2023年春、あの大人気ゲーム『ファイナルファンタジーⅩ』が新作歌舞伎に!!尾上菊之助・中村獅童・尾上松也・坂東彌十郎 らが出演決定☆

2022.07.19

『新作歌舞伎ファイナルファンタジーX』キービジュアル

誰もが涙した壮大な物語が“大長編 歌舞伎”になって再び動き出す!

2001年7月19日に発売され、ゲーム業界に新たな金字塔を打ち建てた『ファイナルファンタジーX』。この発売日から21年の時を経た今日、7月19日に大きなニュースが飛び込んできた。この大人気ゲーム「ファイナルファンタジー」のシリーズ35周年を記念し、2023年春、IHIステージアラウンド東京(豊洲)にて『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ』として上演が決定したことが明らかに!

名作『ファイナルファンタジーⅩ』と日本の誇る伝統芸能である歌舞伎。この夢のような企画・演出を手掛けるのは、これまでも「NINAGAWA十二夜」「マハーバーラタ戦記」「風の谷のナウシカ」など自身の企画、構想などから新しい歌舞伎の舞台を創り出してきた尾上菊之助。この作品は菊之助が更なる高みに挑戦すべく歌舞伎化を熱望した渾身の新作歌舞伎となる。

超巨大スクリーンによる圧巻の映像!!

そして、この不朽の名作ゲーム『ファイナルファンタジーⅩ』の世界観の再現する場所は、アジア初の没入型エンタテインメント劇場、IHIステージアラウンド東京。このIHIステージアラウンド東京は、周囲を取り囲む360度全てに展開されるステージと、その中心に巨大な円形の観客席を配置し、巨大なお盆に乗った観客席自体が回転しながら、舞台、映像、音楽などと画期的な方法で融合することで、これまでにない感覚や“没入感”を楽しむことができるのも大きな魅力となっている劇場だ。『ファイナルファンタジーⅩ』の圧倒的な映像世界に没入し、世界観はそのままに、IHIステージアラウンド東京ならではの臨場感と迫力で、『ファイナルファンタジーX』の世界・ザナルカンドへの旅を舞台に昇華させる。

豪華歌舞伎俳優が大集結!!

左から、尾上菊之助、中村獅童、尾上松也、 坂東彌十郎

そして、この記念すべき初上演の出演者も明らかに!今作では企画・演出を手掛け、歌舞伎の舞台のみならず、ドラマ『グランメゾン東京』『下町ロケット』などで活躍する尾上菊之助。ほかにも、映画やドラマなど出演は多岐にわたり、近年ではバーチャル×歌舞伎という両者の世界観が見事に融合する「超歌舞伎」など新しい形の歌舞伎にも挑戦し続けている中村獅童、歌舞伎界期待の若手俳優で、ドラマ・ミュージカル・バラエティーなど、様々な場でマルチな活躍をみせる尾上松也、そして、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で小栗旬演じる北条義時の父・北条時政を熱演中の坂東彌十郎と魅力溢れる豪華な顔ぶれが集結する。
脚本は連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)、『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日)など心温まる人情ドラマから重厚な人間ドラマまで多くの大ヒットドラマを手掛けている八津弘幸。共同演出は、『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』やB’zのドームツアーなど成功させ、ダイナミックかつ繊細に魅せる演出が業界内で注目されている金谷かほりという強力タッグが実現。涙なしには見られない、壮大なる感動のストーリーを劇場で!きっと、あなたも心が震えることだろう!

この壮大な企画の発表に際し、企画・演出も務める尾上菊之助と、『ファイナルファンタジーX』 プロデューサー北瀬佳範からのコメントも到着した!!

尾上菊之助(企画・演出・出演) コメント

名作ゲーム『ファイナルファンタジーX』と日本が誇る伝統芸能の歌舞伎が融合し、相互の文化をつなぐ新しい架け橋にしていきたいと思い、『新作歌舞伎ファイナルファンタジー X』を企画いたしました。
IHIステージアラウンド東京での歌舞伎公演は初めての挑戦になりますが、発売当時にゲームをした時の衝撃的で感動した気持ちを大切に、ゲームを大好きな人にも、歌舞伎を見たことがない方にもぜひ見てもらいたいと思っております。高さ8メートルの巨大スクリーンに映し出される映像が舞台を彩り、あたかも「ファイナルファンタジー」の世界にいるかのような没入感をご堪能いただけると思います!このような時代だからこそ、見て頂きたい心に響くストーリーです。ぜひ劇場にお越しください。

<プロフィール>

おのえ きくのすけ ● 1977年生まれ。歌舞伎俳優。84年2月に『絵本牛若丸』の牛若丸で六代目尾上丑之助を名乗り初舞台。96年5月には『弁天娘女男白浪』の弁天小僧菊之助ほかで五代目尾上菊之助を襲名。立役・女方として、時代物、世話物、舞踊と幅広いジャンルで活躍。主なTVドラマ出演作品に、TBS日曜劇場『下町ロケット』・『グランメゾン東京』や、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』などがある。

北瀬佳範(ゲーム『ファイナルファンタジーX』プロデューサー) コメント

最初にこの話を頂いた時は“まさか”という半信半疑の気持ちでいっぱいでしたが、尾上菊之助様から直接、熱のこもった思いを伝えていただき大変感動したのを覚えています。大衆娯楽としては最後発のビデオゲームと日本の伝統芸能である歌舞伎とのコラボがどのような感動を生みだすのか。今からワクワクが止まりません。

<プロフィール>

きたせ よしのり ● 1966年生まれ。株式会社スクウェア・エニックス 第一開発事業本部長、『ファイナルファンタジーX』 プロデューサー。アニメーションの制作会社を経て、スクウェア(当時)に入社。「ファイナルファンタジー」シリーズには『V』から参加。『ファイナルファンタジーVI』では初のディレクターを務め、以降、多数のシリーズ作で、ディレクターやプロデューサーとして制作を統括する。代表作ファイナルファンタジーV, VI, VII, VIII, X, X-2, XIII 他

■スポット映像はコチラ!■

https://youtu.be/6bJb5sZm8yo