ミュージカル『オリバー!』大阪公演開幕!市村正親・武田真治によるコメント到着!

チャールズ・ディケンズの長編小説「オリバー・ツイスト」を原作に、『メリー・ポピンズ』や『レ・ミゼラブル』を生み出した名プロデューサー、キャメロン・マッキントッシュが贈る超大作ミュージカル『オリバー!』を上演。9~11月の東京公演を経て、大阪公演が梅田芸術劇場メインホールで開幕した。

今回、31年ぶりに新演出版として日本人キャストで上演され、さらに関西では初めての上演となる。
トニー賞最優秀楽曲賞含む3部門受賞、そしてオリヴィエ賞に輝いた本作品は、その映画版がアカデミー賞最優秀作品賞を獲得した数少ないミュージカルのひとつであり、俳優たちや観客の皆様から広く支持を集めてきた傑作ミュージカル。
少年スリ団の親玉で老齢のこそ泥・フェイギン役は市村正親と武田真治がWキャストで演じる。風貌こそ恐ろしいけれど、子どもたちが大きな信頼を寄せているのは彼の憎めない人柄があってこそ。そして観客を巻き込んで繰り広げるユーモアたっぷりな語り口も一興。さらに本作の見どころは66人のスーパーキッズたち。魂を揺さぶる力強い歌声と、圧巻のダンスは必見。大阪公演では12人の子どもたちが新たに出演する。
逆境に負けず、懸命に生きる“オリバー少年の愛と感動の冒険物語”に期待は十分だ。

 

市村正親コメント

東京公演を終え、かなりの手応えを感じています。マッキントッシュ製作作品はもう何本もやっていますが、すべての原点は『オリバー!』にあったと再認識しています。『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』の要素を感じるシーン、フェイギンと(『ミス・サイゴン』の)エンジニアは相似形のように思えてきます。
両方の作品を知っているだけに、原点がこの『オリバー!』の中にあり、大阪のお客様には、是非その共通点を楽しんで頂けましたら幸いです。

 

武田真治コメント

『レ・ミゼラブル』『キャッツ』『メリー・ポピンズ』で知られる、すなわちこの星で一番有名なミュージカル・プロデューサーであるサー・キャメロン・マッキントッシュ氏のプロデュース作品で、僕はオーディションを受け、フェイギン役を勝ち獲りました!全力で演じさせていただいております。
信じられないほど繊細、かつダイナミックな子役の子たちの演技、迫力の群像劇を是非劇場で体感して下さい!

 

ストーリー

物語の舞台はヴィクトリア朝イングランド。
救貧院で食に満たされることのない暮らしを続けていた孤児のオリバーは、下働きに出された葬儀屋でひどい仕打ちを受ける。
逃げ出したオリバーがたどりついたのはロンドンの街。
彼はそこでフェイギンという老人が元締めを務めるコソ泥とスリの集団に取り込まれる。
スリの濡れ衣を着せられ、捕らえられたオリバーは、その被害者である親切な紳士ブラウンロウ氏に引き取られた。
アジトを知られることを恐れたフェイギンは、冷酷なビル・サイクスと心優しいナンシーを使ってオリバーを力ずくで連れ戻そうとたくらむ。
オリバーは本当の家族の愛を見つけることができるのだろうか。