
写真左から)尾上右近、片岡愛之助
9月2日(火)から9月26日(金)まで京都・南座で上演される『流白浪燦星(ルパン三世)』。片岡愛之助が流白浪燦星(ルパン三世)を、尾上右近が石川五右衛門(石川五ェ門)を勤める。本作では、『楼門五三桐』の「絶景かな、絶景かな……」で知られる場面がオマージュされ、強い印象とともに石川五右衛門が登場、流白浪燦星との対面を果たす。
本公演の上演に先駆けて、片岡愛之助と尾上右近が作品にも登場する京都の南禅寺の三門を背景に撮影を行い、その後の取材会では来る南座公演への意気込みを語った。
愛之助 「今回『流白浪燦星』を南座で再演できることをうれしく思っております。初演の時はお客様がどんな反応をするか予想がつかずドキドキしていましたが、その時に「次回やるときはこうしたいな」と感じていたことを、今回はできる限り取り入れようと、いろいろと直しを入れているところです。今回は石川五右衛門を尾上右近さんが演じてくださいますが、気心の知れた仲間と一丸になって、京都を盛り上げられたらと思っております」

右近 「前回、尾上松也さんがなさっていた石川五右衛門の役を勤めさせていただくということで、前回の五右衛門を踏襲しながらも、自分なりのエッセンスや表現を膨らませられたらと思います。また京都が舞台となっている作品でもあるので、お客様にはご当地的な風味も味わっていただきながら、また一段と盛り上がれるような役割を自分自身が担いたいです。手放しに楽しんで見てもらえればと思います」

また、愛之助は「ルパン三世」を歌舞伎で表現することについて
愛之助 「やっていることは実は古典歌舞伎で、古典のパロディも散りばめられているので、衣裳や小道具を含め、普段から歌舞伎をご覧になられている方にも楽しんでいただけるように作っております。また、初めてご覧になられる方には、ビジュアルをはじめ、アニメで皆様もよくご存じの音楽を和楽器で演奏していますので、見に来ていただくとすぐにルパンだなとわかる楽しさがある。なんの説明もいらないので、とにかく劇場に来てください」
などと語り、京都・南座ならではの本作の見どころに、期待感が高まった。

東京で話題を呼んだ歌舞伎版「ルパン三世」が、いよいよ9月の京都・南座で上演となる!
チケットの一般発売は8月9日(土)10:00から開始。ローソンチケットでは、一般発売に先駆けて8月4日(日)23:59までプレリクエスト抽選先行受付を実施中だ。詳細は、下記公演概要欄内の「チケット情報はこちら」より今すぐチェックを!!