梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ緞帳新調。コンセプトは「Floraison」

全898の客席を有する梅田芸術劇場シアター・ドラマシティは、中規模ホールならではのステージと観客が一体化した、ここでしか味わえない臨場感に定評がある。

この度、劇場のシンボルともいえる緞帳を1992年の竣工以来初めて新調する。新緞帳は、フランス語で“開花”を意味する「Floraison」というコンセプトの下、舞台全体に花が開く様子をイメージしたデザインをベースに、植物や生物の膜組織を想起させるテクスチャーを施し、マルーンカラーの濃淡によって、情熱的で生き生きとした舞台を表現している。

この緞帳は2月9日(土)から上演する宝塚歌劇 宙組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演 ミュージカル『群盗-Die Räuber-』-フリードリッヒ・フォン・シラー作「群盗」より- にてお披露目となる。同公演に出演の宝塚歌劇団(宙組)花音 舞、芹香斗亜が取材会に登壇し、新緞帳への印象を語った。

■(宙組)花音 舞
来たる2月9日より、ここ梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで、ミュージカル『群盗』を上演いたします。この公演は、高砂熱学工業様より寄贈頂きました、新しい緞帳のお披露目の公演となります。劇場の新たなスタートの時に公演が出来ますことを大変光栄に思います。
華やかなデザインで、阪急電車のマルーンカラーも使用されており、親しみを感じでおります。この緞帳のように、情熱的で個性あふれる様々な花を咲かせられるよう、精一杯精進してまいります。『群盗』という作品は、色々なところで上演されている作品ですが、今回はミュージカル作品として宝塚歌劇で上演いたします。クラシックな音楽や、ダイナミックな殺陣も盛りだくさんです。作品とともに新しい緞帳にもぜひご注目ください。

 

■(宙組)芹香斗亜
新緞帳のお披露目のタイミングで、主演という立場で『群盗』公演に出演出来ることを大変うれしく思います。この緞帳のデザインテーマはフランス語で“Floraison”、開花です。私たちも舞台上に様々な個性を花咲かすことが出来るように頑張りたいと思います。
豪華で華やかな緞帳という印象です。群盗の原作は、古典的な表現も多く難しい印象を受けますが、この作品ではお衣裳やビジュアルなども含めて、現代的になっておりますのでエンターテイメントとしてお楽しみいただけると思います。また、宙組に組替えとなってから初めての主演公演となりますので、宙組のメンバーとつくる絆やここで生まれるエネルギーを感じていただけますと嬉しいです。

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 今後の上演予定(梅田芸術劇場主催公演)

2/9(土)~2/17(日)
宝塚歌劇 宙組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演
ミュージカル『群盗-Die Räuber-』-フリードリッヒ・フォン・シラー作「群盗」より-

3/7(木)~3/11(月)
彩の国シェイクスピア・シリーズ第34 弾『ヘンリー五世』

3/14(木)~3/18(月)
ミュージカル『キューティ・ブロンド』

3/20(水)~3/24(日)
森新太郎 チェーホフシリーズ 第1弾『プラトーノフ』

4/19(金)~4/21(日)
M&Oplays プロデュース『クラッシャー女中』

4/23(火)~4/24(水)
『まほろば』

4/27(土)~4/29(月)
音楽劇『ライムライト』

5/5(日)~5/13(月)
宝塚歌劇 星組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演 楽劇(ミュージカル)『鎌足−夢のまほろば、大和し美(うるわ)し−』

5/17(金)~5/19(日)
『奇跡の人』

7/5(金)~7/7(日)
『CLUB SEVEN ZEROⅡ』

8/30(金)~9/1(日)
『ブラッケン・ムーア~荒地の亡霊~』

ほか