人気コミック原作のミュージカルに
注目の若手俳優たちが集結!
滅亡を直前に控えた人間たちが、世界を支配する吸血鬼たちに立ち向かうダーク・ファンタジー「終わりのセラフ」。原作は集英社「ジャンプスクエア」にて連載中。コミックスはシリーズ累計460万部を突破し、テレビアニメも2クール目を迎える話題作だ。
初の実写化は、注目の若手俳優たちが集結した“The Musical”で実現する。
テレビドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』で主演を務めた佐野 岳が、ミュージカルに初挑戦するが、今は自主的に始めたボイストレーニングに通う日々だという。
佐野「ミュージカルへの挑戦は初めてで緊張しています。人間臭く、でも原作の美しい表現も出せたらと思います」
人間と吸血鬼たちのバトル、戦うために主人公が入学した学園での友情関係、そして世界の終わりを巡るミステリーと、原作が人気を集める要素は尽きないが、佐野は「個々のキャラクター性の強さと、関係性が複雑で切ないところに、この作品の魅力が詰まっていると思います」と分析する。
佐野が演じる百夜優一郎(ひゃくや ゆういちろう)は、吸血鬼への復讐を抱く少年。
佐野「優一郎は、いい意味でバカでとても真っすぐ。そして切なくて同情してしまいたくなるところがあります。家族を大切にするところと、人の話を聞かない頑固なところは、自分と似ていると思います(笑)」
百夜ミカエラ役でダブル主演を務める鈴木勝大とは、事務所の先輩・後輩関係。プライベートでは一緒にダーツへ行く仲。
佐野「同い年ということもあり、とても仲良くさせてもらっています。第一印象は“頭がいい人”でした」
鈴木も『特命戦隊ゴーバスターズ』にて主演を務めており、キャスト陣にも特撮ドラマ経験者や殺陣(たて)に定評のある俳優たちが揃っている。
人間より数倍高い身体能力を持つ吸血鬼と、彼らを倒すための力を備えた軍人たちのバトルシーンは、舞台での表現方法が期待される見どころのひとつだ。
スポーツバラエティー番組で活躍を見せる佐野自身も「アクションが多い舞台になるはずなので、自分の運動能力が生かせると思います」と自信をのぞかせる。
佐野「舞台はその日その時の変化の違いが顕著にあり、そこがとても好きです。長い稽古期間を通して、キャストとの絆、チームワークが生まれるのが良いと思います。一生懸命がんばりますので、ぜひ生で観てお楽しみください!」
インタビュー・文/片桐ユウ
構成/月刊ローソンチケット編集部 11月15日号より転載
【プロフィール】
佐野 岳
■サノ ガク ’92年、愛知県出身。第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。テレビドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』の主演にて人気を博す。映画・ドラマへの出演の他、スポーツバラエティ番組でも活躍している。
Ⓒ鏡貴也・山本ヤマト・降矢大輔/集英社 Ⓒ「終わりのセラフ」The Musical製作委員会2016
【公演情報】
「終わりのセラフ」The Musical
日程:2016/2/4[木]~11[木・祝]
会場:東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo
★詳しいチケット情報は下記「チケット情報はこちら」ボタンにて!