2022年7月29日(金)に東京・帝国劇場で初日を迎えるミュージカル『ミス・サイゴン』。日本で予定されていた2020年公演は、白熱した稽古を重ねながらも、コロナ禍の影響を受け残念ながら幻となったのだが、1992年の日本初演から30周年となる本年に、満を持してキャスト・スタッフが再集結!7月~8月の帝国劇場での公演を皮切りに、11月まで全国9都市(大阪・愛知・長野・北海道・富山・福岡・静岡・埼玉)での計115公演を予定している。
ミュージカル『ミス・サイゴン』 は、『レ・ミゼラブル』のクリエイティブチームが手掛ける第2弾として製作され、日本では1992年から1年半帝国劇場でのロングラン以来、通算上演回数1463回を重ねる大ヒットミュージカルとなった。本作は、ベトナム戦争末期のサイゴンを舞台に、エンジニアの経営するキャバレーで知り合ったベトナム人の少女キムと米兵クリスの二人の愛、別離、運命的な再会。そして、キムの子タムへの究極の愛・・・・・『ミス・サイゴン』は国と国に引き裂かれた人々の葛藤と悲劇、そのすべてを歌で表現。
今年2月に行われた製作発表会では、感染対策として会見での歌唱は行われず、事前収録した歌唱動画を披露された。そして本日、公演に先立ち、今回の公演でエンジニア役を務める市村正親、駒田 一、伊礼彼方、東山義久による「アメリカン・ドリーム」、キム役を務める高畑充希、昆 夏美、屋比久知奈による「命をあげよう」の貴重な歌唱動画がノーカットで到着!ローチケ演劇宣言内でも初公開!!
■歌唱動画
歌唱動画全2曲はいずれもミュージカル『ミス・サイゴン』の代表曲。1曲目は、憧れのアメリカに渡る時がついに来た、とエンジニアがアメリカへの夢を語る「アメリカン・ドリーム」を、エンジニア役の市村正親、駒田 一、伊礼彼方、東山義久が4人で熱唱。
♪「アメリカン・ドリーム」
2曲目は幼い息子・タムを守ろうと、母親・キムが深く強い愛情を歌う「命をあげよう」を、キム役の高畑充希、昆夏美、屋比久知奈が3人で歌い上げる。
♪「命をあげよう」
■ キャスト コメント
公演に先立って、歌唱披露をしたキャスト7人からのコメントも到着!!
●市村正親
世界に類を見ないこの年齢で「ミス・サイゴン」に取り組めることは、僕にとって名誉なことであり、輝かしいことです。精一杯、悔いのないようにエンジニアを演じたいと思っています。舞台の上で倒れる覚悟で挑みます!
●駒田 一
最悪な戦争、悲しみ憎しみ、深い愛。
最高の音楽で奏でられるこの作品を是非。
●伊礼彼方
前回は中止になってしまって、多くの方が悲しい思いをされました。
2020年の分も背負ってエンジニアとして平和な世界を夢見せたいと思います。
●東山義久
世界が混迷を極める中、1つの光となる作品をお届けできるよう誠心誠意務めます。
●高畑充希
この時代にこの演目に参加すること。
強く世界平和を祈りながら舞台に立てたら、と思います。
●昆 夏美
ミス・サイゴンは日本初演から 30 年を迎えます。この歴史に恥じぬよう作品をお届けします。
●屋比久知奈
確かにこの世界に生きていた、命の話です。 今こそ、今だからこそ。