Bunkamura Production 2024『ハザカイキ』丸山隆平と演劇界の異才・三浦大輔が初タッグを組む問題作のビジュアルが解禁!

2024.01.22

3月31日(日)~4月22日(月)まで東京・THEATER MILANO-Za オープニングシリーズのラストを飾る、Bunkamura Production 2024『ハザカイキ』の公演ビジュアルが届いた!

異才・三浦大輔の3年ぶりの新作は、長年温めてきた時代の価値観の変容に踊らされる人々を描く問題作!
鋭い感性とリアルを追求した演出で、現代の若者の生態と人間の本質を描き、賛否渦巻く衝撃作が代名詞ともいえる三浦大輔。Bunkamuraシアターコクーンには、2015年『禁断の裸体』の演出で初登場し、18年には4年ぶりの新作となった『そして僕は途方に暮れる』(23年には映画化)で妥協をゆるさないリアリズムの追求とエロスや暴力シーンのない新境地を切り開き、21年の新作『物語なき、この世界。』では、従来の劇的な展開を一切排除し、都合よく物語を昇華させない作劇を創り上げるなど、いずれの公演でも高い評価を得た。過去3回のシアターコクーンでの演出経験、映画監督としてのキャリアも積み上げた三浦による3年ぶり待望の新作は、『ハザカイキ』と題し、“時代の価値観の変容に踊らされる人々”を描く。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦独自の視点で浮き彫りにする会話劇だ。リアルで繊細な人物造形と人間関係、湿度と温度を感じさせる会話など三浦の真髄はそのままに、よりシンプルに力強くエンターテインメントとして創り上げる。

芸能記者役で新境地に挑む丸山隆平と、豪華キャストが勢揃いするビジュアルが解禁された!
主演を務めるのは、アーティストとしてはもちろん、俳優としてもドラマ・映画・舞台で活躍する丸山隆平。初タッグを組む三浦の劇世界をどのように生きるのか、期待が高まる。
共演は、ドラマ・映画・舞台で八面六臂の活躍を見せる実力派・勝地涼、近年話題作への出演が相次ぎ今最も注目を集める若手俳優・恒松祐里、ミュージカルからアングラまで幅広い作品に出演する演劇界の重鎮・風間杜夫。
さらに、アーティスト活動に加えて俳優としても数多くの注目作品に出演するさとうほなみ、ピン芸人として活動する九条ジョー、三浦作品には欠かせない米村亮太朗、AKB48の2代目総監督を務め21年の卒業後は俳優として活動する横山由依、元宝塚歌劇団トップスターで退団後も多彩な存在感を放つ大空ゆうひと様々なジャンルで活躍する豪華俳優陣が結集した。

解禁されたビジュアルでは、三浦が創り出す一筋縄ではいかない人々が放つ歪な様相を表現。混沌とした時代に存在するそれぞれのキャラクターが浮き彫りになるような姿と表情にご注目だ。

チケットに関する詳細は、決まり次第ローチケ(webサイト)内でお知らせいたします。

【あらすじ】

芸能記者である菅原裕一(丸山隆平)が担当することになった、国民的人気タレントの橋本香(恒松祐里)と人気アーティスト・加藤勇(九条ジョー)の熱愛疑惑。リークしたのは、香の友人・野口裕子(横山由依)。
香の父・橋本浩二(風間杜夫)は人気俳優であったが、芸能事務所の社長となり、いまは香のマネージャーの田村修(米村亮太朗)とともにマネージメントをしている。香がまだ幼い頃に、不倫をスクープされ芸能界から姿を消した自身の経験を元に、香にはスキャンダルを起こさないよう諭している。勇のマンションから出てきた香を追い、菅原が入ったスナックには浩二と離婚した香の母・智子(大空ゆうひ)がいた。
菅原には同棲している恋人・鈴木里美(さとうほなみ)と、親友・今井伸二(勝地涼)がいる。菅原は里美との生活に安らぎを得、今井と会うときには仕事の愚痴を話したり、ごく普通に過ごし、そんな生活が今後も続くと信じていたが、実は二人は菅原の仕事を快く思ってはいなかった。
ある日勇がとある不祥事で芸能界を追放され、事態が急変する。勇との熱愛をスクープされた香にも芸能人としての存続の危機が訪れる。
そんな中、香は菅原に対面し、ある難題を投げつける……。