『花緑ごのみ vol.36』 柳家花緑 コメント

Q1.今回で36回目となる『花緑ごのみ』ですが、初めて来られるお客様にどんな会か教えて下さい。

A.この会は、私が初めてやる落語(ネタおろし・初演)や、久し振りで忘れてしまってた落語をもう一度やってみよう!という会です。

 

Q2.「練り直し」の会とありますが、それを始めたきっかけは。

A.演目自体は面白いのに、忘れてしまっていたり、私が面白く演じられなかった。つまり“未練”がある演目をもう一度練り直して、やり直したい。と思ったことがきっかけでした。

Q3.演目に「鶴の池」~バレエ白鳥の湖より~とありますが今回の演目はどのように決められましたか? また、どんなお話しなのでしょうか?みどころなど教えて下さい。

A.始めに「ジゼル」というバレエ作品を「おさよ」という落語にし、それがとても面白く出来上がりました。
そこで、次にこの超有名なバレエ作品「白鳥の湖」も落語にしたのですが、初演はあまり上手く演じられませんでした。
今回は、リベンジマッチです。これから度々演じられる演目にすることが目標です。
どんなお話か?は「白鳥の湖」を和物にしたものですが、バレエが落語にどう変わったのか?が見どころです!

Q4.お客様へのメッセージをお願いします。

A.当日は、創作落語「鶴の池」にくわえ、古典落語もお聞きいただきますので、二つの面白さをご体験いただく機会になると思います。
是非お越し下さい。よろしくお願いします。