こんにちは、ローチケ演劇部員(有)です!
今回は、いつもの演劇宣言とは少し違う番外編ということで、現在ロンドンに来ている演劇部員が、ロンドン・ウエストエンドをリポートします!
ロンドンは現在朝の9時(時差8時間)。気温は9度で、日本の朝に比べると少し寒いです。
さて、昨日は16時にロンドンヒースロー空港に到着し、入国審査の長い行列に並んでから地下鉄でホテルに向かいチェックイン。19:30からのミュージカルを何か見たい!けど間に合うかわからないから当日までチケットが取れない!という状況の中で、当日券を目指して慌てて劇場に向かいました。
向かったのはアデルフィ劇場で上演中「Waitress」。ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルが、キャサリン・マクフィーを主演に迎えロンドンで上演されています。キャサリン・マクフィーは、ブロードウェイの裏側を描いたドラマ「SMASH」や、「スコーピオン」でおなじみの実力派スター。先にWaitressを観ていた知り合いからもおすすめされていたこの作品にこのスターが出演中、面白くないはずがありません!
映画が原作になっている本作。
夫のモラハラに悩む妻ジェナは、大好きなパイを作りながらパイの店で友人たちと働いていますが、ある時妊娠が発覚。産婦人科で若い男性の医師と出会い、望まない妊娠だった彼女は恋に落ちていき・・・というストーリー。
ものすごくポップで、色使いがかわいくて、おいしそうなパイがたくさん出てきて、ちょいちょい笑いが挟まれていて(演じる役者さんのアドリブボケに会場爆笑です)、というとてもライトで観やすい作品。映画とストーリーは同じなので、予習していけば英語がわからなくても楽しめますよ!
かわいさとユーモアにあふれたこの作品は、きっとミュージカルを知らなくても大好きになるはず。私としては、女の子の友達とキャッキャ言いながら観るのがいいなと思いました。
パイ店を舞台としたお話ですが、劇場では実際にパイを売っていました!思わず購入、みんな休憩中に、幸せそうな顔で食べていましたよ。私が買ったパイはバナナとキャラメル。歯が溶けてしまいそうなほど甘いけど、塩味のきいたクッキー記事とバナナの風味とキャラメルの甘さがちょうどよくでおいしくて、気が付いたら全部完食していました!
こういう、舞台と連動したグッズってとても魅力的ですよね。
終演後は、STAGE DOOR(楽屋口)で出演者たちのサイン待ち。気さくにサイン・写真に応じてくれる出演者たちに、完全に心を持っていかれました。
ブロードウェイやウエストエンドでは、こういった形で終演後に出演者に会うことができます。今回は残念ながら主演のキャサリンに会うことはできませんでしたが、自分の感想を伝えたり、触れ合ったりすることができます。
今回はここまで。今日は何をみようか、これからチケッツに行ってきます!
ローチケ演劇部員(有)