山本試験紙vol.2「ピクトグラム」メインビジュアルが公開!

2024.03.20


智順、津村知与支、横尾渉(Kis-My-Ft2)らがW演出に挑む。
山本試験紙vol.2「ピクトグラム」のメインビジュアルが公開!

2024年5月2日(木)~5月7日(火)にシアターサンモール(東京都新宿区新宿)にて上演される、山本試験紙vol.2『ピクトグラム』のメインビジュアルが公開!それと同時に3月20日(水)正午より一般発売(抽選)の申込受付がスタートした。

白い軽トラックの上や横で、思い思いの方向に視線を送る7名。
一見普通の集合写真に見えるが、そこにはたくさんの違和感が…。
一体これが何を意味するのか。どんな思いが込められているのか。
そんな想像を膨らませれば、開幕までの時間がより一層楽しみになるだろう。

本公演用に撮影された7名のプロフィール写真とコメントも出揃った。「W演出」に挑む彼らの思いとは。

 

キャストコメント


生田麻里菜(演劇集団キャラメルボックス)
W演出という実験的な演劇に心躍りました。これ出来るの?って思えることに挑戦できるのが、とても嬉しいです。まだ、お稽古前なので何も分からないのですが「難しい~!」と皆でヘロヘロになってる姿だけ想像できるので、そんな時間も含めて全部楽しんでいけたらと思います。

 


智順 (阿佐ヶ谷スパイダース)
山本試験紙の第一弾を拝見させてもらったときは「わーこりゃ大変そうやなぁー」と思いました。同時に別のお話し、別の役をやるなんてどういうこと???なので頭がパニックになることは覚悟でお引き受けすることにしました。津村さんとは以前共演経験がありますのでまたご一緒できることをとても嬉しく思っています。頼もしい役者さんなので頼りまくろうと思っています。そしてその他の初めましてのみなさんとはどういうセッションになるのかとてもワクワクしています。とにかくやってみないとわからない!というのが正直なところですが、5月の本番までには面白いものをお届けできるよう頑張ります。

 


津村知与支(モダンスイマーズ)
革命と救済、実際に起こった二つの事件を扱った作品の題材や、その二つの作品を2人の作家演出家がつとめて、一つの話の中で交互に役者が演じ分けるという劇作構成。これ以上ないのではないかという攻めた企画に今から気持ちが昂っています。はたしてどういった過程を経て一体どんな舞台が立ち上がっていくのかとても楽しみです。

 


細井じゅん(コンプソンズ/パ萬)
今まで経験したことのないような挑戦的な公演に緊張と同時にワクワクもしました。手練れの役者の方々と素晴らしきスタッフの方々に胸を借りるつもりで頑張ります。是非見届けていただけたら嬉しいです。

 


安川まり
出自の違う素敵なキャストスタッフの皆様と、一つの創作に携われること、とても光栄です。彼らは一体何を見ていたのか。この試みの先に私たちは何を見るのか。今はまだ未知なことばかりで、到底捉えきれないようにも思われますが、稽古を重ねて皆さまと一緒に、何かを見つけていけたらと思っています。

 


横尾 渉(Kis-My-Ft2)
ここ数年お芝居の仕事をしていなかったため、オファーを頂いた時は「なぜ自分に声がかかったのか、自分で大丈夫なのか」と思いました。ただ、舞台の演出がdTVで配信したドラマ「ConneXion」でご一緒した杉本監督でして、当時「もう1回一緒にお仕事をしたいですね」とお話ししていましたし、声をかけて頂いた機会を大切にしようと思い舞台をやらせて頂くことにしました。お芝居は久しぶりですが、舞台をご覧頂いた皆様が何か感じて頂けるよう自分なりに楽しんで表現したいと思います。シアターサンモールでお待ちしております。

 


吉田電話 (クロムモリブデン)
昨年の山本試験紙の初演を観劇しました。W演出という他に類を見ないトリッキーでクリエイティブな手法が、私に珠玉の演劇体験をもたらしてくれました。2024年、今年は自身、舞台出演が多い年になる様な気がしていたのですが、そんな時、渡りに船を得たるが如く今回の出演依頼をいただきました。役者の力量が試されるであろう山本試験紙の作品世界に、頭の先まで浸かりきってみたいと思います。

 

【あらすじ】

『革命』の名の下に仲間を制裁したあの悲劇。
『救済』の名の下に他者を排除しようとしたあの悲劇。
過去、実際に起こった二つの悲劇をモチーフに
「その時、なぜ若者たちは熱に犯されたように熱狂したのか?」
「その熱狂の中、彼らを突き動かした物は何だったのか?」
「その熱狂の中、彼らは立ち止まり 自身を振り返る事は出来なかったのか?」
をそれぞれ脚本化します。

いまの常識に照らし合わせれば信じられない悲劇です。
繰り返していけない悲劇です。
しかし、あの時と同じように若者が熱狂した原因の種は現在にもあるのではないでしょうか?
我々は、いつあの時のような熱に犯されるか分からないのです…。