舞台『ハリー・ポッターと呪いの⼦』総観客数100 万人突破記念!初代ハリー・ポッター役 藤原竜也が魔法の杖で東京タワーを点灯!

2024.08.13

©TBS/ホリプロ

2024年8月12日(月)、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が総観客数 100 万人を突破したことを記念し、ザ・プリンスパークタワー東京 33 階にて、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』総観客数 100 万人突破記念イベントが開催された。

本イベントでは、3回に渡ってハリー・ポッター役を務めた藤原竜也が登壇し、観客や関係者に感謝の⾔葉を述べた。その後、東京タワーが『ハリー・ポッター』シリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校の4つの寮のカラーに点灯された。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は 2016年7月のロンドン初演以降、ニューヨーク、メルボルン、サンフランシスコ、ハンブルク、トロントの 6 都市で上演され、いずれも大ヒットを記録している。

初代ハリー・ポッター役の藤原⻯也が語る舞台総観客数 100 万⼈突破という道標

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の音楽が流れる中、拍手に包まれて登場したのは日本版の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』初代ハリー・ポッター役の藤原竜也。藤原は、2022年6月〜9月、2023年6月〜9月、2024年5月〜6月公演の舞台で、父親としての壁にぶつかり、息子アルバスとの関係に悩むハリーを演じた。

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ホリプロ アナウンス室 淵澤由樹との対話形式で進められたトークショー。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に、2年間で 100 万人もの観客の方が足を運んだことについて、藤原は、「自分は日々、舞台を演じていただけで、このような国内最速記録は足をお運びいただいた観客の方の支えがないと成立しなかったことです。これまでも、これからも、そうした観客の方のおかげで演劇は続いていきますので、大変ありがたいと感じています。僕はもう 6月で卒業していますが、応援は続けていきます」と感謝を述べた。

本舞台が今日までに 100 万人を超える観客を魅了しつづけた秘訣については、「ニューヨーク公演を観客として初めて観た時から、舞台の世界に入り込んで、多くの魔法を見られる優れた演劇だと感じていました。舞台装置の技術も、ここまできたかと驚きました。演者が空中に浮き、火を出し、いろんな魔法が忠実に再現され、お客様の前で魔法の世界が現実になっていることが、お客様を魅了しているのだと思います」と感慨深げに語った。
本舞台が「ハリー・ポッター」シリーズ全 7 巻の小説のうち最終巻である「ハリー・ポッターと死の秘宝」から 19 年経った世界を描いていることを引き合いに、「60 歳ですね。このような大規模な点灯式をやるのは人生で、最初で最後になるかもしれません。でも、できることなら、もう⼀度、点灯式に呼んでいただけるような、インパクトの強い作品に出ていたい」と決意を表した。
これから観劇される方には「ハリー(・ポッター)が、自身が受けられなかった親からの愛の与え方に悩み、うまく息子と向き合えず葛藤し、色々と争った末に築いた親子の絆に着目してください」とテーマである親子関係に着目して観劇することを勧めた。

藤原⻯也インタビュー

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は 2 年以上にわたるロングラン上演を続けていますが、藤原さんご自身が長期間続けられていることは何かございますか?
「毎年舞台に立たせてもらっているので、舞台に立つことが当たり前。ですので、食事を含めた体調管理は、日々続けていることですね。20 代、30 代は若さで踏ん張れたところもありますが、ちょっと痛かったり、ということもあるので、これからも健康に気を付けていくことでしょうか。」
100 万人突破にちなみ、藤原さんが今後、突破したい事がございましたら教えてください。
「基本的に突破したくはありません」と答え、笑いを誘った。「先の目標を決めたりしないので、眼の前にある作品のワンシーンワンシーンを良いものにする。あとは、これも健康になってしまいますが、この異常な暑さを乗り切ること」と語った。

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ハリー・ポッターは 100 万人突破という偉業を達成しましたが、先日閉幕したオリンピックでは日本チームもたくさんの偉業を成し遂げました。藤原さんが特に注目された競技はございましたでしょうか?感想含めて教えてください。
「バスケット、卓球、マラソン、槍投げなど多くの競技を観ました。現地に行って観たいですね」と言うと、淵澤から「オリンピックキャスター候補?」という言葉を受け、「キャスターの方は大変でしょうね。やってみたいとは言わないけれど」とうまくかわした。

都⼼に煌めいたホグワーツ仕様の東京タワー

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会場が暗転する中、タワーと対面する位置に移動した藤原が、「いよいよですね。いいですか、みなさん!」と会場を沸かし、暗闇に光を灯す呪文「ルーモス!」の掛け声とともに魔法の杖を振ると、窓の外に黒くそびえていた東京タワーが眩く点灯した。

闇夜に輝く光の芸術に思わず「すごくないですか?いいですね、これ!色も変わるんですか?素敵です!東京タワーという象徴的な場所で点灯式をやらせてもらったことは、自分の中で人生の記念になって嬉しいです」と声を漏らした藤原。4 つの面で構成される東京タワーが、「ハリー・ポッター」シリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校の 4 つの寮のカラー(グリフィンドール:赤、ハッフルパフ:黄、レイブンクロー:青、スリザリン:緑)に、面ごとにカラーチェンジを繰り返した。

藤原は、点灯された東京タワーに向かって杖を指すポーズをとり、100 万人の想いをのせて、タワーの眩しさにも負けない笑顔を見せた。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ラッピングバスが都内に出現

100 万人突破を記念し、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ラッピングバスが、明日8月13日から9 月18日まで都内を周遊する。バスの中では出演キャストからのメッセージが視聴できる。
今だけ出現の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ラッピングバスに乗り、「#ハリポタ舞台」で 100万人突破をお祝いしよう︕!
【運行日】 2024/8/13〜17、19〜21、23〜28、30〜31、9/1〜5、10〜12、14〜18 の毎日
【ご出発地】 東京プリンスホテル 正面玄関前
【詳細】https://travel.willer.co.jp/entertainment/harrypotter/

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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』について

2022年7月8日(金)に開幕し、総観客数が 100 万人を突破したロングラン上演中の舞台『ハリー・ポッ ターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者である J.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろしたシリーズ第 8 作目の物語。
小説の最終巻から19 年後、父親になった 37 歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、世界中で多くの演劇賞を獲得し、国内でも第 30 回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第 48 回菊田⼀夫演劇大賞を受賞するなど、高い評価を受けている。
本舞台の最大の魅力は、世界のエンターテイメントを牽引する⼀流スタッフが知恵と技術を結集して創り上げた「ハリー・ポッター」の世界観を劇場で”体感”できること。
原作ファンも、そうでない人も楽しめるストーリー、舞台を飛び交う炎など、魔法の数々、「ハリー・ポッター」の世界に入り込んだような舞台美術と衣裳、独創的で心躍る音楽、体感する全てが、観客を魔法の世界にいざなう。