2024年2月開催!「キビるフェス2024」記者発表レポート

2023.12.01

来年2月の「キビるフェス」開催にあたり、10月10日(火)に福岡市塩原音楽・演劇練習場で記者発表がおこなわれた。

「キビるフェス」は、2017年より福岡で続く舞台芸術フェスティバルで、次回で8回目となる。コロナ前まで様々な地域から上演作品を招聘してきたが、ここ数回はワークショップなどを含む多彩なプログラムで開催している。今回は、上演3作品、ワークショップ2つの5プログラムとなっており、記者発表では上演の3団体が登壇し、参加にあたっての抱負を語った。

奇しくも、福岡出身で東京で活動する俳優が立ち上げたという共通項をもつ、“ひなた旅行舎”と“melomys”の2団体が参加。“ひなた旅行舎”は、メンバーそれぞれが音楽性にこだわって活動していることから、音楽ライブ形式の作品を上演。“melomys”は演劇の枠に捉われない、自由な構成が楽しみな団体だ。

また、愛知県芸術劇場が主催する戯曲賞・AAF戯曲賞で大賞を受賞した作品が、指輪ホテルの羊屋白玉による演出で上演される。

戯曲賞・AAF戯曲賞公演 出演者たち ⒸSatoru Nakagaki

ワークショッププログラムは、俳優集団“さんぴん”による演劇創作ワークショップと、チェルフィッチュの作品として発表されてきた“映像演劇”ワークショップという内容となっており、第一線で活躍する講師陣が集結。

福岡の方言「キビる」=「結ぶ」に思いを込めて開催する演劇祭。これを機会に、演劇の楽しさを体感してみては?

What’s キビるフェス

福岡市内の音楽・演劇練習場を会場に、作り手や観客、舞台芸術に関わるすべての人へ向けて開催するお祭り。人と土地を結び、未来へつなぐ橋渡しを行う。
「全国と福岡の舞台芸術団体をきびる」
「観客と舞台芸術をきびる」
「福岡の舞台芸術活動の場をきびる」 など
福岡の方言の「きびる」=「結ぶ」に思いを込めて実施。