「COLOR CROW -黄靱之翼-」開幕 男達の「戦い」と「生きる意味」「絆」がテーマのメディアミックスプロジェクト舞台第四弾

2024.02.10

男達の「戦い」と「生きる意味」「絆」をテーマに、舞台、映画等を連動させるメディアミックスプロジェクト「COLOR CROW」(カラークロウ)のシリーズ五作目・舞台四作目となる「COLOR CROW -黄靱之翼-」が2月10日(土)に東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロで開幕しました。

「COLOR CROW」は近未来を舞台に、未成年犯罪者収容所からピックアップされ、“シノビ”(忍者)が持つ特殊な訓練を経て、多岐に渡る任務にあたるスパイ=“クロウ”の絆や生きる意味を描く作品。

舞台四作目となる今作『黄靱之翼(こうじんのつばさ)』では、日本の防衛省の機密機関「国家特別防衛課」略して「トクボウ」の「COLOR CROW」と呼ばれるスパイたちに〈オホーツク海にある「温禰古丹島」(オンネコタントウ)付近で起きた、ある事件の原因究明〉という新たな任務を命じられ、クロウの阿佐美煉(高本学)・乃木杏莉(設楽銀河)のバディは、天王寺長官の部下である八神優斗(千葉瑞己)・凪沙ヒロ(瀬戸啓太)のペアと「温禰古丹島」へ向かうことに。

島に降り立ったクロウ達4人を待ち受けていたのは「海賊・ブラッドミゼリー」の一派。その海賊の頭領であるカムイ(笠原紳司)は、乃木杏莉の父親であり、椿泰親(内田裕也)の元バディである、亡くなったはずの乃木倭人にそっくりな人物で…。

一方、NEST(クロウの基地)では、司令官の椿泰親(内田裕也)から留守を任されたクロウの羅生聖護(日向野祥)・蒼田三月(阿部快征)が、クロウ候補生である白瀬礼音(遊馬晃祐)の【禊=ミソギ】というCOLOR CROWになるための最終訓練の補助を言い渡されるが、NESTには突然予期せぬ来客が…。
「COLOR CROW」たちは、様々な試練を乗り越え、無事に大事なものを守り切ることができるのか。

前作からのキャストに加え、瀬戸啓太、武智健二、笠原紳司、舞台第2 弾「神緑之翼」でキーパーソンとして登場した遊馬晃祐も出演。また、今作の脚本は原作を担当する中原裕也、演出・映像は映画「緋彩之翼」の監督でもあるヨリコジュンが務めます。劇中でポイントとなる映像にもご注目ください。また、今回は初の試みとして、マルチオープニングや撮影OKシーンなども劇中に組み込まれています。

「COLOR CROW」やその他の「男たち」が繰り広げる、「絆」や彼らの「生きる意味」、そして熱量溢れるお芝居と、アクションの数々をお楽しみください。

 

コメント

阿佐美煉役:高本学
「COLOR CROW -黄靱之翼-」いよいよ開幕します!!
今回シリーズ第5弾目になりますが、ここまでシリーズを続けられるのは応援してくださるお客様のお陰です。今作のテーマは「人を想う気持ち」だと思います。登場人物、全員が誰かを想い誰かの為に懸命に生き抜いています。信念の為に戦い、守り抜くキャラクター達を是非、劇場でご覧ください!

乃木杏莉役:設楽銀河
無事に初日を迎えられることを嬉しく思います。 シリーズ第5作目、こうして引き続きこの世界に生きられること有難いです。私は、この舞台を通して少しでも生きる希望を届けたいと思っています。今作は「黄靱之翼」ということで、杏莉がメインの回となっています。杏莉を含め、クロウのメンバー全員が一生懸命にそれぞれの人生を生きている姿をお届けします。最高のステージを用意して劇場にてお待ちしておりますので、皆様お楽しみください。

羅生聖護役:日向野祥
いよいよCOLOR CROWシリーズも5作目となりました。今までのシリーズも共通して”愛”や”友情”などテーマがあり観てくださった皆様に熱量を届ける事を念頭において届けてきました。一作目からクロウのメンバーとしてここまで走り切れたのもキャスト、スタッフそして観てくださった皆様のお陰だと思っています!是非、今作も熱量を感じに来て下さい!!

蒼田三月役:阿部快征
COLOR CROWシリーズ第5弾目となる「COLOR CROW -黄靱之翼-」が開幕となります。
シリーズを通してクロウの過去を掘り下げ今回は杏莉がメインの回となっています。今まで語られてきた過去が回収されどう話が紡がれていくのか是非劇場でお楽しみ下さい。新しい試みとして撮影可能シーンなどもありますので記憶として残すだけではなく記録としても残してくださいね。

 

◆あらすじ◆

2045年、第三次世界大戦を経て世界の勢力図は大きく変化していた。大戦後、最も勢力を伸ばした「東亜共和国連邦」(=東連)は更なる国家拡大に向け近隣諸国に圧力をかけ続けていた。その一方、日本の防衛省の機密機関「国家特別防衛課」略して「トクボウ」では、「COLOR CROW」と呼ばれるスパイたちが、日々訓練に励んでいた。

そんなある日、彼らに新しい任務が言い渡される。その任務とは、オホーツク海にある「温禰古丹島」(オンネコタントウ)付近で起きたある事件の原因究明であった。クロウの阿佐美煉(高本学)・乃木杏莉(設楽銀河)のバディは、この任務の中で、天王寺長官の部下である八神優斗(千葉瑞己)・凪沙ヒロ(瀬戸啓太)のペアと、トクボウの存続を賭けた勝負をすることになってしまう。Dolce(ドルチェ)の大迫由紀夫(村上幸平)もまた、側近の福丸環(杉江優篤)と共に、大迫の宇宙開発の研究に必要な希少生物の情報を元に温禰古丹島に向かうことになる。

島に降り立った4人を待ち受けていたのは「海賊・ブラッドミゼリー」の一派であった。しかもその海賊の頭領・カムイ(笠原紳司)がクロウ達とは思いもよらない関係であったことが判明し、戸惑うクロウ達。また、その背後には、トクボウに復讐を誓う東連のSPIX隊長・舞龍(五十嵐啓輔)の影が…。

一方、NEST(クロウの基地)では、司令官の椿泰親(内田裕也)から留守を任されたクロウの羅生聖護(日向野祥)・蒼田三月(阿部快征)が、クロウ候補生である白瀬礼音(遊馬晃祐)の【禊=ミソギ】というCOLOR CROWになるための最終訓練の補助を言い渡されるが、その間に、聖護が東連の不穏な動きを察知する。このままでは温禰古丹島にいる仲間が絶体絶命の危機に晒されてしまう。そのことを現地の仲間に伝えようとしたところに、突然予期せぬ来客が。さらには皆が知らされていなかったトクボウの【転生(てんせい)】という制度の影響で、クロウの一人がNESTを出て行く事を迫られる。

過去と現在をつなぐ様々な運命に翻弄される彼らに、別れの時が迫る…

「―絶望の闇に照らされた、運命の再会と永遠の別れー」

 

舞台写真