ACTORS☆LEAGUE in Games 2022 高野洸 インタビュー

(C)ALG 2022

目指すは“全員が全員、楽しめるステージ”

昨年、好評を博した野球×エンターテインメント『ACTORS☆LEAGUE 2021』が、さらなる進化を遂げて開催される。今年は前年度のイベントをプロデュースした俳優・黒羽麻璃央とともに高野洸、岡宮来夢が立ち上がり、「ゲーム」「バスケットボール」と新たな企画をプロデュース。5月2日[月]、幕張イベントホールで開催される『ACTORS☆LEAGUE in Games 2022』のプロデューサーを務める高野に意気込みを聞いた。

高野「俳優たちでゲーム大会するとなると、どんなことをすれば盛り上がるのか……。最初はなかなかイメージが湧かなかったのですが、“みんなでできるゲームがいいな”“ゲームに慣れていない方が見てもすぐ分かるルールにしたい”など、理想を一つずつクリアにしていくことで全体像が描けてきました」

とあるカードゲームでは大会を開催できる資格を持っているほどのゲーム好き。そんな高野だからこそ、様々なゲームの魅力を分析して活かせることがありそうだ。さらに前年度のイベント参加で感じたことも反映されているという。

高野「チームメンバーの活躍を応援するみんなの姿に、“チームであること”の素敵さをあらためて感じました。個人戦でトーナメントするより、チームバトルのほうが盛り上がるだろうと思ったのは、『ACTORS☆LEAGUE 2021』に参加していなかったら気付けなかったことだと思います」

高野が重要視したチーム戦。出場する4チームには“学校”と“チーム名”が設定されている。

高野「スタッフの皆さんといろいろ話し合っている中で、“学校”というアイディアが出ました。各チームのカラーがハッキリしますし、カラフルで楽しいかなと。それぞれ特徴を持った4つのチームが熱いバトルを繰り広げます。〈桃園学園高等学校/ロイヤルプレデター〉は“お金持ち”なのでプレイが丁寧で優雅。さらにお金を使うことも躊躇わないという設定です(笑)。〈宇田川高校/ダウンタウンNuts〉のメンバーは“ヤンキー”という設定を背負って大いに暴れてくれそう。〈聖グラバー学院/Psycho-Crusher〉は“電脳系”として、想定外のパフォーマンスでゲームを翻弄してくれるに違いないです!僕がリーダーの〈西風高校/King Squad〉は“王道”。松田昇大くんがチーム名の発案者です。格好良かったので即採用させてもらいました!各チームのメンバーは共演経験や設定に寄り添ったイメージで編成しています。中には初めましての方もいらっしゃるのですが、居心地が良いなと思ってもらいたい。参加して楽しいと思っていただけたら嬉しいです」

[Luxury☆Caster]として阿部顕嵐と水江建太も参戦。[実況]は田口尚平、[支配人(オペレーター)]にはDJ KOO。“高野洸プロデュース”ならではの豪華な顔触れが揃った。

高野「田口さんはどんな実況でもできるすごい方。番組でも共演しているので心強いです。DJ KOOさん、実はゲーム好きなんですよ。出演OKのお返事をいただいた時はめちゃくちゃ嬉しかったです!とても優しい方なので、みんな温かい気持ちになれると思います」


演出は植木豪。[BORDERLESS RULERS]による画期的なパフォーマンスも予定されている。

高野「僕ひとりの力では何もできない。心強い方々の協力でカタチになってきています。目指すものは “全員が全員、楽しめるステージ”。キャスト、スタッフ、そしてお客様に盛り上がってほしいという想いがすごくあります。“推し”チームを応援していただき、勝ったら喜び、負けたら悔しがってほしい。前回で僕は野球の素晴らしさを体感したので、今回はあまりゲームをやらない方にもその面白さや熱さを感じていただけたら。まだまだ用意すべきことはたくさんあるのですが、妥協せずに作り上げていくので楽しみにしていてください!」

インタビュー・文/片桐ユウ

※構成/月刊ローチケ編集部 4月15日号より転載

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【プロフィール】

タカノ アキラ
■ʼ97年生まれ。妖怪ウォッチのエンディングテーマ『ようかい体操第一』で話題を呼んだダンス&ボーカルユニットDream5として活動した後、ミュージカル『刀剣乱舞』、舞台『ヒプノシスマイク』など人気舞台に出演。アーティストとしてもソロライヴツアーを成功させるなど、俳優やアーティストとして多岐にわたり活躍中。