4/22(水)よりZeppブルーシアター六本木で開演!
世界一のタイトルを獲ったダンサー達が集結したスーパーダンスショー 舞台『WASABEATS』が更なる高みを目指して今春新作公演決定! 植木豪(PaniCrew)×千葉涼平(w-inds.)、そして今作では新たに平間壮一が参戦。最高峰のスーパーダンスパフォーマンスを体感しよう! ヘッドスピンの世界記録保持者・大野愛地を交え今作の見どころを3人に語ってもらった。
-前回の舞台『WASABEATS』はずっと植木さんが温めてきた企画が見事に形になった“スーパーダンスショー”ですが、そこに至るまではかなり苦労されたのではないでしょうか?
植木『苦労なんてないです。大好きなメンバーたちの最高のパフォーマンスをたくさんの方に見てもらえたのは本当に嬉しかったですし、この作品にチャレンジした甲斐があったと思っています。狙ったところで拍手が起こったり、客席から思った通りのリアクションがあったりするとみんなで「やった!」と喜んだり本当に楽しかったですからね。といいつつ、自分としてダメだったなと思うのは(千葉)涼平君に頼りっきりで大変な思いをさせちゃったことかな。涼平君にはシーンを繋ぐためにずっとステージに出てもらうことになって、スーパーハードにさせてしまいました(笑)。それに僕ね、初日に膝を怪我しちゃったんですよ。ステージで何か嫌な音がしたのはわかってたんですが、そのまま最後までやり続けたら膝が見たこともないくらい腫れてましたね。病院に直行しました(笑)。』
大野『楽屋に入った途端に「やってもうた!」って言ってましたもんね。次の日から大丈夫なのか相当心配しましたけど、「痛い痛いっ」って言いながらステージに出ていく姿はカッコ良かったです(笑)。』
植木『あれだけ準備してきて本番でいきなり座長がケガするなんてありえないし、「足がちぎれてもイイから絶対やり切るんだ!」って毎日思ってました。だって、みんなに「ケガすんなよ!」って散々偉そうに言ってきて自分が一番最初にやっちゃったんですから(笑)。それは大きな反省点です。』
―千葉さんもこういう作品に出演するのは初めてという状況でしたが、いかがでしたか?
植木『涼平君は完璧なんです。もう全部できてました。』
千葉『確かに大きな失敗はしなくて済んだかな。自分としては壁を走ったあのパフォーマンスは本番で一度も失敗しなかったからそれは“できた”って言えるかも。直前のリハーサルまで一度も成功しなかったんですよ。それが本当に不安でかなりプレッシャーはありましたね。』
植木『壁というより、布を垂直に走るんですからね。』
千葉『空調の風でそれが揺れるんです。スタッフの方達が両サイドをかなり引っ張ってくれたんですけども、相当不安定でした。それが全部本番でうまくできたのは奇跡です。かなり集中してたんでしょうね。』
植木『失敗しないですからスゴいんですよ、彼は。』
千葉『でも僕は本当に緊張するタイプなので、最初にステージに出るときの緊張の仕方は半端なかったですね。自然な気持ちで臨もうとするんですが、何回やっていてもステージに出るときはどうしても緊張してしまうんです。』
植木『緊張感を持ち続けるってプロとして大切なことだと思うんです。僕の場合は冒頭から登場して涼平君が出てきてくれるまでの間、毎回緊張じゃなくて“ガクブル”でしたよ(笑)。涼平君が出てきてくれると安心できるから、途中から涼平君のことを“メシア”と呼んでました。』
―大野さんのヘッドスピンも見事でしたね。
大野『これまでいろんなパフォーマンスをしてきましたが、ヘッドスピンを含めてあんなに“技”を詰めてパフォーマンスをするのは初めてだったので自分にとってもかなりの挑戦でした。ダンスで表現するのとは違って、演技となると初めての経験でしたからやっぱり難しかったですね。ナチュラルにしようと思っても変に意識してしまってぜんぜん思ったようになってないし、つくづく演技をするのは難しいんだなと思いました。電車に乗っていても頭の中で常にイメージトレーニングをしてたから、前の席の人には「え?」っていう顔をしょっちゅうされました(笑)。声には出していなくても表情が勝手に動いたんでしょうね。周りからみたらかなり表情豊かな人だったと思います。』
―“大野さんのヘッドスピンがとにかくスゴい”と前回のインタビューからずっと聞いていましたが、そのスゴいがどれだけスゴいのか、それは実際見ないと伝わらないかもしれませんね。人間はあんな風に逆さまでいられるんだ・・・ってビックリしましたから。
植木『稽古中や本番でも「あ!ミスった!」って言うんですけども、これだけずっと見ている僕もまったく気づかないんですよ。何をミスしているのかわかる人がどれだけいるのか?っていうレベルです。』
―観客の方はもちろん、周囲からの反応や手ごたえはいかがでしたか?
植木『たくさんのダンサーの仲間から「自分も出たい」と言ってもらえたのは嬉しかったですね。それも海外で活躍しているダンサーたちがFacebookを通じてコンタクトしてくれたり。観に来てくれた皆さんにこの作品が届けられたのも嬉しいですが、そういう広がりを感じることができたのも本当に嬉しかったです。』
千葉『自分たちが望んだところで笑ってもらえたり、歓声を頂いたり。そういう“伝わっている”という感覚を味わえたのは嬉しかったです。笑ってもらうのは本当に難しいから何度も何度もいろんなパターンで練習したので、実際にウケたときはガッツポーズでした(笑)。ダンスはもちろん、いろんな要素で構成されている作品なので要所要所で会場との一体感が感じられて楽しかったです。』
―そして次回、4 月22日(水)より六本木ブルーシアターでの再演が決定しました。今度は涼平さんとともに平間壮一さんを迎えてさらにパワーアップしたステージになりますね。
植木『そうなんです。僕は壮一君が大好きなので、彼が参加してくれることが決まって本当に嬉しいです。これだけスゴいメンバーが集まるこの空間は他では見れません。よくみんなもう一度集ってくれたと思います。逆に他でこのメンバーが出ている作品があったら僕が“出してくれ!”って言いますね(笑)。それくらいのヤツらが集まった舞台なので、ぜひたくさんの方にこの素晴らしいパフォーマンスを見に来て欲しいです。』
―次回の作品はどんなコンセプトになりそうですか?見どころも教えてください。
植木『自分の中では全体的なイメージができているんですが、僕はこの作品を通して皆さんに少しでもダンスの可能性を感じてもらえたらと思っています。前作が終わってから今日まで、僕はもちろん僕らはずっと「もっと何ができたか」、「もっとできたはず」をずっと考えてきました。そういう要素をたくさん盛り込んで次の作品にその思いを注ぎ込みたいと思っています。ここに集まったメンバーは世界をフィールドに戦っているヤツらだからこそ、みんな本当に思考も柔軟でチャレンジ精神に溢れてるんですよ。ダンスは世界一なのにみんな笑いを取るのに必死で頭を悩ませたり、演技をすることにも恥ずかしいとか言わず果敢にチャレンジするんです。自分の得意なフィールドを磨いて磨いてカッコいいというスタイルもあるけれど、僕は今回自分が一番信頼できるメンバーと一緒にこの作品を作ることになって、僕が知っている以上に彼らがカッコいいヤツらだったことに気付かされました。そういう部分が伝わってくれたら嬉しいです。』
大野『前回は“世界にひとつしかないヘッドスピンを見せよう”と思ってチャレンジしましたが、また次も“世界にひとつしかないヘッドスピン”を見せられるよう頑張ります!ダンスの世界で認められているメンバーが集います。その強みを今回も存分に出していきたいと思います。楽しみにしていてください!』
千葉『この舞台『WASABEATS』に集まるメンバーはみんな本当にストイックで努力家で、その姿を見ているだけで泣けるくらい感動したんです。僕は一緒にステージに立つので客席のみなさん以上に近くでその熱量を感じています。演劇ではないし、ダンスだけではないし、なかなか体験したことのない空間だと思いますが全員の渾身のパフォーマンスをお見せしたいと思います。ぜひ会場にお越しください。お待ちしています!』
【ヘアメイク】藍野律子
【スタイリスト】千葉涼平 (SUGI) / 植木 豪、大野愛地 (衣裳協力:CLUB NO1Z)
【公演情報】
「WASABEATS」
構成・演出:植木 豪(PaniCrew)
出演:千葉涼平(w-inds.)、平間壮一/内海貴司、大野愛地、皆川まゆむ、 吉浜愛梨、Na☆、NAO、HILOMU、TAKAHIRO、AKI /植木 豪(PaniCrew)
■東京公演 2015年4月22日(水)~26日(日)
会場:Zeppブルーシアター六本木
■大阪公演 2015年5月3日(日)
会場:シアターBRAVA!
≪料金≫ 前売券:¥7,000/当日券:¥7,500
≪一般発売日≫ 3月21日(土)10:00~
≪お問合せ≫ アミューズチアリングハウス 03-5457-3476(平日15:00~18:30)
※未就学児童はご入場いただけません。
※車いすでご来場のお客様は、チケットご購入後、SET インフォメーションまでお知らせ下さい。
【Official HP】https://www.facebook.com/wasabeats.official
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