“官能的な小説”を書くヒロイン 咲妃みゆ × 生真面目な新米弁護士役 小関裕太が贈る、新時代のロマンティックコメディが誕生!
この度、2026年5月より東京・大阪・愛知にて、ミュージカル『レッドブック〜私は私を語るひと〜』の上演が決定しました。
韓国発のミュージカル『レッドブック』がついに日本初演!
『レッドブック』は、韓国で異例のヒットを記録した創作ミュージカル『女神様が見ている』を生んだ黄金コンビ、ハン・ジョンソク(脚本)×イ・ソニョン(作曲)が、4年の歳月をかけて制作したオリジナルミュージカルです。19世紀のロンドンを舞台に、小説を書くことで自分自身を表現するアンナが、社会の偏見などと闘いながら「私」として生きる道を見つけ出す物語。
2018年の韓国初演では、同時期にアメリカで広がった #MeToo運動とも重なる、女性への偏見やセクシャルハラスメントへの問題提起が大きな共感を呼び大ヒットを記録。イェグリーンミュージカルアワード脚本賞や韓国ミュージカルアワード作品賞など数多くの賞を受賞。初演以来すでに韓国での上演は4シーズン目を迎え、「新時代のためのミュージカル」として高く評価された本作が、ついに日本に初上陸します。
この日本版初演の演出を手掛けるのは、演劇業界におけるジェンダーギャップの是正をライフワークとしており、作品内外での発信を積極的に行っている小林 香。『王様と私』『モダン・ミリー』ほか海外ミュージカルの演出を手掛け、高い評価を受けています。人間の感情を丁寧に描き出す演出と音楽を生かした舞台づくりに定評のある小林が、時代を超え「自分らしく生きる」ことの大切さを問いかけ、今を生きる私たちに勇気を与えるミュージカル『レッドブック』をどのように描き出すのか、期待が高まります。
待望の舞台初共演!咲妃みゆ×小関裕太が贈る、ラブコメディ。
主人公アンナを演じるのは咲妃みゆ。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍し、退団後は演技力にさらに磨きをかけ、2024年には第31回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞するなど、数多くの作品でその実力を発揮。今作では、“官能的な小説を書くことで社会と闘う”、可憐さと大胆さが共存するギャップのある役に挑みます。
相手役ブラウンを務めるのは、映画・ドラマ・TVCMと多方面で活躍する小関裕太。近年の舞台出演は『サヨナラソング-帰ってきた鶴-』『ジャンヌ・ダルク』『キングダム』、ミュージカルでは『四月は君の嘘』『ロミオ&ジュリエット』以来の約2年ぶりの出演で、真面目一筋で「紳士」として生きることしか知らない新米弁護士を演じます。
2025年に放送されたテレビドラマ『波うららかに、めおと日和』での共演も記憶に新しい二人が、満を持して“舞台での初共演”を果たします。軽やかなラブコメディを軸に展開する本作で、アンナとブラウン、そして咲妃みゆと小関裕太がどのような化学反応を生み出すのか、注目が集まります。
現代に生きる女性たちの声を代弁し、今まさに必要とされている“新しい女性像”を力強く描き、「自分らしさ」「多様性の尊重」という現代的なテーマを、ミュージカルならではの音楽と高揚感と共にお届けします。ぜひ劇場でご体感ください。
[あらすじ]
紳士の国イギリス・ロンドン。その中でも最も保守的だったヴィクトリア朝。
そんな時代を生きる、主人公アンナは少し変わっていた。淑女として振る舞うよりも「私」として生きたい—その想いを官能的な小説を書くことで表現する。そこに現れたのは、真面目一筋で“紳士”として生きることしか知らなかった新米弁護士・ブラウン。正反対のふたりが惹かれ合いながら、物語を大きく動かしていく――。
アンナの綴る小説は、型破りで刺激的。瞬く間に多くの読者を魅了し、熱狂させる。しかしその一方で、「女性のあるべき姿に反している」「社会に悪影響だ」と非難され、ついには裁判にかけられることに……。
スタッフプロフィール
【演出・上演台本・訳詞】小林 香(こばやし・かおり)
演出家、脚本家、作詞家。京都芸術大学舞台芸術学科 客員教授。海外ミュージカルの演出を多数手がけ、オリジナルミュージカルもコンスタントに生み出している。近年の演出は、EXPO2025「いのち、ありがとう」(構成・演出)、『王様と私』(演出)、『モダン・ミリー』(演出・翻訳)、『カラフル』(脚本・作詞・演出)、『Miracle Gift Parade』(脚本・演出)、『MEAN GIRLS』(演出・上演台本・訳詞)、『The Parlor』(作・演出)、『井上芳雄by MYSELF × Greenville Concert 2024』(構成・演出)、『Rio Asumi – Voice in Blue』(構成・演出)、『Ray Yuzuka – TABLEAU』(構成・演出)、『坂東玉三郎 世界のうた』(構成・演出)など。“各分野での先駆的活躍で特に功績の著しい女性”に与えられる「京都府あけぼの賞」を受賞(22年)。日本演劇興行協会より助成金を受賞(25年)。
<コメント>
女性が文学に名を記すことを許さない社会。女性の声が紙よりも薄いものとして扱われていた時代——それがヴィクトリア朝のロンドンです。『レッドブック』は、その沈黙の底で芽生えた“書く”という行為によって、名も無き女性が、“語られもしない存在”から“自ら物語を書く人間”へと変えていく物語です。この物語は、いまなお私たちに必要とされていますが、同時に、誰もが「自分の言葉で世界を描き直す力」を持っていることを思い出させてもくれます。お客様お一人お一人の胸の奥にある“レッドブック”。その新しいページが、劇場でそっと開きはじめますように。
【音楽監督】 桑原まこ(くわばら・まこ)
東京音楽大学作曲科卒業。16歳で東映 画ニメ『女生徒』の音楽を担当。
作編曲家・音楽監督としての主な作品は、映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』『花とアリス殺人事件』、アニメ『ステラのまほう』、ミュージカル・舞台『梨泰院クラス』『アーモンド』『この世界の片隅に』『ようこそ、ミナト先生』『IMY公演 あくと』など。指揮・演奏家としては『ムーラン・ルージュ!』『ジェーン・エア』など。『いつか〜one fine day』の作曲・演奏において、第27回読売演劇大賞上半期スタッフ賞に選出。Musical Theater Writing Programにも参加し、精力的にオリジナルミュージカルを創作し続けている。
<コメント>
音楽監督を務めさせていただきます、桑原まこと申します。このチームの一員となれますことを嬉しく思います。
『レッドブック』はアンナという女性主人公の物語です。同じ女性として、アンナが立ち向かう姿を見ていると、つい熱くなってしまいます。私が音楽を続けてきた中で、女性だからこその悔しさを感じる日もありました。でもそれ以上に、たくさんの優しさに助けられてきました。その記憶を抱き締めながら、自分らしく作品に向き合います。すでに自宅で口ずさんでしまうほど、可愛らしく大胆で、魅力的な曲ばかり。この音楽たちと毎日を過ごせることも、今からとても楽しみです。
キャストコメント
咲妃みゆ(さきひ・みゆ)
『レッドブック』との出逢いは私にとって非常に大きな出来事でした。何故なら私もこの作品に心を救われた一人だからです。幼い頃から変わり者だと言われることが少なくなかった私は”自分は周りの人と違うのかな?違うことは悪いことなのかな?”と悩んできました。アンナが葛藤し奮闘する姿は、烏滸がましくも自分自身と重なるように思えたのです。降り注ぐ他者からの視線や言葉を受け止めながらアンナがどんな道を選ぶのか…ぜひ劇場で見届けていただきたいです。最後に、この作品を生み出されたハン・ジョンソクさんとイ・ソニョンさんへ心からの敬意を表します。
小関裕太(こせき・ゆうた)
2026年、『レッドブック』の日本初演にてブラウンを演じさせていただくことになりました。
20歳の時にご一緒させていただいていた演出の小林香さんと。そして以前ドラマでの共演もある咲妃みゆさんをはじめとして、強力な方々と一緒に公演を迎えられることがとても嬉しく、楽しみにしています。
この作品が持つテーマの一つである「私らしさ」がうごめく、昨今の時代変化の中で、今必要な強いメッセージだなと個人的に感じました。ストーリーも楽曲も美しいです。ぜひ楽しみにしてください。スーツを纏って劇場でお待ちしています。
