おぼんろの原点「BASEMENT MONSTAR」にてロングランを敢行!
大人のGocco遊びがプラネタリウムのように散りばめられた愛に満ちた人形たちの物語
おぼんろ幕間の物語「かげつみのツミ」のメインビジュアルが発表されました!
【出演に対するコメント】
≪福圓美里≫
おぼんろさんの世界が、物語が、大好きなので、まさかの機会をいただけてとても嬉しく思っています!
今回は人形のお話ということで…私は慈しまれた物には全て心があると思っていて、特に大事にされた人形ぬいぐるみは表情も変わりますし、話しかけられていると思うこともあります。
私も1歳から共にいるぬいぐるみの家族たちがいて愛していますが、本当のところ、彼らの本音はどうなのだろうと。生き物の形をしているけど動けぬ語れぬ彼らと、彼らに愛や救いや様々なものを注ぐ人間と。
今回がどのようなお話になるのかまだ詳しくはわかりませんが全力で物語を語ろうと思います!
≪井俣太良≫
おぼんろさんに〝語り部〟として出演させていただく事を、大変光栄に感じますし、逆に畏怖すら感じます。だって彼等は演劇のスペシャリスト集団ですから。主宰の末原拓馬くんとは、意気投合してよく飲み歩いてました。彼の思い描く夢が、次々と実現していく様が気持ち良くて、ずっと応援してる側だったのに、まさか自分が出演する事になるとは(笑)彼が描く繊細で残酷だけど、真ん中は暖かい。あの幻想世界の住人になり〝参加者〟の皆様と一緒に物語を紡いでいきたいです。劇場でお待ちしております!
【おぼんろとは】
2006年、早稲田大学在学中、末原拓馬を中心に結成。現在では末原はホチキスやエムキチビート、浪漫活劇譚[艶漢]などに出演、漫画「イムリ」原作の舞台の脚本・演出などを務めている。おぼんろは大人のための寓話を紡ぎ出すことを特徴とし、その物語性の高さと末原の路上での一人芝居によって培われた独特な舞台演出技法によって注目を集め、現在は4000人近くの動員力を持つ劇団に成長。おぼんろの特徴は劇場空間を全く違う空間にしてしまうことであり、時としてそれは実際に劇場ではない場所で演じられたりする。廃工場や屋形船、オリジナルの特設テントなど様々だ。客席と舞台を分けない独自のスタイルにより、どんな場所でもまるで絵本の中に潜り込んだような極上のエンターテインメントを紡ぎ出す。客席と舞台を分けない独自の上演スタイルをとり、語り部(キャスト)たちは時に観客の真横に腰掛け、時に真上から見下ろし、前後左右、上下を迫力満点に動き回る。語り部の息遣いが聞こえ、温度さえも伝わる迫力に参加者は胸を高鳴らせ、360度を取り囲むようにして立体的につむがれる物語の中で参加者たちは日常を忘れて物語の世界に浸る。
【本作品「かげつみのツミ」の見どころ】
同時多発的に物語が錯綜する体験型エンターテイメント。
劇場のいたるところで起きる物語に参加者たちは巻き込まれていく。
迷路のように入り組んだ地下空間が広がる王子BASEMENT MONSTAR。
本作品はそういった建物の構造を有効に使った参加者たち自身が色々な場所に移動しながら物語を多角的に楽しむスタイルを取る物語構成となっています。
物語によって様々な場を特別な場にしてきたおぼんろならではの特徴が際立つ作品となります。
同時多発的に物語が展開し、参加者たちにいろいろな角度から物語を感じてもらいます。さらに空中を使ったパフォーマンスやリズムアクターを迎え、生演奏や合唱、ダンスなどを組み合わせた豪華な物語エンターテインメントとなっています。