送る、家族にまつわる物語。

ダブル主演となる姉妹役は、映画『わたしの見ている世界が全て』でマドリード国際映画祭2022外国映画部門 主演女優賞を受賞した森田想と、劇団時間制作10周年記念公演『哀を腐せ』で主演を務めることが明らかになった岡本夏美。

さらに、姉妹の両親に金子清文、千葉雅子(猫のホテル)、森田演じる鈴子の兄に水石亜飛夢、工務店の従業員に日比美思、斎藤友香莉、若林元太、富川一人(はえぎわ)、警察官に稲川悟史(青年団)、モノローグを担う定夫役に大石将弘(ままごと/ナイロン100℃)と舞台・映像の双方で活躍する実力派が顔をそろえる。劇中音楽は多数の海外映画祭を席巻する映像制作集団・大田原愚豚舎の渡辺雄司が担当する。

このたび、ピンク・リバティの主宰の山西竜矢から開幕コメントが到着した。

山西竜矢(脚本・演出) コメント

新作公演「点滅する女」開幕しました。
初の東京芸術劇場シアターイーストに臨む本作は、ピンク・リバティの過去作が凝縮された一本になっていると思います。片田舎に住む一家の元に訪れた幻想的な一夜は、奇妙で可笑しく、それでいて悲しいものです。

“家族”とは一体なんなのか─

その内臓を引っ張り出そうと自分なりに描いた物語が、力強いスタッフの皆様が作り上げてくださった空間に、粒だったキャストによって今立ち上がっています。リアリティとファンタジーが混ざり合った2時間、是非ご覧いただけましたら幸いです。25日までの10日間、劇場でお待ちしております。


幻想的で美しい夏の一幕をブラック・ユーモアを交えながら描き出す家族劇、ピンク・リバティ新作公演「点滅する女」の上演は6月25日(日)まで。チケットは好評販売中!詳細はローチケ(webサイト)をチェック!!

写真:中島花子