ミュージカル『SIX』日本キャスト版に出演する鈴木愛理が、10月7日(月)にカンテレ本社(大阪市・北区)で取材会を開き、本作にかける思いを語った。
本作は、英国史上最も有名な暴君として知られている英国王ヘンリー8世の6人の元妻たちが、各々の劇的な人生をポップ&ロック調のキャッチーな楽曲で歌い上げる、80分間のノンストップライブパフォーマンス仕立てのミュージカル。2017年にケンブリッジ大学の学生により制作され、世界最大の芸術祭エジンバラ・フリンジ・フェスティバルで発表されるとたちまち話題に。トニー賞オリジナル楽曲賞・ミュージカル衣裳デザイン賞受賞を含む、世界中で35の賞を受賞。世界中を虜にし、客席を熱狂の渦に巻き込んでいる話題の大ヒットミュージカル『SIX』日本キャスト版で鈴木愛理は5人目の王妃、キャサリン・ハワード役を演じる。
ミュージカルの出演は小学4年時以来で「ほとんど始めて」、「不安が大きい」と話すが、『SIX』に出演したいという気持ちからオーディションを受け、勝ち取った役だけに、「ワクワクが止まらない、『SIX』で感じることのできる作品のパワーを観客の皆さんに届けたい」と語った。
本作を演じるにあたって、作品の始まりであるロンドンで実際に公演を観劇し、「『SIX』自体の作品の空気感を感じた。日本でいうアイドルのライブに近いという感想を得たがまぎれもなくミュージカルで、かしこまらずみんなで手をたたきながら盛り上がることのできる作品だと思う」と語る。
事前に本作に対しての予習があったほうが楽しめるか、という質問に対し「勉強してくださった方はより濃く見えると思うが、何も知らないで来られるという方もまた違った角度で楽しむことができ最終的にパワーをもらった!と感じてもらえるように演じたいので、元気をもらいに見に行こう!くらいの気持ちで見に来てほしい」とアピールした。
最後に関西のお客さんへのメッセージを求められると、「東京公演は1月31日(金)から始まりますが、大阪に来る3月には1か月近く公演をし続けてグループがより温まっている状態だと思います。今まで体験したことがないようなあっという間に時間が過ぎてしまうミュージカルだと思うので、私たちのパワーを受け取りにぜひ劇場に来てください!」と力強くアピールした。
ミュージカル『SIX』日本キャスト版は、2025年1月31日(金)から始まる東京公演に続き、名古屋・御園座公演、そして大阪公演が2025年3月7日(金)~3月16日(日)まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。鈴木愛理が何度も繰り返し話す、「パワー」を受け取りにぜひ劇場に行こう!