宮崎駿 不朽の名作の舞台版が日本人キャストにより
前人未踏の日本/イギリスの二か国同時上演へ!
2022年、宮崎駿の不朽の名作を英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により世界で初めて舞台化し大評判となった、『千と千尋の神隠し』。この舞台で、初演から主人公の千尋役を演じ続ける橋本環奈と上白石萌音に加え、新たにオーディションで同役を射止めた川栄李奈と福地桃子を加えた4 人の千尋によって、2024 年3 月の帝国劇場公演を皮切りとして日本での全国ツアー、更には英国・ロンドンで初の海外公演として上演される。
2024 年3月東京・帝国劇場からスタートし、名古屋・御園座、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru での上演が決定している全国ツアー公演と並行して、4月から8月にかけて、ロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムでの初の海外公演も実現するとあって、今また大きな注目を集めている。
劇場は、約2300 席の客席数を誇るウェストエンド最大級の劇場、ロンドン・コロシアム。
日本人キャストによる日本語での海外上演としては演劇史上最大規模、また東宝株式会社主催公演としても史上初の試みだ。
国内においては来年建て替えのため休館する、帝国劇場における2024 年3月の公演を皮切りに、4月名古屋・御園座、4~5月福岡・博多座、5~6月大阪・梅田芸術劇場メインホール、6月札幌・札幌文化芸術劇場 hitaruでの上演を予定している。
この注目の作品の開幕に先駆けて、製作会見が行われた。製作会見内ではこの作品のプロデューサーを務める鈴木敏夫のコメントを原作映画でも湯婆婆・銭婆婆を演じた夏木マリが代読した。
鈴木敏夫コメント
初演から早や2年、「千尋」が帰ってきました。 今年、2024 年は「甲辰」(きのえたつ)の年に当たります。 甲辰には、「新しいことに挑戦して成功する」という意味があるそうです。 今回、千尋を演じる川栄李奈さん、福地桃子さんをはじめ新たなキャストを迎え、 演劇の本場ロンドンでも公演が予定されているとのこと。 単なる再演ではなく、まさに新しいことにチャレンジし続ける「千尋」。 私も楽しみにしています。 皆さまも是非お楽しみください。
スタジオジブリ 鈴木敏夫
製作会見写真